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分度器の法則 ~「言葉」はコスト0円の最強の販促ツール

今週は、特に、たくさん頑張ったから・・・
恒例の「ご褒美」を・・笑
仕事帰り、新幹線車内で食べるためのお弁当を購入しました。
本日は、老舗すき焼き店のお弁当に、決定!

このお店のスタッフさん、お会計後、
「本日深夜1時まで、美味しくお召し上がりいただけます」
と、賞味期限を伝えていました。全てのお客様に。

一般的なお弁当屋さんでは、
「賞味期限は、本日深夜1時までとなっております」です。

さすが・・・老舗店でも、あぐらをかいていない。。

たった一言、添える言葉をアレンジするだけで、
お弁当の「価値」も、会社の「価値」も、グーーン!と上げることができる。

言葉は費用をかけずにできる、販促ツールです。

今は、少しの差かもしれないけど、
数年かけると、大きな差になる。
これを、私は「分度器の法則」と名付けています。
起点部分では、小さな角度の違いでも、
横軸にスライドすればするほど、縦軸の幅が広がってゆきます。

 
「ご褒美」を買ったつもりが、
もっと大きな「ご褒美」をもらうことになりました。

さて、
クリーニング店で、どう実行しましょうか?
お引取日の伝え方を、「プラス言葉」で!


「良いところ」を書き集めた秘密ノート

ヒトに関するブログが、続く。

ぎっしり文字が埋められた、このノート。
ご支援先の社長が、書かれたものです。

何が、書いてあるのか??

スタッフ一人一人の「良いところ」と「感謝の言葉」が、
書かれている。

「いつも、○○してくれている。ありがとう。」
「○○のとき、こうしてピンチを救ってくれた。感謝しています」・・・等々。
一人につき、最低でも15項目くらい記載がある。

なぜ、こんなのを書いたのですか??と聞いたところ。

見ていないと、サボる。
居所不明だらけ。
仕事の優先順位が、自分本位。
注意をすると、反抗してくる。
改善が見られない。。という、どうしようもない=「始末」に負えない。
スタッフいる。

本人に対して、
何を、どうアプローチしても、直らないので、
それなら、自分が変わるしかない!と、
「良いところ」を、ノートに書き始めたのだそうです。

誰に見せるわけでもない、
自分の感じたことを書き留めている、社長の秘密の勉強ノート。

打ち合わせのなかで、
偶然、日の目を見ることになりました。

「縁があって当社に勤務してくれたからには、少しでも、良くなって欲しい」
「指摘だけで、変わらないなら、別の方法を考えなければ」

社長の、人目につかないところでの、凄まじい努力。。
「ここまで、やるか・・・」という次元。
頭が下がります。

当の本人は、そんなことも、つゆ知らず、
今日も、適当な仕事をしている・・・。

何とか、社長の思いに応えて、戦力にするためのお力になりたい!

せめてもの救いは、
この打ち合わせに、後継者さんが同席していたこと。
社長の仕事に対する真摯さ。
人に対する基本姿勢。こうゆうところは、伝わった。伝承された。
最高の「後継者向けレッスン」の時間となりました。
社長と後継者さんの、良き「媒介」となれたかな?


実るほど、頭を垂れる、稲穂かな

この言葉を知っている人が、
少ない。という事実に、最近、気づきました。

実るほど、頭を垂れる、稲穂かな
「みのるほど こうべをたれる いなほかな」

稲が成長し、熟して、実(お米)が入ると、重みで穂先が垂れ下がるように、
人も、熟練するほど謙虚になり、腰が低くなるような人間でありたいものだね。
そうゆう意味かな?

つまらない人間は、熟練し知識を深めれば、尊大に振る舞うようになってくる。
大人物こそ、誰に対しても、低姿勢で丁寧である。

 
某・ご支援先の店舗スタッフさん。
入社から数カ月は、一生懸命、仕事を覚えていた。
だんだん、自分の受付技術が上がり、勤務時間も増え、周囲から頼りにされるようになってくると、
それに比例して、同僚スタッフや、会社に対する態度が、高圧的になってきた。。

そこは、直してもらわないと、会社の業績にも影響する、と感じたので、
「この言葉、知っていますか?」と、聞いてみた。
「聞いたような言葉ではあるけど、意味は知らない」とのことでした。

私は「笑う門には、福来る」とか「ちりも積れば、山となる」と同じくらい
一般的なもので、誰もが知っているもの、と思っていました。

この言葉を知らなくても、
「実るほど、頭を垂れる」人は、存在します。
でも、知らないままだと、
「実るほど、頭が上がる=尊大になる」人が、多くなるだろう。

私だって、
この言葉を知り、かくありたい・・・、確かにその通りだな・・・、と感じなければ、
実力もないのに、もっとエラそうに振舞う人間だったかもしれない。
知識を得たことが、戒めの言葉となり、反省のきっかけを与えてくれる。

以降、興味が沸き、色んな人に聞いてみた結果、
3分の1の人は、言葉も意味も、知っている。
3分の1の人は、言葉は聞いたことがあるけど、意味は知らない。
3分の1の人は、言葉も意味も、知らない。
このくらいの認知率でした。

ご支援先のスタッフさんが「稲穂」のような人になりますように。。。

出張中、偶然、見つけた路地裏の美味しい良心価格の定食屋さん

お店の名前が「稲穂」でした。


5月の成績と、合格ライン


当社・大阪北浜の事務所より・・・
中之島公園のバラが、見ごろ。
今が、一番、素敵な季節です。

今年のクリーニング業界は、
3~4月の出足が悪く、5月で挽回中。。という売上状況が多いのではないでしょうか?

毎年、お伝えしていますが、
繁忙期後半=5月~6月に、強いのは「地力の有るクリーニング店」

3月、4月のマイナス売上を、
5月の何日の時点で、カバーできたか?
6月の何日の時点で、カバーできそうな見込みか?

今年は、地域によって、大きく寒暖差がありますので、
それぞれの地域によって、この「合格ライン」は、異なります。

そして、
「とある」取り組みを実施しているかどうか?で、
売上に10%~20%の違いが、出てきています。


シズル感のマーケティング

クライアント先と、ご一緒させていただいた
うどん屋さんにて・・

この海老天を、汁につけると、
「パチパチパチーー、じゅわー」って!!

「シズル感」というヤツです。

聴覚にも、訴えかけるマーケティングです。
商品力を強化するためには、大切な要素なのです。





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