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マーケティング・ノウハウにも、「再現性」が必要不可欠

STAP細胞・小保方晴子さんの記者会見で
出てきた「再現性」という言葉。

あるテーマに対して、
第三者がやって、同じ成果が得られる性質や度合いのことを、再現性と呼びます。
だれが、
いつ、
どこで、
どのように、、、という
各種の要件が変化したとき、その成果に、
どれほどのばらつきがあるのか?という点に至るまで、
数字と事例で証明することが、再現性です。

我々が、コンサルティングしている
マーケティングの世界でも、この「再現性」が、とても重要なのです。
「ある会社が成功したことを、別の会社が実行して、同様に成功するのか?」
これが、マーケティングの再現性=ノウハウ。

マーケティングは、科学です。

たとえば、
あるクリーニング店が「ポスティング・チラシ」で、集客に成功している。
60名以上の新規集客がある。

これは、事実。

ところが、
これを「こんなポスティング・チラシをやれば、60名の新規客!」と、
セミナーの場で発表する、、、ということを、当社は、しません。

なぜなら、、
それはある条件での「個別事象」にすぎないからです。
他のクリーニング店が、同じことをやって、60名集まるかどうか、
成功するかどうか、この時点では、わかりません。

異なる条件のもとでの「再現性」が、未確定なうちは、
ノウハウであるとは言えません。
また、ノウハウと呼べるレベルに昇華するまで、
発表すべきではないと考えています。

それぞれのクリーニング店で、
地域性や条件は、まったく異なります。

各地で、何度も、実行と検証を繰り返した結果、
成功のための条件を数字でつかみ、整理したうえで、
私たちは、こうお伝えします。

「御社が今、成功した他社と同様の“ポスティング・チラシ”をやれば、
現状、それぞれの条件・要素が、こうなっていますので、
15名~25名くらいの新規集客と、予測できます。」

「もし、60名の新規顧客を集めたければ、
各種の条件・要素を、
このような方法で、改善してゆくことが、必要です。
それに伴う、時間とコストは、このくらいかかります」と。

 
さてさて・・・
これから「ノウハウ」となるであろう、
こーんな個別事象の数字が、
日々、集まってきています。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(マーケティングと科学)


クリーニング会社の番頭力

「番頭さん」
時代劇の商家なんかで、良く見かけるアノ人です。

今風に言えば、
「経営者を実務面で補佐し、スタッフたちの先頭に立つする存在」といったところでしょうか。

3月、空前の売上を作り、
ありえないほどの荷物が集まってしまった
クリーニングの店舗や工場で、
この「番頭力」が大きな差を生み出しています。

経営者と、その家族以外、
つまり「経営者の血縁者以外」のスタッフから、
「こんなに仕事があることは、本当にありがたいことだね!」
「よぉーーし、売上、上がったね!
 さあ、頑張ろう、やりきるぞ!!」
こんな声があがる会社を見ていると、本当に素晴らしいなー、と思います。

そうゆうスタッフは、本当に「宝物」だと思います。
何よりも、大事にしなければならない存在です。
社長とその家族を食べさせてくれているのは、
こんなスタッフたちです。

        
ちなみに、うちの会社は「番頭さん」だらけ(笑)
経営者よりも、経営者らしいスタッフ揃いであること、このうえありません。
ワタシが、最も一般社員っぽいかも・・・デス。


こんな感じのクリーニング店を作ってみたい!!

クリーニング経営コンサルタント中西正人(次世代のクリーニング直営店)
いや、、、
必ず、作ってみせる!
近い将来、作れそうな気がする!!

