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生きてるのは、お前か。俺か?

松田優作の晩年を特集した番組を観ました。

最後の映画となった大作「ブラックレイン」
ガンを知りながら、公表することなく、仕事に差し支える治療は拒んで
その撮影に臨み、映画の公開直後に、亡くなってしまう。

「物を作る」「商品を作る」という行為は、
その物に「生命を移す行為である」とも言える。その典型である。

が、
きっと本人は、いたって前向きで、
撮影が終わってから、ガンの治療をすれば、大丈夫。と思っていたことだろう。
世の中の「感動」には、
当人が当たり前に実行している様を、第三者が勝手に感動する。という側面がある。
でも、それがノンフィクションの醍醐味である。

 
番組のエンディングが、かっこよかった。
「生きてるのは、お前か。俺か?」

死しても、人の心に、ずっと生きる人がある。
会ったことがなくても、生きる人がある。

自分も、かくありたい。
毎日を「精一杯、生きる!」
「生命をクライアント先に移すような仕事をする」と、心に刻む。


2023年のコンサルティング重点テーマ

年末年始は、
来年以降の業界とクライアント各社の重点テーマ、重点取り組み事項を、じっくり考え、過ごします。
酒を飲んでいる場合じゃない。
撮りためてるTVも映画も観なきゃ、本も読まなきゃ、それに、作戦タイム・・・。

早起きして、
海まで行って、
朝日を眺め、空気を吸い込み、気持ち、新たに!

・・・・
帰阪し、年末年始のゆとりモードで、
年越しそば用天ぷら・テイクアウトに出かけると、
仕事&戦闘モードにスイッチオンさせるプチ事件に巻き込まれる。。笑
※詳細は、また聞いてください。
大阪のオバはんの品のなさよ・・
それに、世の中には、アホ店員が、恐るべきスピードで増えている。。

俺の「聖なる時間」を、どうしてくれるねんー!
余分なエネルギーを使わせるな。
・・・・

気を取り直して、
良いお年を!!


あたり!見つけた名店

格好をつけず、
これみよがしでなく、
正直で、謙虚で、等身大の美味しさが追及されている。
どこの国の、どんな地方の、どんな食べ物であろうと、
こんな店が好きだ。

通りがかり、入ってみたお店にて。


豪華な建物を作る人

建築・都市計画に熱心な人は、
自分の政治力・統率力に自信のない人である。
人目に付く、どんなもんだ!という権威性を作りたがる。
建築政治は、自己演出である。

・・・
最近、長編ブログが続いたので、メモより、短編を。

 
毎朝、、寒いです。。
憧れの「貴乃花親方風」マフラーを、
耳を隠して暖をとるため「大谷刑部風」に巻いて、
怪しさ満点。カイロを握りしめ、早朝から出張に出かけています。

メリークリスマス!


トップ・オブ・モンブラン/レクイエム②

売上アップと、戦略・戦術・戦闘。
それに
「モンブラン」を語らせたら、右に出る者はいない。と自負している・笑

その執着とこだわりは、40年以上に渡る。
理想の形を、追い続けている。

25年前、大阪で「ア・キャトル」という名店のモンブランに行きついた。
これが、トップ・オブ・モンブラン。
しかし、この会社は、その後、倒産する。

次に、トップの座は、全国展開の「アンジェリーナ」に移る。
フランスのブランドだけに「西洋テイスト」が強め
たとえ、秋に和栗バージョンを出してきても「洋」が抜けないのである。

絶対値において「ア・キャトル」には、及ばない。

しかし、
10年前、ある個人経営の店舗が、アンジェリーナを抜き、トップの座をつかんだ!
ア・キャトルに匹敵する理想のモンブランである。

近年、インスタ映えするモンブランのお店なんかが、出てきたけど、
あんなのクソ食らえ!

トップの座を守り続けてきたのに、
このたび、店を閉めることになったという。

今年。。スタッフ不足で、満足に営業ができず、
モンブランの製造も、中断していた。

閉鎖を1日前に、偶然、知る。
何というご縁か・・・。

この日も、人材不足で、フル営業できていなかった。

電話で、最後のモンブランを注文し、オヤジさんに、
これまでの感謝の言葉と「日本一」であったことを伝える。
電話越しに、はじめて、笑った。

ここのオヤジさん、基本、不愛想。笑顔を、ほぼ見たことがない。
コミュニケーション能力に、相当問題がありそうな香りはしていた。
スタッフも、全員、笑わない。

スタッフ不足だ。。と知って、ネットでこの店の求人をチェックしてみると、
パート時給は最低時給。
正社員は、月給16万円。で募集していた。
修行になります、独立希望の方にぴったり。いう求人フレーズであった。

ただ、商品力=モンブランは、絶品!

最後のモンブランを、夜帰宅してから、味わいながら、食べる。
普段より、塩っけが強いように感じるのは、涙のせいか?

・・・・・
閉店してしまったこの店のオーナーシェフの姿が、
村田兆治さんと、どこか、重なるのである。

技術に優れ、その業が好きで、自分に厳しい。
が、
その自分の感覚が、他人とズレている。この時代とズレていることに、気づかない。
いや気づいているかもしれない、
(周りが離れてゆく)という信号が発せられているのに、修正しない。

コロナ渦中から「経営力」に優れた経営者でなければ、通用しない時代になった。
市内レベル、半径5~10km圏内程度で、
「物づくりだけに秀でている」のは、もう通用しない時代。
「総合力」が求められる。

まして、
技術は普通。他にやることがないからこの業に就いている。自分に厳しくない。
ただ、その家に生まれたから、経営者をしている。
勉強しない、素直に聞かない、脳ミソも血も入れ替えない。やることピンボケ。
そうゆう同族経営は、もう通用しない時代になってきた。

生きるためには、何歳になっても
自らイノベーションを起こせ。
昨日と違う自分になろう。





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