2014年11月20日 9:46
全国のクライアント先での打ち合わせが仕事なので、
ほぼ毎日が出張の日々。
観光地に行くことは、ほとんどありませんが、
ビジネスホテルには、とても詳しくなります。
無難に全国チェーンのホテルに、宿泊することもあれば、
勇気を振り絞って、
名前を聞いたことがない、地元のホテルを選ぶこともあります。
ホテルのグレードは、概ね価格に比例してゆくのでしょうが、
「高いのだから、良いのは当たり前」
「安くて、良いのに、値打ちがある」という関西人感覚で、
そうゆう「お値打ち」を見つける冒険をしてしまう。
「やってしまった・・・」と、後悔することも、多いのですが、
「掘り出し物」を見つけたときの、喜びはひとしおです。
リーズナブルな価格でも、心地よい空間を提供している
ビジネスホテルのロビー・室内・サービスは、
クリーニング店の店舗づくりに、大いに役立ちます。
ライバル他社よりも、ちょっと高めの価格帯で勝負したいなら、
「近寄りがなくない・良い雰囲気」を、醸しだす必要があります。
そんな空間を、低価格で作り出すヒントがあります。
2014年11月16日 20:13
珈琲屋さんの繁盛店です。
建物には、全て本物素材を使い、
周囲に植樹をほどこし、
駐車場をたっぷりとっています。
消費者としては、とっても居心地良い。
でも、仕事柄「お金かかっているだろうなー」と想像しちゃう。
投資金額は・・・少なくとも、1億円規模でしょうね。
クリーニング店も、きっとこんな風に、
より本物に、より大きく、より便利に、なってゆくことでしょう。
「付け焼刃」店舗では、そのうち通用しなくなる。
ただ「大規模・本物店舗」は、本当にお金がかかる。
お金持ちしか、土俵に載れない。
小型店舗は、どうすれば生き残れるのか?
小型店舗でも、繁盛させることのできる方法は、きっとあるはず。
独自性をうまく引き出して、大型店ではできない工夫をこらして・・・。
勉強会メンバー、クライアントさんの、
この秋の売上数字を見ていると
「消費税8%時代」に備えて、
既存店をしっかりリニューアルしてきた店舗は、売上を伸ばしています。
逆に、手を打ってこなかった店舗は、売上を落としています。
根本的な「消費税対策」として、当社が提唱してきた
「値上げに耐えうるお店」「値段が高くなっても、お客様が利用し続けてくれるお店」を、
作ってきた会社は、業績が伸びているのです。
そして、最近のニュースを見る限り、
これも当社の予測通り、消費税10%は、先送りにされるらしい・・・。
次回の増税に備えて、当社が取り組むテーマは、
「小規模店舗が、少コストで、センス良く、リニューアルできるノウハウ」
これを開発すること。
路地裏のキラリと光る繁盛店をプロデュースする・・・
そんなことに、本格的に取り組んでゆきたいと思います。
地域一番店を作り、売上を伸ばす。
地域五番店を、地域三番店まで、引き上げて、売上を伸ばす。
この両方のノウハウで、
次の増税に向けた準備のお手伝いをしてゆきたいと思います。
2014年11月13日 21:36
お寺の本堂の前に、佐伯が一人・・・。
何の願掛けをしているのかな??
「来世では、良き上司に会えますように」
まあ、こんなところか。
いや、「一向一揆の成功祈願」か??(笑)
そう、現世は、修業の場。
いま、苦行を積むのじゃ~。
フ・フ・フ・・・
しかし、
来世でも、必ず巡り合う気がするけどな!!
クライアント先・クリーニング店の社長の奥様が、出産間近につき、
コンサルティング中、お寺付属の幼稚園まで、ご子息を迎えに行ったときの
ワンショットです!
奥様方にまじり、オトコ3人でお迎えに。
無事、元気なお子様が生まれますように・・・。
2014年11月9日 22:01
本日は、土蔵の隠れ家から・・・。
「部活動」がらみの話を!
