2019年1月12日 21:18
異なる存在が、生きるために相互に関係しあう中で、共に進化してゆくこと。
これを「共進化」と言います。生物学の言葉です。
生物の代表例は、
花の蜜を吸う虫や鳥の口のカタチと、
吸われる側=花粉を運んでもらう花の構造。
ライオンの爪や牙、狩りの知能と、
シマウマの模様、スピード、聴覚。
戦国時代、関東甲信越では、武田が強いから、北条、上杉も強くなる。
南北朝時代、栃木で足利尊氏が勢力拡大するから、群馬の新田義貞もそうする。
近隣に強敵がいると、
対抗する周辺国は、生きるために強くなるしかない。これも「共進化」
会社の場合にも起こる。
地域の特産品を扱っているわけでもないのに、
某業界の某商品は、ほとんどがこの地域で作られている、というケースが多い。
近くの会社を見て、
「最近、アイツ、こんなことして、儲かっているらしいな」
「アイツができるくらいなら、俺だって、できる」
きっと、そう感じて、動いた結果でしょう。
クリーニング店の場合にも、
「共進化」は、起こる。
とんでもなく、経営力に優れた会社同士が、戦っている地域がある。
「共進化」の影には、「絶滅」した種もある。
進化できず、食べ尽くされて、絶滅するパターンが多い。
生物の生存の歴史を見れば、
最も絶滅しやすいのは「無警戒」の種ではないか?
特に、捕食者がいないエリアで、ぬくぬくと生きていた種は、
そのエリアに捕食者が持ち込まれたり、侵入したりすると、
無警戒がゆえに、アッと言う間に、絶滅する。
・・・・・・最大級の鳥・ジャイアントモアは、
小石を飲み込む習性を利用され、人間に焼け石を飲み込まされて、殺された。
・・・・・・愛嬌のある飛ばない鳥・ドードーは、孤島で楽しく暮らしていたけれども、
人と接触してから200年で絶滅した。
・・・・・・元々「ペンギン」と呼ばれていたオオウミガラスは、
羽毛と脂肪が豊富で狙われてるのに、極端に警戒心が薄く、乱獲で滅亡。
現在の「ペンギン」は、オオウミガラスの滅亡後、そっくりな種が
南極で発見されたから、そう呼ばれているだけ。
余談メモが、長くなってしまいました。
私が、何を言いたいか。
皆さんが、どうとらえたのか?
ま、そんな感じです・笑
2019年1月6日 23:24
スキンヘッドに、がっちりムキムキの筋肉。

事務所の彼のデスクには、通販で取り寄せたという
「主食」=アーモンド、ドライアプリコット、クコの実。
ペットフードのような大サイズで、ビニールにシールが貼られただけの大袋で、常備。
・・・これをボリボリ食べて、仕事する。
プライベート車は、
ボコボコ・ボロボロの年代物に、平気で乗っている。
・・・彼曰く、これこそ「世界基準」であり、
余計なことに気を使う必要もなく、最も合理的であるそうだ。
バリバリ仕事して、超・高業績を上げる。
自分に厳しく、経営者以上に、会社を想い、行動する。
そして、性格は「ピュア」そのもの。
大学では哲学を学び、思考回路まで洗練されている。
知識を吸収しようとする欲求や、質問の回数・精度も、群を抜いている。
さながら、
知性と頭脳の発達した「売上アップの猛獣」といったところ。
戦場の「部隊長」にしておけば、
どんな危機的な状況でも、
必ずチームと部下を守り、ミッションを遂行して生還するに、違いない。
そうゆう「映画のヒーロー」のような存在なのです。
この「猛獣」を活かす社長は、
静かな「森」そのものの器のようであり、森の主・フクロウのようでもある。
「猛獣」を取り巻くメンバー達も、個性派ぞろいで、さながら森のアニマル。
日々、アニマルたちを叱咤激励しながら、ガンガン売上を上げている。
「ヤツらは、私の無茶ぶりについてきて、良くやってますよ」
私たちの前では、ボソッとこんなことを言う。
アニマル(メンバー)たち本人の前では、決して、こんなこと言わないけれども。
・・
それ、みんなの前で、言ってあげてよーー・笑
本当に、昔ながらの「軍曹」そのものなのです。
ご支援先の経営者様は、みんな魅力的な方ばかりで、
いつもワクワクしながら、ご支援させていただいています。
そして、幹部の皆様にも、こうした魅力的で素敵な方がいます。
お会いするのが楽しみで、売上アップの仕事を面白くさせてくれます。
2019年も、共に、成長してゆきましょう!
彼の手の先には、
出産を終えたカマキリちゃん。

