2013年11月28日 22:25
みなさんのお店では、
クリスマスツリーや、
クリスマス飾りは、できていますか??
だいたい、繁盛しているクリーニング店は、
この時期、センス良く大きく「クリスマス仕様」になります。
繁盛していないクリーニング店は、季節感が、一切ありません。
実は、クリスマス仕様になっていないお店には、
・「お客様志向」が欠如している可能性が高い。
・「お客様からの見られ方・お客様への見せ方」について、無関心もしくは、独りよがりになってしまっている。
・「お客様の望むこと」をしてさしあげる気持ちが少ない。
実はこのような、他のすべての事柄にも通じる根本的な問題をはらんでいるのです。
私が良く使う「個別性は、普遍性である」という原則、そのものなのです。
一個の事象に、その他の全ての底辺にある性質が、現出するのです。
師走の迫ったこの時期、気の利いた業界の店舗なら、
ほとんどの店舗が、クリスマスのデコレーションをしています。
「お客様が喜ぶこと」で「他店がやっていないこと」。
これをライバルよりも、如何に早く見つけて、実行に移し、やり通すか・・・。
これが、繁盛店のマーケティングの基本です。
2013年11月5日 8:33
超豪華な客室列車「ななつ星」の導入や、
鉄道会社らしからぬ、独自の経営手法が話題の「JR九州」。
こちらの写真は、ある九州の駅で見かけたものです。
「●●駅に行くには、どのホームに行けばいいですか?」と、尋ねると、
「2番ホームです。白い色のラインを、たどってください」と、教えてくれるのです。
(たどりながら進んでいくのが、なんとも楽しい!!蘇る童心・・・)
「珍しい車両空間」とか「超豪華」とか、
「異業種への進出・・・」だとか、でっかい話が注目されますが、
コンサルタントは、ニュースは、あくまで、上っ面のニュースとしてしか見ていません。
地道なお金をかけない工夫を、
積み重ねているんだな。。という現場に着目し、本質を見抜くのです。
こうゆう会社は、敵に回すと、厄介です。
お金をドバドバ使い、流行を追う、一見イケテるだけの会社は、敵に回しても、怖くありません。
自分たちは、「敵に回すと、怖い会社」にならなきゃ!
カネを出す前に、アイデアで何とかしよう・・・とする会社に!
何でも「買ってくださーい」というスタッフを減らし、
簡単に「買っていいよ」という幹部を減らし、
お金を出す前に、知恵とアイデアを出し尽くして何とかしよう!!というスタッフを増やすのです。
それが、永続する強い経営、人材育成って、やつじゃないでしょうか。
2013年10月25日 23:20
消費税8%の導入が決定した時から、
「消費税が上がれば、小さなクリーニング店は潰れてしまう。
生き残れるのは、地域の中で上位3店舗だけ」
「今のうちから、値上げしてもお客様が離れない店舗・接客・商品を作ろう」
と言い続けてきました。
ここ数年のうちに、万全の体制を作ってきたクリーニング店様もあれば、
そうではないクリーニング店様もいらっしゃいます。
今さら「何か、消費税対策を・・・」と、ご相談されても、
「今頃になって、もう遅いです」というのが、正直な本音。
進歩的なご支援先では、今春すでに消費増税を念頭に「値上げ」を実施済みなのです。
そうは言っても、目の前に迫った増税に対応しなければなりません。
「逆風」と思われている消費増税、与えられた条件はみんな同じです。
「自社にとっては追い風でした!」と笑って言えるようにするのが、経営者の腕の見せ所。
当社・日本売上アップ研究所がおすすめする対応方法を、
レポートにまとめてみました。
レポートを作りながら、こう思います。
うちの会社は、逆風に強い。。。やっぱり売上アップの専門集団だ。。。
実践すれば、かなりの売上アップが見込めます。
会員様、ご支援先様には、10ページ以上の完全版をお送りしています。
そうでなくとも、ご希望の方には、ダイジェスト版をプレゼントしています。
ホームページより、お申込みくださいませ。
2013年10月15日 8:39
「このシャツ、ノンアイロンで、オーケーなんで~」
「めっちゃ、お手入れ簡単で、最高です!」
(俺、一生、こんな重ね着とか、しないんだろうな~)って服を着ている
グッド・ルッキング・ガイに、レジで言われました。
言われて、悪い気はしないですよね。。。
いわゆる「お客様の決定した購買を褒める」トークです。
買うまでのアドバイスやお褒めとは、
また別の場面で、あるいは、別の店員さんに、
ちょこっと、こんなことを言われると、満足度が高まるもんだなーと実感しました。
クリーニングのお店でも、
付加価値品をご注文いただいたお客様に・・・「まるで新品みたいにパリッと仕上がってきますよ」
シミがとれていたら・・・「キレイに仕上がってきました!」
お客様は「洗濯」・・・
いや「選択」を褒められると、うれしいものです。
やってみませんか?
タダで売上が上がりますよ!
2013年10月11日 6:56
クリーニング店経営に、他社との戦いは避けて通れない道。
ライバル店に対する、リーダーによって様々です。
怒り、尊敬、嘆き、憐れみ、憎しみ、
羨み、驕り、無関心・・・人間のさまざまな感情が入り混じります。
「あそこは安いだけ。仕事が悪いと評判だ」
「ウチの真似ばかりしている。訴えてやる」
「クレームを一切受け付けないらしい」と否定的見解をする人。
逆に、
「良く考えた商売をしている。うちも勉強しなくければ」
「行動力あるクリーニング店だ」
「あの営業力は、うちも見習わないといけない」
と肯定的見解をする人。
否定的見解をするリーダーよりも、
肯定的見解をするリーダーの方が良く伸びておられます。
山梨県・甲府市の武田信玄像の前から、
戦国時代の「最終勝者」徳川家康のエピソードをご紹介します。
徳川家の最大の脅威であった「武田信玄・死の報」に際し、
大喜びする家臣たちに対して、家康は、このように言ったそうです。
「信玄のような武勇の将は、古今まれである。
自分は若い頃から彼を見習いたいと思うことが多かった。
信玄こそ我らにとって武略の師であると言って良い。
隣国に強敵があるのは幸いである。
なぜならば、こちらは油断なく、怠りなく励み、
また、国内の仕置きにも心を遣うゆえに、政治も正しくなり、家も整う。
もし、隣国に強敵がいなかったら、味方は武のたしなみ薄く、
上下ともに己を高く思って、恥じ恐れる心を持たぬため、だんだん弱くなるものである。
信玄のような敵将の死を、味方が喜ぶ理はない。」
競合店・ライバル店の存在を肯定し、敬愛し、学ぼうとする姿勢のあるリーダーこそ、
最後に天下を取ることができるのですね。