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ラインとスタッフ

最近の皆さんの不祥事ニュースを見ていて思うこと。

学力トップが、
組織のトップに向いているかどうか、
それは別問題。

リーダーには、偏差値や合格点のように、
数値化できない部分が必要。

会社の場合も、同様で、
要員(スタッフ)と、
指揮官(ライン)は、異なる能力が必要。

接客力に優れたスタッフや、しみ抜きの上手なスタッフが、
指揮官に向いているかどうか?と言えば、別問題。

夏の気配の海辺の隠れ家より。


カロリーの配分

クリーニング業界が繁忙期に入り、
やっと普通の仕事ペースに戻ってきました。

とは言っても、ほぼ毎日出張。
土日までクライアント先に・・・ということは、なくなってきました。笑

その分、最近、
経営関係以外の勉強をする時間が、増えてきました。
知ったことを、書き留めておきたい。

 
ネズミは、たくさん生まれ、
ゾウは、数年に1度生まれるのは、なぜか?

見た目の話だけで言えば、体の大小でしょうが、
根源的な生物学的な観点から言えば、
それは、カロリー配分の問題にある。

ネズミ=繁殖(すぐに死ぬ、小動物)
ゾウ=修復(長生きする、大型化)

繁殖に重きを置くか、修復に重きを置くか。

 
ふと、
企業のことを考える、
カロリー配分とは、利益と意識の配分のことだろう。

繁殖=ハイペースで出店。すぐ閉店する。小型店。
修復=リフォームする。長く続ける。大型店。

繁殖=どんどんスタッフ・取引先を増やす。すぐ辞めても大丈夫。小モノ。
修復=少数のスタッフ・取引先を育成する。長続きする。大モノ。

・・・
なるほど、カロリー配分ですね。


働くことは、生きることである。親の影響。

日本は資源のない国。
ヒトが、勉強して、働いて、
自分が優秀な資源とならなければ、世界に太刀打ちできない

私の親は、そんなことを言っていた。
今、とても感謝している。

小学校や、中学校の社会科の授業で、
産油国や資源輸出国のことを知ると、そのことが「事実である」と、結びついた。

日本人は勉強して、賢くなって、
優秀な人材が、モノを作って、
それを海外の国が買ってくれて、国が成り立っている。

そうやって、敗戦から復興した。

自分や友達が「資源」ならなければ、ならない。
日本とは、そうゆう国だ。と。

当時、世界各国から
「日本人は働き過ぎだ」「世界の常識では考えられない」「もっと休め」と言われていた。
「でも、その通りにしたら、日本はダメになってしまう。
日本をダメにしようと圧力をかけてきている」とも教えられた。

そして、「働かざる者、食うべからず」とも、言われ、実行されていた。
子供であっても、
やることをやっていないと、食べることはできない。

時々、母親に「兵糧攻め」された。

「団塊世代」の親のうちでも、少し古風な考え方なのかもしれない
でも、世の中を覆う一般的な考え方だっただろう。

そうゆう親のもと、育てられたから、
「働く」ということは、イコール「生きること」であった。

だから、先輩方の教えも受け入れることができたし、
コンサルタントとして、まさに「働く=生きる」状態である経営者の皆さんとも、
同じような感覚で、仕事ができている。

ちなみに、
今の20代、30代スタッフの親世代は、「しらけ世代」と呼ばれる世代。
1950年~1960年前半生まれ、現在50代後半~60代
「無気力・無関心・無責任」の三無主義が風潮で、
仕事に対してはクールに割り切る。
DCブランド、スキーやテニスを楽しみ、個人主義がスタートした世代。

団塊世代は、、比較的同質な経済状況や価値観を持っているが、
その次の世代である、しらけ世代は、世代間でも、ライフスタイルや家計に差が出てくる。

20代、30代のスタッフさんに、
日本人や働き方について「親から、どう聞かされていた?」と聞くと、
「日本は平和な国で良かったね」
「仕事は仕事。プライベートの時間は尊重して」という答えが多い。

経営者は、
色んな時代、家庭の背景から、身についている価値観と
一緒に仕事をしていなければならない。

ちょうど、飛行機が、、生まれ育った町の上空を飛びました。


自分の長所に気づくこと、人から一目置かれること

第二次世界大戦、ヨーロッパ戦線の史実より。

元々、ヒトラーは、
うだつのあがらない、芸術家志望の青年だった。

第一次世界大戦時、兵士として、少し活躍する。
そこから、なぜ、ナチスを率いて、ドイツのトップになったのか?

理由は、ふたつ。

一つ目は、
自分の才能=演説が上手なこと、に気づいたこと。

二つ目。
失敗に終わった「ミュンヘン一揆」の裁判で、その罪を一身に背負ったことで、
評価を上げて、台頭する。

大なり小なり、いっぱしの人間になるには、
この2つの要素が必要だと思う。

長所に気づいて、それを活かしているか?
どこか、一目、置かれているか?
前者は、周りから気づかせてもらえることもある。
後者は、誰にでもできること。だけど、誰もやらないことを、自分がやるしかない。

若い後継者や、
これから働き盛りを迎える若者には、
ここを、知っておいて欲しい。


怒涛の日々。。
気分転換に、一人隠れ家で、仕事~~・笑


大谷翔平君の「曼荼羅シート」~核は何か?コンサルタントの役割


年始は、自分で、こんなものも、作ろうとしていました。

今年、メジャーリーグに挑戦する大谷翔平君の「目標達成シート」。
<その筋=経営マニア>の仲間内では、有名。
高校1年生のときに、これを作っていた・・というのだから、驚きです。


マーケティングの世界では
通称「曼荼羅(まんだら)シート」と、呼ばれているもの

 
昔、イケテル風の若手社員が、色鉛筆とかで作って、
持ってきた「マインドマップ」とよく似ていますが。。これはちょっと違う。
当時も、今も、あの「マインドマップ」には、どうしても馴染めない・・・

「お前の心のうちなんぞ、別に、みたくないねんけど!これは、外に見せるもんか?」
「で、結局、“核”は、何やねん?何をすればええねん?」
「要は“樹形図”やろ。いちいちカタカナにしやがって!」と、
なぜだか、否定的イメージしかない。オヤジ化してるからか??

オヤジには、「まんだら」のほうが、しっくりくる・(笑)
したがって、内容もさることながら、
大谷君にも、好感が持てる。

やっぱり、仏様の周りを固める「曼荼羅」が一番だろ!

 
作ってみて、わかったけれども、
「自分のこと」は、ビックリするほど、書けない。わからない。

ご支援先の会社や、部署、幹部のために、
これを作る過程でアドバイスしていると、
スラスラスラ~っ、バチーーーッと、出てくるのに・・・。

ご支援先の皆さんが、四苦八苦して作っていた気持ちが、よくわかりました。

自分のことは、見えていない。
他人のことは、見えている。

自分の立場や能力、性格、ハートを理解し、
親身になって考え、
やることに一定の面倒を見てくれて、
やるべきこと、できること、やりたいことのバランスをとって、
共に、ワクワク、無理なく、自然に、一定の距離感で共に歩める存在。
(たまに会うとカッコイイ親戚の兄ちゃん、みたいな)
そうゆう第三者がいるといいなあ~。

それが、コンサルタントなんだろうな。
バリバリの売上アップ技術と、同時に、必要な要素なんだろうな。
などと、思いました。





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