採用のステージにおいて、
会社が、学歴や部活動をしてきた人を評価するのは、
勉強なら「志望校に合格する」
部活動なら「勝つ」という
「目的・目標」に向かって、努力する過程が、身にしみついている人を評価している。
そうゆうことなのです。
どうやったら、その目標を達成できるのか?に向かって、
自分のやりたいこと、欲望を我慢して、
様々な工夫で、乗り切ってきたことを、会社は評価するのだと思います。
「日本は、学歴社会だ」と、批判する人もいる。
しかし、そうではない。
上記の理由から、学歴社会ではなく、まぎれもなく実力社会です。
会社とは、お客様の支持を集め、
利益を残し、多くの人の幸せに貢献するという「目的・目標達成集団」です。
「ただ、面白ければいい」という、
サークル活動や、仲良しクラブではありません。
ですから、
何かの成果を出すために、我欲を犠牲とし「打ち込んだ」いう過程は、
会社の「目的達成」という性質に、よくなじむのです。
「成果を上げることへの常識」が体質としてしみついているスタッフには、
イチから目標達成のための「常識」を教える必要がないから、
とても育成がスムーズなのです。
しかし、現実的には・・・
そんな「実力社会」を経験した人材は、大企業に就職してしまいます。
現実的に、中小のクリーニング店には、
上記のような「目標達成のための努力の過程」を経験していないスタッフが、多く入ってきます。
ましてや、多数の女性スタッフが、
「家庭の常識」「学校の常識」「奥様同士の集まりの常識」を
会社に持ち込んで、働いていては、収拾がつかなくなります。
たとえば、何も生み出さない「悪口」「噂話」「好き嫌い」は、
家庭やサークルでは許されても、会社では絶対NGです。
目標達成のための「習慣・体質・価値観」が、常識となるよう、
小さな会社ほど、
今から「スタッフが勉強する時間」を、作らなければならないのです。
2014年11月5日 6:17
中学・高校は、バスケット部に所属していました。
高校時代のバスケ部は、
今でも、自分の仕事の進め方に、良い影響を与えてくれたと思っています。
入学して、はじめて体育館に行って、
練習に参加したときの風景が忘れられません。
先生は、いない。
生徒だけで、練習している。
で、
「全力で走れよ!」「そこ、あきらめるなーーーー」
「右サイド、空いてる!」「声、出せよ!元気、出せーー!!」
こんな声が、生徒同士で、普通に飛び交っている。
時には、後輩が先輩を、平気で指摘している。
中学までの部活動は、
先生(監督)がいて、先生の指示どおりに動く。
先生に叱られるから、やる。
先生がいないと、練習を真面目にやらない。
生徒同士で、指摘しようものなら、
「お前、何言ってんの?」
「仲間外れにしてやる」
「嫌なやつだ」「キライ」と、こんな感じになっていたはず。
つまり、高校時代の部活動は、
「強くなって、勝つチームになる」という目的のために、
チームメイト全員が、自主的に、指摘しあい、褒めあい、高めあう・・・
そんなことが、当たり前の世界だったのです。
特に、セレクションで選手をとっているわけではなかった高校ですが、
「創部以来、一度も、一部リーグから落ちたことがない」という伝統がありました。
どんな選手が入ってこようとも、毎年毎年、高いレベルで、
そこそこ強いチームができていた秘訣は、こんなところにあるのかもしれません。
さて、
みなさんの会社、
上記の「中学バスケ部」のようになってないですか?
上司がいないと、真面目にやらない。怒られるからやる。
仲間同士で指摘しあうと、関係ない感情の部分で、評価されてしまう。
スタッフ・メンバー全員が
健全に、目標達成のために、指摘しあえる、意見が言える、
(面倒な後腐れなく)
そんなことが「当たり前」の組織が、今でも理想だと思っています。
10年、20年スパンで
高業績を「上げ続ける」ことができる会社風土づくりのヒントとなれば幸いです。