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ピンチはチャンス!名誉>金。相手の利益>自分の利益。~八幡太郎・源義家

「八幡太郎 源義家公以来・・・・・・」
歴史ドラマを観ていると、
後世の武将が、自己紹介するときや、演説するとき、
自らの正統性を主張するため、良く出てくる言葉です。

源義家って、強くてかっこいい武将なんだろうな。
(だいたい「太郎」という名前そのものが、カッコイイ。憧れの名前なんだよ!)
と、思っていました。

具体的に何をしたのか?とか、
歴史の重要ファクターには、あまり関りがない。
でも歴史好きなら、きっと「グレートな存在」なんだろうなー。くらいには知っている。
そうゆう武将です。

源頼朝から4代前の先祖。

前九年の役(このときは父・頼義と共に)、
後三年の役(このときは、弟・義光と共に)、京都から東北へ遠征して、
安倍氏、清原氏の内紛に介入し、戦いに勝利して収めた。

が、「後三年の役」で、戦費も恩賞も、国から支給されなかったのである。
義家はじめ武士たちは、国のために戦った。と思っていたが、
「義家が私闘に勝手に介入した」と認定されてしまったのだ。

このとき、源義家は、
関東から戦いに参加していた武士団に対して、
私財を投じて、恩賞を与えた。

この1点が、
彼の存在を「グレート」なものにしている。

もし現代、自分が、こうゆう場面に直面したとき、
私財を投げうってでも、協力してくれた人たちに報いることができるか??

お金を捨てても、名誉をとる。
仲間のために、恥ずかしくない行動をとる。

ちなみに、これが、3~4世代、語り継がれて、
約100年後、義家の子孫、頼朝の挙兵に、関東の武士団が集まるのである。

歴史に学べば、こうゆう行動が評価される。ということも、
理解できてくるようになります。卑怯な行動はしなくなります。

後世の武将たちも、
「オレは、あの義家公の血をひいている」と自慢したくなるわけです。

大ピンチの場面、それは、
何代も語り継がれ、数代のちに結実する「チャンス」でもあるのです。

今の収入や繁栄よりも、
「歴史に、自分の行動が、どう刻まれるか?」


最近のニュースだと、ジャニーさんの死後の一連もありながら、、
こうゆうことは、大事だなー。と思うのです。


リモコンひとつで、自主訓練

出張中、宿泊先のホテルにて。
最近、時々、見かけるようになったタイプのリモコンです。

動画配信サービス用のボタンが、目立つ位置に配置されています。
時流を感じる。今後、こうなってゆく可能性が高い。
私たちも、時流適応が必要である。
 
このリモコンをながめて、さらにもうひとつ。。
なぜ「Hulu」がこの位置で、「ネットフリックス」や「YouTube」がこの位置にあるのか?
という視点でも、注目して、思索を巡らせる。

このリモコンを作っているメーカーのソニーは、
「Hulu」と資本関係があるのかな?
動画配信サービスの利用者数に応じて、順番を決めたのかな?
今後の利用者数の伸びの見込みを踏まえて、順番を決めたのかな?
ロゴの色やデザイン的に、この並びが良かったのかな?
いや、そもそも一等地の位置の認識が、異なるのか??

優秀なソニーのデザイン設計の担当者が、
製品を世に送り出すときの意図に、
思いを馳せて、、
自分で課題を見つけて、自分で結論を出す。

思考の訓練です。


鍛え方の次元

前回、ブログの続き。
「自転車でこけても、オヤジには手を貸してもらえず」幼少期を過ごした少年は、
今、19歳となっている。
偏屈オヤジの対応は、現在、ここまでエスカレートしている・笑
最近の会話より。以下、抜粋。

〇19歳:「本を読もうと思う。何か、おすすめある?」
●オヤジ:ん!?
〇19歳:「あ、、今、○○って本、読んでるねん」
●オヤジ:あ??
〇19歳:「あ、、、前、教えてもらった○○って本は、この本、読み終わってから、読むで」
●オヤジ:ふん。。
「あのな、本ってものは、根本的に、人にすすめられて、読んでも意味がない。
自分が本屋に行って、そのときの問題意識で、読んでみたいものを読んでこそ、価値がある。キミが、どんな本を、買って読んで、どう感じたのか?
それを教えてくれ。それで、キミの今のレベルと問題意識がわかる。話はそれからや。」

 
ちなみに、
「ん!?」と「あ?」の表情と目線には、こんな言葉が隠されている。

ん!? の裏には・・・・
あのなあ、人に「おすすめ」を聞く前に、自分で読んだ本あるんか?
本気なら、まず行動しろ。思うなら、まず、やれや!!
そのあとで、おすすめとか、聞きに来い。それが筋やろ。
しようと思う。で、結局、何も行動しない。行動しても学ばない。
これが、世の中で最悪、頭でっかちクズ人間や!
もしくは・・・
既に本を読んでいるから、そうゆう声かけしてきたな??
正確に言えば(俺、最近、本を読んでいる)ってことを、アピールしたいんちゃうんか?

