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運んできてくれる料理人

ホールスタッフが忙しそうだと、
厨房から、自分で料理を運んでくるシェフや料理人がいる。

こうゆうお店は、
ほぼ確実に、美味しい!

そして、料理人その人から「美味い味」が、
沁み出している「体つき、顔つき」をしている。

逆の店は、ダメ。
美味しいものを提供できない。

「俺の仕事は、作ることだから!」と割り切って、
「上がったよー」とかけ声を出すだけで、
それほど忙しくない厨房に籠ったまま、ゴソゴソしている。

 
こうゆうところが、
職人教育の
第一歩であるだろう。


現場コンサルタントの「付帯サービス」

悪者と銃撃戦をしていて、
絶好調に、攻勢だったのに、
突然、自分の銃から弾が出なくなり、
「あれ??」「マズイ!!」となる。

映画やドラマで、
お調子者の刑事が、やってしまうシーンだ。

 
「現場」を大切にするコンサルタントの
「付帯サービス」として、
「ハチ退治」があります。 ・・・嘘です

あるクライアント先の店舗の周りを、大きなハチが、何匹も飛び回っていた。
「これ・・・まずくないですか??」
このままでは、お客様にも、危害が及びかねない。

「そういえば、最近、店内にもハチが入ってきていました」

調べてみると、
電気のメーターボックスの中に、巣を作っていたのです。

現場には、クライアント先の社長と、女性スタッフしかいない。
みんなが、ジーーッと私のほうを見る。。
「わかりました、やります。。。やりますよ。。」
「ハチ退治ジェット」的なスプレーを、買ってきていただき、
戦闘開始。

ハチも決死の覚悟で、
こちらに向かって、襲いかかってくる。
しかし、
人類の叡智が詰まった「ハチ退治スプレー」は、非常に強力です。
命中すれば、確実にハチを撃墜できる!

まるで、一騎当千・百戦錬磨の「ゼロ戦パイロット」になったような
気持ちになり、
アドレナリン全開で戦っていた。

が、、、徐々に、スプレーの噴出が止まるようになる。
プスッ、プスッ・・・。プススス・・・。
弾切れだ。。やってしまった。配分を間違えた。。

「あれ?」「あれれ??」これ、どうすんの!!
冒頭のシーンそのままの状況を、身をもって体験しました。

何とか、全滅させることができました。

教訓・・・
1、ハチ退治のクスリを買う人は、2本買っておくべし。
2、ハチ退治のクスリを売る人は、
 POPに「1本だけで撃退できない場合に備えて・・・
 2本以上まとめて買っておくことを、真心こめて、オススメします。」
 と書くと、買い上げ点数が伸びるだろう。
 2本、買わなかったN君の例・・・と、4コマ漫画で描くと良いのだ。

ご支援先のためならば・・・
「ハチ退治」だってやる、現場主義のコンサルタントのひとコマでした。


大阪ええとこ、一度はおいで。仕事の基本を思い出させてくれる街

最近、
ヘビーな内容が続いておりましたので・・笑
本来の、カジュアルな内容に戻しましょう。

大阪ナンバーワンの「演歌」の品揃えを標榜するお店。。
黄金の「大御所」が、店の前に、満面の笑顔で、立ってお出迎えです。

職業柄、色んな販売手法を、気にかけて研究していますが・・・
整体ストレッチの「実演販売」は、初めて!
このFCのマニュアルにあるのかな~。
それとも「大阪人」が自分で考えたのかな~。

大阪ええとこ、一度はおいで。
なんだか笑える「商売人」の街なのです。

お客様に楽しんでもらうことを、自分が楽しむ。。
って、仕事の基本を思い出させてくれます。


仕事とお金の関係について

お金と仕事の関係を、書き留めておく。
人間の成長には、次元がある。

<レベル1>
自分の給料の3倍分の粗利額を稼げないうちは、半人前(会社に養われている)

<レベル2>
自分の給料の3倍分の粗利額を稼いで、仮の1人前(給料分トントン)