そっと木のほうに返してあげていました。
実は、繊細で優しい男です。
カマキリ先生(香川照之さん)も、きっと喜んでいるぞー(笑)
2018年12月8日 21:08
ヒゲに別れを告げてから、まる2年。。
実は、そのあと「天敵」ができた。

ビジネスホテルのアメニティの、この「特定」のカミソリ。
コイツと、朝から必ず「流血バトル」となる!(いつも負けるのは、私の鼻の下だけど)
こうなる要因としては、次の5点が考えられる。
1)このカミソリの質が悪い
2)私の剃り方が、あまりにも下手くそ
3)家で使っているカミソリが、高性能すぎる
4)そうは見えないが・・実はA型、完璧主義者だから、やるからには必要以上に剃りたい
5)神様が「もう一度、髭にしてみたら?」と言っている
そして、配分としては、4:2:1:1:2くらいの割合だと思われます。
ちなみに、、
ホテルの質は、カミソリとタオルの質にあらわれる。
私は、こうルール化しています。
パッケージ袋に、ホテルの名前が刷り込んであるカミソリは、まず、大丈夫。
1)~5)のような理屈をこねる「面倒な男」も、血を見ることはない。
「ブランド化」とは、そうゆうことです。
タオルの吸水性も、同じ。
使う前から「厚み」でわかる。
質は、細部に宿ります。
見直してみてください。
2018年11月22日 21:31
「これから、この業界で生き残ってゆくには、どうすればよいでしょうか?」
コンサルティングをしていると、
こんなことを、聞かれることが多い。
経営者なら、みんな共通の不安だろう。
全業種共通の原理原則に照らし合わせ、
業界の特性を考慮したうえでの、マーケティング上の「答え」は、いくつもある。
でも、
誰でも無料で見ることができる
ブログには(意地悪して)その策については書かない。笑
最終的な根底にある究極の「答え」は書き留めておく。
その答えとは、
「どんな時代になっても、生き抜いてゆく思考回路と知識と行動力を持った、
後継者を育てておくことか、見つけておくこと」
結局、ここに行き着く。
優秀な後継者を育てておくこと自体が、
業界動向がどうなろうとも、
会社が存続してゆく、最も「安全で確実」な作戦。
あなたが考え、実行するのは、もうそこらが限界だ。
もっと考え、行動力のある人を、育んでおくことこそ、が最良の生き残り策。
「ダイヤの原石」を
腐らせてしまうことなく、
ピカピカに磨き上げてゆきましょう。
2018年11月9日 22:11
新幹線車内の雑誌より・・・
旅好きなライターさんが「旅運」について、書いていた。

行列に巻き込まれて、到着が遅れたため、
ホテルに帰る時間が遅くなってしまい、
近所の居酒屋に行くも、満席。
通り向かいの食堂に行くも、閉店時間。
食堂のおかみさんに、別の居酒屋を紹介してもらうも、行ってみると満席。
この満席の居酒屋でも、店員さんが、また別の店を紹介くれた。
最後に、たどりついた居酒屋が、とても美味しく、
豪華な一品サービスまでしてもらって、大満足。。というエピソード。
まるで、わらしべ長者のような話。
「旅・長者」である。
作者は、昔から自分は「旅運」があるほうだ。と締めくくる。
「旅運」が良くなるコツは、
予期しないことが起こると、むしろ、楽しむ「面白がる精神」にあるのではないか?
と考察している。
まさに、経営でも同じでは??
「商運」が良くなり
「経営の長者」となるコツは
「予期せぬことを、面白がること」である。