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高い商品を売るならば・・・

歯科医院さんに、通っています。

中学校の同窓会が、きっかけです。

「俺、半年に1度は、定期検診に行ってるで~」
ヤンチャなイケメン・ガキ大将だった友達の、この一言で。
・・・
ヤツが、何も痛くないのに、歯医者に定期的に通うなんて、、考えられない!!
(当時のイメージのままなので)
なんなら(歯、本当に、あるのか??)って。笑

「そうか、、アイツが行くんなら、俺も~」と、
根が(は?)素直で、
良いことは何でも取り入れる私は、近所の歯医者をネットで探して、通うことに。

その歯科医院さんで、遭遇した空間が、これ。

待合室。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(高いモノを売る)

そしてトイレです。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(トイレのアメニティ)

他社よりも、高いモノを売ろうとするならば、
他社との差別化をしようとするならば、
それなりの空間を、ローコストで演出しなければ・・・ならない、ということを、再認識。

もちろん、接客も素晴らしかったです。

クリーニング店でも、同じですね。
高い価格帯の商品を売っている店のほうが、古くて汚い・・・のでは、通用しない。

  
・・・こりゃ、同業者が入っているニオイがするな~と、すぐにセンサーが働きました!
聞いてみると、やっぱり、この歯科医院さんには、コンサルタントが入っていましたね~。


セブンイレブンとミスタードーナツ

クリーニング経営コンサルタント中西正人(ドーナツ、どーなる)
左が、セブンイレブンのドーナツ。
右が、ミスタードーナツのドーナツ。比較してみました。

主力商品「チョコ・オールドファッション」の場合。
セブンは93円、ミスドは140円。その価格差1.5倍。

サイズは、ミスドの方がひと回り以上大きい。
形状は、ミスドが上のほうが大きくなっていて(逆山型)、セブンは下に向かって広がっている(山型)
重量は、ほぼ同じ。(※実験サンプルでは、セブンのほうが少しだけ重かった)
食感と味は、ミスドはクリーミーで、軽いサクっとしたもの(年配層・子供層向けか?)。セブンはドッシリとした食感を重視。ザクっという食感(若年世代向けか?)
・チョコの量と味は、ほぼ同じ。

単純に商品そのものが、どちらが美味しいか?
どちらを食べたいか?と言われれば、
当初、まずくて食べられたものではなかったセブンのドーナツが、
品質面で追いついてきている。と判断せざるをえません。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(ワイシャツの価値創造)
ミスタードーナツも、品質を上げて、対抗策を打っています。

しかしながら、今年の3月末の決算発表で、
ミスタードーナツの売上は、約10%のマイナス。
ここ数年で一番悪い数字となっています。

クリーニング店は、ここから何を学び、何を実践すべきか・・・
そんなことを、業界紙「全国ドライ新聞」様の次回号に、
1面ぶち抜きで連載させていただいております。

是非、ご一読くださいませ。


上杉謙信の「春日山城・壁書」を、経営版に訳してみました。

先週、新潟方面に出張でした。
新潟には、尊敬する方々が、何人かいらっしゃいます!・笑
今回、取り上げるのは、その方々の源流を作っているかもしれない
尊敬する戦国武将・上杉謙信公の言葉。

居城であった春日山城の壁に書いてあったという有名な言葉が、こちら。
↓↓↓
運は天にあり
鎧は胸にあり
手柄は足にあり

何時も敵を掌にして合戦すべし 疵つくことなし

死なんと戦えば生き 生きんと戦えば必ず死するものなり
家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る
帰ると思えばぜひ帰らぬものなり

不定とのみ思うに違わずといえば 武士たる道は不定と思うべからず
必ず一定と思うべし
↑↑↑

特に、真ん中の「死なんと戦えば生き・・・」の文章は、
奇しくも、私のコンサルタントとしての行動理念と、全く同じです。

一般的なコンサルタントは、契約がなくなることを嫌います。
収入がなくなるから、当然と言えば、当然です。

でも、私はコンサルタント契約が、早く終了するよう、仕事をしています。
クライアント先が、できるだけ早くコンサル料なしで、
自分の力で、売上を上げるようになって欲しい!と、
全部のノウハウを、全力で注入します。

