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売上アップこそ、最大のコストダウン

ガツン!とくるセリフ…。

この春の販売促進の打ち合わせで、
「ダイレクトメールは、1枚当たりのコストが高いので、
数か月分使えるように工夫した仕掛けで・・・」と、
定番の提案した私に、あるクライアント先の社長が言ってくれた言葉。

「中西さん、ここまで真剣に、春のセール企画を練りに練っているなら、
今年は、この1ヶ月だけのために、そのDMを作りましょうよ!」

「僕は、売上アップこそが最大のコストダウンだと思っていますから」

確かに。。
いつの間にか、コンサルタントである私自身が
「ダイレクトメールとは、こうゆうものだ」という固定概念にとらわれていました。

リニューアルの看板経費にしろ、
チラシ、DM経費にしろ、研修の費用にしろ、人件費にしろ、
コストを少しでも抑えようとするのは、当然の如く、良いことです。

しかし、
それ以上に売上を上げることができるならば、、、
=売上に対するその費用の「比率」が下がるほどに、
実績を上げることができるならば、、、
最大のコストダウン策は、売上アップに違いありません。

利益を出したいからと言って、
お客様の目に見える部分のコストを、削ってはいけません。
コストカットは、お客様の目に見えないところから、手をつけるのが、定石です。

粉骨砕身の準備で、企画立案した作戦を実行するために、
コストを惜しまず、大切なお金を投入してくれる社長の期待に応えなければなりません。

また、店舗スタッフの皆さんにも、
これほどの度量で、販促費を使ってもらえることのありがたさを伝え、
現場での戦術実行度を100%以上にしてもらわなければなりません。

最新の武器を、潤沢に与えてもらったのはいいけれども、
兵士が弱い・・・では、勝てる戦も、負け戦になってしまいます。

この春の売上アップを果たすための準備が、
全国各地で、着々とすすんでいます。


厳しい冬、雪の下で春を待つ準備

長野県のご支援先へ。。。
10年以上のお付き合いになるクリーニング会社さん。

ずーっと、毎年、着実に業績を上げておられ、
社長も、スタッフさんも、とても明るく、前向き(かつ、お美しい!笑)なので、
いつもお伺いするのが、楽しみです!

クリーニング経営コンサルタント中西正人(長野県と春を待つ)
特急「しなの」の列車内から・・・
名古屋~長野、3時間の道中、ここが一番のお気に入りポイント。

      
この雪の下で、草木の芽が、
静かに、力強く、春を待っているんだろうな・・・。
遠くに信濃平野を望みながら、思います。

苦しいこと、大変な時期は、
長くは続かない。その先に、春は必ずやってくる!

辛い時期があるからこそ、
楽しい時期を、感じることが出来る。

逆に言えば、
楽しさを感じようと思えば、楽しいことばかりでは、退屈してしまう。
辛いこと、苦しいことがあるからこそ、
その先に、楽しいことを味わえる!!

準備の大切さ、試練への感謝。

 
ま、でも、
早く春がやってきて欲しいものですよね!


客数とワイシャツ点数

クリーニング経営コンサルタント中西正人(ワイシャツで客数と売上アップ)

2年前、ブログを開始するにあたって・・・
あんまり個別ノウハウの核心に触れる部分は、書かないブログにしますねー。。と、
宣言しましたが・・・。

でも、まあ、たまには、このくらいなら、
公開してもいいでしょう!ということで、
あるご支援先での打ち合わせの風景です。

2013年、上手に点単価を上げ、
既存店ベースで売上を8%アップさせることに成功したクリーニング会社さん。

そうすると、やはり客数がダウンしているお店も出てくる・・・。
「単価が上がって、喜んでいるだけじゃダメだよ!」と、まったく隙のない社長さん。
来年に向けて、客数アップ戦略を構築中です。

どうやって、客数を上げてゆくか?
ベーシックなノウハウとして、
1)ワイシャツの点数の伸びと、客数の伸びは、比例する。
さらに、自社内での比較。
2)単価が上がっても、客数が伸びている店舗の共通の特徴は、何か?
このような視点で、丁寧に検証してゆきます。

手段として、価格を下げることはあります。
しかし、価格を下げることを、目的とはしません。

できるだけ、価格を下げず、
ワイシャツの点数アップを図り、客数アップにつながてゆく!
繁忙期前の1月・2月。。
今年の取り組み内容が、こうやって固まってゆきます。


