2015年12月20日 22:41
今日は、ご支援先でのこの張り紙を題材にさせていただきます。
(すみません!)
この張り紙を見ただけで、
「あ~、この店、売上、下がるなー」ということがわかります。
・・・
プロですから・笑
実際、数字を確認してみると・・・・
このご支援先の他の直営店舗と比べても、
この張り紙の店舗だけが、
良い立地で、良い店舗であるにも関わらず、売上が伸び悩んでいました。
張り紙を書いてくれた、この店舗のスタッフさんには感謝しますが、
この書き方に、
「お客様志向が欠けている」
「自己都合を優先している」
「売上への意識が低い」「工夫ができない」という、
この店の接客や店舗運営、チームワーク・・・等々、
すべての事柄に通じる根本的な問題が、あらわれてきています。
私が良く使う「個別性は、普遍性である」という原則です。
「個別性は、普遍性」とは、「一事が万事」ということです。
スタッフの力、人材力を上げるためは、
この「個別性」「一事」である
スタッフが作った個別の題材「張り紙」
=事実として、目に見える具体的なモノ。に関して、理由を考えさせ、伝え、すぐに修正させることが大切です。
その「一事」に、スタッフさんが身を置いてきた環境や、
仕事を進めていく上での「普遍的」な問題点が浮かび上がっているのです。
研修を受けさせたり、
教育システムを整えたり、マニュアルを作ったり…
それも、大切なのかもしれませんが、
人材育成、社風づくりのために、
もっと大切なことは、スタッフ一人一人と、
何か一事でもって徹底的にかかわり合い、その「個別性・一事」を矯正していくことです。
つまり、
「売上意識を持て」「考えて工夫を」「お客様志向で」と、
当たり前のことを、抽象的に言うだけでなく、
この「張り紙」をその場で作り直させることこそ、
普遍的に、人を育て、社内を変えることになります。
個別の一事に徹底してこだわり、一対一でスタッフとかかわりましょう!
2015年11月23日 22:51
世の中は、
どうやら「好景気」に動いているようです。
当社の勉強会でも、
1年以上前から「好景気対応」のマーケティングに切り替えてゆくことを提唱し、
すべてを変えるようにアドバイスしています。
先日は、こんな新聞記事を見つけました。
好景気になると売れる・・・と言われている「赤いルージュ」が売れているそうです。
販売構成比が、10%くらいだったのが、
今年は30%くらいになっているとの記事。
そう言えば、、
ご支援先の社長が「今年は、ニット製品が良く出ている気がする」と、
おっしゃっていました。
赤いルージュを、コートやジャケットなどのきっちりした服にあわせると、
とびっきり「バブル感」「昭和感」が漂うので、
今風のコーディネイトとしては、ゆるい服にあわせたほうがいいそうです。
ニット系がクリーニングに出ているのには、そんなことも、影響しているのかな??
品揃えにも、反映させてゆく必要がありそうですね。
「シャツについた赤いルージュのあとを、しみ抜きして欲しい!」な~んて、依頼のほうは、、増えていますか??
2015年10月25日 23:18
名古屋のご支援先からの帰り、
駅の中で「きしめん」を食べながら。。。先日のブログの続きです。
私は、大学を卒業して、
22歳から、経営コンサルタントの現場に入り、42歳の今まで、
勤務時間以外のほとんどの自由時間も、
「売上アップ・商売の経営支援の仕事」という
「チャンネル」にあわせて、生きています。
1日の全ての時間をそれに使い、
土日も半日は仕事を行い、
コンサルタントとしての力を証明するために、自分で店舗も経営し、
数えきれない経営者・幹部の皆様と、お会いさせていただいています。
やっと最近、そのジャンルに関する能力が、
普通の経営者よりも、異常なくらい発達していることを、自覚できるようになってきました。
最初から、特別な能力があったとは、とても思えません。
物理的に、その「チャンネル」=環境に、
本気で身を置いている時間が、長かっただけです。
誰もが平等に与えられた24時間のなかで、
自分は、どの「チャンネル」にあわせて、生きるのか??
人それぞれ、
どんなテーマでも、かまわないと思います。
仕事や収入重視でも、いい。
プライベートや趣味重視でも、いい。
バランス重視でも、いい。
ただ、その人生を、
最終的に「自分以外の誰かのせい」にすることだけのないように。
人生は、自分が選択した「チャンネル」の通りになるだけです。
自分の「なりたい自分」をイメージと合致した、
「チャンネル」にあっているのか? そこに身を置いているのか?
そこに、ギャップがないか?
そうゆうことが、大事なんだと思います。
2015年10月22日 6:03
ラグビーワールドカップを、
きっかけに、スカパーにお試し加入しました。
多チャンネル放送。
すごいですね。
一日中、映画を放送しているチャンネルもあれば、
釣り番組チャンネルもある。
競馬に、スポーツ、アニメ、音楽、海外ドラマ、時代劇、経済ニュース、バラエティ・・・
観ながら、ふと思うことがあります。
これって・・・人生と同じ。
人生は、多チャンネル放送。
50チャンネル、観ることができるとしても、
結局、1チャンネルしか、観ることはできない。
そのなかで、
本当に観たいチャンネルは、どれか?
実は、
自分の意図に、合致するように、自分でチャンネルを選んでいる。
「仕事で、何かを残したい」のか?
「バランスの良い、人生を送りたい」のか?
「趣味やプライベートを、充実させたい」のか?
それによって、
人生における感じ方も、得るものも、変わってくるのは、必然のことです。
2015年10月14日 22:59
「強み」と「弱み」
「長所」と「短所」。
これは、表裏一体であったり、隣同士であったりします。
人も、会社も、お店も、同じ。
「弱み」「短所」については、
ちょっとそれを自覚して、気をつけるだけで、幸せになれる。
反転させて、ストロングポイントにすることもできる。
そして、「強み」「長所」は、永遠ではない。
本物の強者は、
「強み」がなくなったとしたら・・・どうするか?
と、いつも、その次に、備えている。
アジアンテイストのカフェより、
若干、詩人風に。。