「早く契約がなくなったほうがいい、卒業して欲しい!」と、
まさに「死のう」と思って支援しています。

今の私や、うちの会社があるのは、
この気持ちで仕事をしてきた結果であると思います。

ある一定レベル以上にならなければ、
この境地には達しないし、わからないことだと思います。

「上杉謙信の春日山城・壁書」を、できるだけ本文に忠実に、
現在、職業を持ち、仕事をしている人のために、訳してみました。

↓↓↓
今の自分に対して、天は自ずと運命を与えてくれる。
身を守り、身を立てる「商品」は、自分の中に作り、準備すべし。
売上や収入の大小は、泥臭く足で稼いだかどうか、行動の量で決まる。

いつでも、相手(市場・ライバル・お客様)の情報を調べ、
手のひらの上に、自分と相手が見えるように、俯瞰して戦えば、負けることはない。

「自分の売上や収入は、どうでもいい」と思って仕事すれば、成功する。
「自分の売上や収入を、増やそう」と、自分が得することを考えて、仕事すれば、必ず破滅する。
このような心構えで、仕事をすれば、
一日がすぐに経ってしまい、家族のもとにすぐ帰れる。家計収入も増える。
逆なら、家に帰るまでの仕事時間が長く感じ、収入も増えない。

およそ、仕事でお金をもらっている人は、
「結果は、運次第、自分以外の誰か次第、会社次第で、どうにかなるもの」と思ってはならない。
人生も運命も、自分の「こう生きる=こう仕事する」という、心構えと行動次第で決まる。自分の「なしたこと」次第で、掴み取ることができる。
↑↑↑

現代版に訳した「春日山城・壁書」です。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(上杉謙信の春日山城壁書)
写真は・・・事務所スタッフから大不評の「良く見れば・・・シリーズ」のなかの「上杉Tシャツ」。
数年前、新潟空港で買いました!

今回の出張で、同じものがあれば、
佐伯と、スタッフさんのお子様に買って帰って、
「良く見れば」仲間を増やそう・・・と、企んでいたのですが・・・
もう販売されてませんでした!

きっと、大人気品だから、品切れなんだなー!


人の話しを聞くことで、売上アップ

クリーニング経営コンサルタント中西正人(佐和子さんの聞く力)
定期的に観ているテレビ番組のひとつ
「サワコの朝」
阿川佐和子さんが、毎回ゲストと対談する30分番組。
大好きな女性タレントさんです。

大阪では、土曜日の朝から放送されています。

阿川さんには、インタビューのとき、大切にしていることがあるそうです。
「誠意を持って、面白がって、相手の話しを聞くこと」

昔、阿川さんが、
作家の城山三郎さんをインタビューしたとき、
城山さんがニコニコしながら、
「阿川さんの父と娘の関係はどうなんですか?」
「阿川さんも大変なのですね」という逆質問から始まって、
「どうして?」
「あなたは?」
「それで?」
「面白いねー」という反応に、聞き手であったはずの阿川さんが、
つい、自分のことを話し続けてしまった・・・という経験から学んだことなんだそうです。

自分が話すことは、最低限に。
相手を「受け入れる」姿勢を大切に。。

ビジネスの世界でも、まったく同じです。
スタッフさんとのコミュニケーションや、営業の場面でも。

「聞く力」という阿川さんの書籍は、
このへんのことを含め、うまくまとまっている本です。

とても参考になりますよ。


感性って、たとえばこんなこと。

あるスタッフさんが、こんなことを話してくれました。

「私は、クリーニングの受付が忙しくなってくると、
イライラしていたのです。
顔や態度にも、明らかに出ていたと思います。

あるとき、飲食店に行きました。オーダーバイキングのお店でした。
大繁盛していて、店員さんは、てんてこ舞いの状態でしたが、
ニコッと、とても穏やかな表情と動きで、お客様対応していました。

私はそれを見て、忙しいときの自分の接客を、とても反省しました。
“私の接客対応と、全然違う。この店員さんを見習おう!”と思いました」

 
もし100人が、同じ経験をしたとして、
このように感じることができる人は、何人くらいいるでしょうか?

ただ、ご飯を食べることだけしか考えず、
なーんにも、感じない人もいれば、
「この店員さん、素晴らしいな」と、感じたとしても、
自分の仕事に、とり入りいれるところまでは、至らない人もいます。
店員さんの仕事と、自分の仕事を、結びつけることができる感性レベルにあっても
「仕事内容が違うから」など、
何かの「条件付け」をして、自分の可能性を、自分で閉ざしてしまう人もいます。

前述のブログで言うところの
思想とか哲学とかが、その人の人生を決定づける・・・ということは、
きっとこんなことなんだろう、と思います。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(夜の仕事場所)
夜のカフェで、仕事しながら・・・ふと感じたことです。





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