船井幸雄会長

1994年、
私が、船井総研に入社したとき、
全社新年会を兼ねた新人研修会で、
総務系の役員に、こんな課題を出されました。

「新年会のパーティー会場で、先輩方に挨拶に行って、名刺をもらってきなさい」
「その名刺の数を、あとで発表してもらいます」

思えば、その当時から、ひねくれていたのでしょう。。。

「俺はコンサルタントになりたい。そんなことをして、何の意味があるんだ?」と、
心の中で反発し、
でも、同期入社の仲間に負けたくないという気持ちもあり、一計を案じました。

そうだ。
船井幸雄会長の名刺だけをもらおう!
きっと、誰も近づかないにちがいない・・・。

そして「僕は、これ1枚です」と、あの役員に言ってやろう。

勇気を出して一人で、船井幸雄会長の席に、
近づき、「名刺ください!」

ニコニコとしながら、
生意気な若者にも、丁寧に、名刺を渡してくれました。
どんな人にも変わらぬ対応で。

そのとき、何を話したかすら、覚えていません。

優しい人だなあ・・・と、思いながらも、
目の奥の鋭い輝きに「百戦錬磨」を感じさせる威圧感があったことを
覚えています。

 
その後は、雲の上の存在で、300名以上の社員の一人として、
月に一度、講話を聞くくらいの関係しかありませんでした。

入社2年目の梅雨どき、
徹夜の仕事明けで、会社のトイレの洗面台に水を入れて、
頭を洗っていると、船井会長が、入ってきたことがあります。

びっくりした表情で一見して、
「おつかれさん」
と、声をかけ、淡々と用を足しておられました。

個人的に接触したのは、この2回きりです。

  
1月19日、
船井総研の創業者である、船井幸雄氏が、
永久の眠りにつかれました。
今の自分の土台となるものを作っていただいたことに、
感謝してもしきれません。

今でも、理想とするコンサル会社としての在り方は、
諸先輩方の話に聞き、
私が入社時には、まだ、その空気感が色濃く残っていた、創業当時の船井総研。

予算なんて、決めない。
 好きなだけ頑張って、好きなだけ給料を稼げばいい。自分で給料は決めろ。

ルールは作らないほうがいい。管理もしないほうがいい。

「ケンカの船井」と言われ、競争にめっぽう強い。
 「船井がついた」との情報に、クライアントのライバル会社は、恐れていた。

個性あふれるコンサルタントが
 バリバリ仕事をして、クライアントの業績を上げる。

  
ちなみに、船井総合研究所とは、後から変更した社名。
船井幸雄会長が、創業したときは「日本マーケティングセンター」という社名でした。
法務局に出向いた社員に、電話で指示しながら、決めたそうです。
「できるだけ、わかりやすくて、大きな名前が良い」と。

当社・日本売上アップ研究所という社名は、
そんなところにも、影響を受けています。
 
 
師と言うには、あまりにも遠い存在なのですが、
その御恩に報いるためには、
ひたすらに進むべき道を歩み、果たすべき役割を果たすことしかありません。

空を見上げ、感謝の念とともに、そう心に誓います。
ありがとうございました。


ブログ、見てますよ!

最近、特に言われることが多くなりました!

「うれし、はずかし」とは、まさにこのこと。

「参考にしてますよ!」(・・・ホントですか~~・疑)とか、
「くだらない話が、とても好き」という、あたたかいお声。

「他のコンサルタントのブログと比較しても、
中西さんに依頼するのが一番、業績が上がりそうな雰囲気がしました」と、
直接のコンサルティングのご依頼につながることもあります。

なのに、なのに・・・
今回、何食べたブログです。すみません。
大阪、ラーメン特集!!
クリーニング経営コンサルタント中西正人(濃厚鳥ラーメン)
濃厚な鶏スープが美味しいお店です。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(醤油ラーメン)
こちらは、醤油ラーメンの名店!

とある、ご支援先にて・・・
社長:「中西さんのおかげで、ここんとこ業績もいいし、
    今日のお昼は、寿司会席でも行きましょう!生魚、いけますか?」
中西:「ありがとうございます・・・。でも、お気遣いなく・・・」
社長の奥様:後ろから小声で
  「あなた、中西さん、ラーメンがお好きみたいよ、ほら、ブログで・・・」
社長:「あ~、そうか!じゃ、美味しいラーメン屋さんに行こうか!」
中西:(嗚呼・・・・。。す、寿司会席・・・・・・。。。)

こんなブログ効果も、あります。(涙)

 
また、真面目なのも、書きますね!
それでは!





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