<レベル3>
自分の給料の4倍分の粗利額を稼いで、仮の1.5人前(会社に利益貢献できる)。

<レベル4>
自分の通算給料の3倍分の、通算粗利額を稼いで、
やっと本当の1人前(半人前時代の会社への貸しを返せた)

<レベル5>
自分の通算給料の3倍分の、通算粗利額を3年以上続けて、
本当の1.5人前(ここでやっと「優秀」な社員=モノ言える資格)

<レベル6>
自分の給料の3倍分の粗利を稼ぐメンバーや拠点を、
イチから3人育てて、リーダーの資格(会社へ儲けをもたらした)

<レベル7>
自分の給料の3倍分の粗利を稼ぐメンバーや拠点を、
イチから10人育てて、幹部の資格(ちょっとした経営者と同様の風格)

 
売上から原価を差し引いた「粗利額」が基準となります。
業種によって、粗利率が違うから、
粗利金額で判断すれば、全業種・全スタッフ、共通の指標で見ることができる。

自分の3倍の粗利を稼ぐことができていない時代は、
完全に、会社や他のメンバーに「食べさせてもらっている」状態。
誰もが、そこからのスタート。
借りを返し、貸し勘定を作り、やっと「自立」できる。
「自立」するまで、必死に働く、稼ぐ、なりふり構わずに。
「自立」とは、最低でも<レベル4>の段階だ。

自分が自立できたら、次に誰か(何か)を育てる。
ヒト、店舗、事業部・・・自分同様、できれば自分以上のそれらを育てる段階に入る。

自分が食うために、もがき苦しむ、必死さを通り越して、
自分が食うことを顧みない「境地」まで、成長することが大切。

世の中の多くの人は、
レベル1~3程度のところで、会社や職をコロコロ変える。
どこに行っても、コロコロして一生を終える。

最低でも、レベル4以上にならなければ、
結局、何者にもなれない。
世の中は、資本主義社会だ。
お金と仕事の関係を、ちゃんと知って、生きると良い。


自分を成長させてくれる出会いは、本と人と旅である

落合信彦さん、
アサヒスーパードライの初代CMに
登場していたことでも有名な国際ジャーナリスト。

学生時代からアメリカに渡り、石油ビジネスを起業、
各国の諜報部員とも親交があり、
自らの経験をもとにした、フィクション、ノンフィクションを書いていた
ハードボイルド系の作家さんでもある。

本棚から引っ張りだしてきた本を、ささーっと、読み返してみる。
16歳とか17歳の若者にとって、
生き方のスタンスを決める根本思想が、
良きにつけ、悪きにつけ(笑)
乾いた砂に水が沁みこむように、浸透していったことがわかる。

ちなみに、
一文のみで、陽一・信彦をつなげた「ニーチェ」のくだりには
確か、こんなことが書いてあった。
・・・
落合信彦が、アメリカに仕事で出かけたときのこと。
アメリカのタクシーの黒人運転手が、
待ち時間にカミュだか、ニーチェだかの哲学書を読みながら、待っていた。
道中、哲学の話題で盛り上がった。
ノビーは、このことを、絶賛して
「俺は、アメリカの懐の広さと強さの理由を見た気がした。
日本にこんな運転手がいるか??」

ボクも、
運転手になったら、哲学書とか読みながら待つ運転手になろ~。
週刊誌のエロコーナーとか、漫画とか、読まないようにしよ~。
(※家で隠れて読もう・笑)
でないと、ノビーに怒られるからな~!
そうすれば、日本も、自分も、凄くなるんだろ?

そんな感じで、
若かりし頃、本に出会っていました。

・・・
ブログを読んでくれている、若い皆さんへ
飲みに行って、親交を温めるのも良いことだし、
美味しいものを食べるのも、良いことだと思う。
でも、それら1回分と同等のお金で、
自分の人生が変わるかもしれない本と、出会える。
お金をどう使うか?
同じ価格でも、その価値の大きさは??





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