こ~んなのが、好きな方、
ぜひ、一緒にやりましょう!
声かけてくださいね。

          
プライベートで、外出していても、
「おっ、いいなー」と思う店舗や、看板、仕組みを見ると、
写真を撮りまくってしまいます。

この怪しげで、女子にモテない習慣、、、
死ぬまで、変えられませんね。


隠れ家に繁盛店なし

お気に入りの隠れ家を、もうひとつご紹介・・・。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(隠れ家の条件)
先日の隠れ家に続き、
ほとんど客の姿がありません!(笑)

しかし、繁盛店は、隠れ家とはなりえません。
基本的に、客が少ないこと、それに、
話し声の大きなヤツがいないこと、
これは、オヤジの隠れ家のとっても大事な要件なのであります。

でも・・・あまりにも「隠れ家」すぎて、
店が潰れてしまわないかな・・・と、
他人事ながら、いつもヒヤヒヤ。そうゆうリスクはつきまといます。

俺が行くときは、客がいなくて、
俺がいないときに、大繁盛して、稼いでおいてもらう。。。
これが理想のパターン。

余裕あるオーナーが、好きでやってるとか、
実は、ネット通販で稼いでいるとか、
そんな感じの背景ならば、潰れる心配もありません。

 
店のスタッフの数が、多すぎるとか、ダメ。
 注文したものが、なかなか出てこない、、くらいが丁度いい。
 
店のスタッフと目が合いやすいレイアウトも、ダメ。
 テンション高くニコッ!とかしてくれなくていい。水も自分で入れるから。

声の大きなヤツらが好きそうな「週刊誌」は、置いてなくていい。
 人目をはばかり、ニヤつけるフライデーは、あってもOK。

できることなら、スポーツ新聞が、あるといい。
 「報知」以外で。原は好きだけど、巨人が負けてる試合が好き。阪神好きなわけでもない。

完全に、オヤジのわがまま与太話に過ぎません。。。
申し訳ありません。

・・・・
アタシのことをキライになっても、
日本売上アップ研究所をキライにならないでください!!

(言ってみたかっただけです。
春になってきた証拠と、お見逃しください。次から真面目にやります!)


増税前・最終3日間のクリーニング業界・・・誇りと感謝。

3月の最終の3日間は、
コンサルティング先のクリーニング店様にとって、
これまでにない売上記録を作ることができたようです!

「1日で100万円以上」とか
「年間売上1000万円台の店でも、1日30万円・40万円は当たり前」
こんな嬉しい報告が、早速、入りはじめています。

そうなると、問題は「上がり幅」です。
百貨店の3月売上高が、20~30%の上昇ですから、
最低でも、これと同レベルの上昇幅が、合格ラインとなりますね。

偶然、3月31日は、クリーニング屋さんの支援に、お伺いしていましたが、
本部から見る8店舗の店舗カメラの映像は、戦争そのもの。
全ての店舗にお客様が並び、レジが止まる時間がない。。。

「中西さん、今、工場のスタッフに、
“作戦考えたのこの人やー”って、教えたら、モノ飛んでくるで」
いつもは冷静な社長も、興奮まじりに、こう言ってくれました。

  
しかし、いつものことながら、
調子の良いときほど「これから先のこと」が、
気になってしまいます。

「お客様と約束した納期に、遅れがないように・・・」
「ここで獲得できた新規客が、継続して利用してくれるように・・・」
「この非常事態を乗り切ったときこそ、スタッフに一体感が生まれる!
 現場リーダーは、率先垂範で動いて欲しい・・・」
「早く出ただけで、総量は変わらない、とならないよう、
 4月以降の作戦も、しっかりと実行してくれるように・・・」

当社の考えた「消費税対策」の行動プランが、スマッシュ・ヒットしていることに、
「どうだ!」という、ささやかな誇り。
信じて実行してくれたクリーニング店様への大きな感謝。。。
少しだけ、自己満足にひたってから、次のステージへ。

詳しい数字や、事例の報告は、
また、勉強会のなかでお伝えしてゆきたいと思います。

  
31日は、
これから徹夜で頑張るのであろう後継者さんに、
遠くから敬礼して、こっそり帰りました。
(工場スタッフに見つからぬよう・・)

少し困ったような、さわやか笑顔で、送りだしてくれました。

この非常時の工場内での行動が、
彼の一生涯を決定づける「求心力」をつけてくれることでしょう。

心からの感謝と敬意で・・・
本当に、ありがとうございます!!





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