2014年6月26日 7:06
商品が売れるか、売れないかということは、
価格に対する価値のバランスで決まります。
価格そのものが高いものであっても、
お客様が「価格以上の価値がある」と判断すれば、売れてゆきます。
逆に、どんなに価格が安くても、価値なしと判断されてしまえば、売れません。
商品の価値を高めることは、
商品を売る、イコール売上を上げることの最短距離です。
商品の中身そのものは、
全く同じ。
でも、その「提供方法」を工夫することによって、価値を上げることが可能です。
居酒屋で・・・
日本酒を出すのに、大きな竹筒の中に酒を入れ、
竹を切ったお猪口を用意、竹ザルの中に葉を敷き詰めて、お客様にお出しする。
喫茶店では・・・
アイスコーヒーを出すのに、
コーヒーを凍らせた氷だけを入れたグラスと、
温かいコーヒーの入ったポットを用意し、
お客様にグラスに暖かいコーヒーを入れていただく。
そうすると、湯気がもうもうと沸きたち、目で楽しみながら飲むことができる。
「酔うことができれば良い」と、
日本酒をビンと普通のお猪口で出していては、
価格を下げて販売するしかありません。
「喉が潤えば良い」アイスコーヒーにしても、同様です。
クリーニングという商品を、
売り手であるクリーニング店が「キレイにする」というだけの
原状回復的な商品ととらえて扱えば、価格を下げて販売することが最も効果的でしょう。
しかし、原状回復以上の価値、
すなわちクリーニングに、
「キレイになる」以上の価値を見出さなければ、
資本力のある大きなクリーニング店と戦うことはできません。
クリーニングという商品を、
具体的な「お客様への提供方法」や「見せ方」を工夫して、
扱い商品はそのままでも、価値を上げれば、
高くてもバンバン売ることができるのです。
2014年5月28日 7:37
私のブログ、
クリーニング会社の社長や幹部の皆さんが読んでくれていると思いきや、
意外と、社内外の「女性スタッフさん」が、読んでくれていることが、多いみたいなのです。
ありがとうございます!
※いつも「THE・オッサン主義」なものばかりで、申し訳けありません。
そこで、、、
ご支援先の伸びているクリーニング会社さんのなかでも、
特に、頑張ってくれている店舗の女性スタッフさんの、
取り組みを、少し、ご紹介します。
傘立てに、こんなPOP。。。
こちらの店舗、見た目が「如何にも繁盛店」という訳ではない。
立地がとっても良い、という訳でもない。
なのに、業界の人が聞けば、驚くような成績をおさめているのです。
その理由は、
スタッフの「お客様への思い」であり、
それが、表現された、こんなひとつひとつの取組みの積み重ねにあるんですね!
「こんなPOPを作ってください」と
会社が指示したわけではありません。
誰もが持っている、お客様への感謝の気持ちを、
こうして表現してみよう。
お店に来られるお客様が、
どうすれば、心地よくなるのか?を、一生懸命、考えてみよう。
繁盛店は、人によって作られる。
そう、、、
あなたが、店舗そのものなんです。
梅雨入り間近。。。
さっそく、参考にしてみてくださいねー!
今度、お店をご訪問したとき、
こんなPOPが貼ってあると、とても嬉しいです!!
2014年5月22日 6:09
売上を上げるために、
チラシ・DMを出せば、お金がかかる。
人を増やしても、お金がかかる。
しっかり「ひとことフレーズ」を、
スタッフさんが、言い切ることができれば、売上はコスト・ゼロで、簡単に上がる。
同様に、
お客様に損をさせては、売上が上がらなくなる。
お客様に得をさせては、会社が損をする。
「得した気分になる」言葉が、2つとも解決する。
「セールの案内」
「布団のセール」
「汗抜きクリーニング」・・・
これからの季節は、コストゼロの「言葉力」が、力を発揮してきます。
幹部は、どんな新人スタッフでも、簡単に発することのできる言葉を、
設定してあげて、現場に指示をだすこと。
現場スタッフは、その指示通りのフレーズを、
きちんと100%全員のお客様に、声かけすること。
クリーニング店の「地力」によって、
大きく売上が左右されるのが、
この5月~6月にかけての「絞り出し」の時期なのです。
よろしくお願いします!
2014年5月18日 9:18
以前のブログにも書きましたが、
幕末の志士・高杉晋作・・・好きなんです。
GWの間、ちょっと疲れた心の充電を図るため、
高杉晋作が、藩の大軍を破り、さらには幕府の大軍を撃退したときの、
具体的な戦術について、資料を集めて、フムフム・・・と研究しておりました。
そのときのメモを、ご紹介します。
1000人の兵力で、50000人(50倍)の兵力の幕府軍に勝つ。
その具体的な戦術。
大軍勢ゆえに、意思の疎通ができない弱点。そこを分裂させる。
「現場最前線の軍隊と、総指揮官の意思疎通ができていないこと。」
「長期戦での兵糧不足・士気の低下・病気のまん延」
「束縛されることで、戦意を喪失している」
大軍と戦うときには、相手の弱点を突くことが、大原則。
「少数でも、兵士の質、兵器の質が優れていること」
「正面からぶつからず、奇襲戦で戦うこと」
「少数のうちには、勝っても深追いせず、相手の自滅を待つ」
「周到な準備、正確な情報を得る、、、地図の作成、大砲の届く距離・角度の確認、スパイによる兵力の確認」
「先手必勝:相手の攻撃日の前日に、先制攻撃を仕掛けること」
「相手の手段を破壊する、兵士ではなく船を破壊する」
「誘いだし、1本ごと切り、相手の力を削ぎ、ついには、枝葉から根元に至らん」
「敵に対して、緊張を強いる。今や攻め込もうとする姿勢で、精神的に追い詰める」
「かがり火をたき、大軍に見せるゲリラ戦」
「補給船=味方と思わせて近づき、奇襲するというゲリラ戦」
いや~本当に、クリーニング店の売上アップも、完璧に一緒だー。
スタッフを鍛え、優れた販促ツールを持たせて、
腐った店員、的外れな旧式ツールのクリーニング店を、壊滅させてるからなー。
そのほかのことも、
すべて、現在の「小が大を制する」マーケティングに、当てはまる!
・・・・
疲れちゃったときのリフレッシュ方法が、
「戦史の研究」とか「経営書を読む」ということ。
ある意味、オタクですね。
楽しみとして、自然にそうできるようになっている訳ですから、
そりゃー、戦ったら、負けない確率高いです。(笑)
四六時中、全ての時間を、
クライアントさんの売上アップのために役立つことに、
費やしている・・・そうゆうことが、コンサルタントには大事です。
2014年4月23日 23:53
当社のエース・コンサルタント・佐伯泰基も、
セミナー内容を聴いて、この満面の笑み!
「玉川さんの話、サイコーですね!」
(もう、惚れちゃいます・・・)
ノウハウの即効性、、、比類なし。
これまで、私の知っている限り、
「人材育成セミナー」といえば、
「研修のための研修・・・」みたいなものが、ほとんどです。
なので、当社の「人材育成」は、
そんな内容には、絶対したくない!
あくまで、実戦に強いノウハウを作り出したかったのです。
この内容は、確実に業績アップに直結する「人材育成」です。
「日本最強のコンサルタント集団」を掲げる、
(株)日本売上アップ研究所が、提供するにふさわしい・・・と、自負しています。
クリーニング業界向けにも、
近々、発表できると思います。
ご期待くださいませ。