あ? の裏には・・・・
あのなあ、前に、オススメ本は、教えたことあるよな?
それも読んでないくせに、その質問か?
失礼やろ!!

ん!?
あ??
の表情と目線だけで、俺の言いたいことを感じて、
指摘される前に「先回り」できた点については、少しだけ、評価しよう。

 
ふと、考える・・・・・
ご支援先の社長や、幹部さんから、同じ質問
=「オススメの本、ありますか?」と、聞かれたら、
いくつかの質問した後「それなら、○○さんには、これとか、これが・・・」と、
答えるはずである。

私は、知らぬ間に、対応を変えている。
しかし、双方とも相手をリスペクトしている点は、まったく変わらない。同じである。

果たして、どちらが正しいのか?
「鍛え方」にも、それぞれに適したレベルがある。ということかな?

今週の出張を終え、伊丹空港に無事帰還。
山頂や上空からの「100万ドルの夜景」よりも素敵な、ホッとする夜景です。


事実と真実の違い。左と右の違い。

安倍政権、内閣改造の翌日のこと。
いわゆる「左」と「右」の代表2紙を比較してみる。

こうして、何事も
「両端」の意見を知ると、面白い。
見出し部分だけを比較しても、下記の通り。

(左)側近重用・サプライズの影で ⇔(右)集大成へ骨格維持

(左)イメージ戦略・小泉氏起用  ⇔(右)小泉氏抜擢で新味
 「めくらまし」批判も

(左)政策課題・山積み  ⇔ (右)改憲・高いハードル

(左)二階氏交代・一時模索  ⇔(右)改憲にらみ二階氏続投

「安倍政権が、内閣を改造した」という、ひとつの事実。
この事実をもとに「真実は何か?」と文章を書くと、
これだけ「解釈」の違いがある。

その「事実」が、現出するに至った「真実」は、何か?
その「事実」が、将来もたらす「真実」は、何か?

事実とは、実際に起こった事柄。現実に存在する事柄。英語で「fact」、
人の意見の介在しない、客観的に見た事象そのもの。誰が見ても変わらないこと。

真実とは、ウソ偽りのない事。本当の事。英語で「truth」
人それぞれにある主観や考え、解釈に基づいた結論。

 
たとえば・・・
「オレンジ」の事実。
糖度。色合い。サイズ。重さ。価格。等級。品種・名称。産地。。

「オレンジ」の真実。
前後に食べたものや、自分の体調、気温等々により
甘いと感じることもあれば、それほど甘くないと感じることもある。
色にしても、大きさにしても、由来にしても、食べるか否か、食べ方においても
解釈によって「真実」のとらえ方は、まちまちだ。

「事実」と「真実」。「左」と「右」。

大切なことは、
より美味しく、安全に「オレンジ」を活かすためには、どうすれば良いのか?

事実の受け止め方。
真実の見極め方、活かし方で、人生が決まる。


繁盛期に、繁盛する店。繁盛しない店。

ご支援先のクリーニング店で、
「店舗のリーダーさんたちを、集めておきますので、
このテーマで、勉強会をしてくれませんか?」
という、お題をいただきました。

はっきり言って、
テーマ設定が、上手すぎる!
こうゆうテーマを設定して、勉強会を開催しようとすること自体、
すでに4、5、6月、勝ったも、同然。

実践事項をお伝えしました。

当然、会社によって受付スタッフさんのレベルには大きな差があるので、
一律に「これだ」とは言えません。
その会社ごとに「できること」を、お伝えしなければなりません。

この会社は、
ビンビンの最上級をお伝えしても大丈夫なスタッフさんが、
そろっている会社だったので、
そうさせていただきました。

まったく、関係ない話。

出張の移動中、電車が停車してしまった・・。
でも、止まった場所の車窓からは、早春の海。

ツイている。
ちょっとした「不幸中の幸い」





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