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なぜ、オセアニアの国は、ラグビーが強いのか?

ラグビー・ワールドカップも大盛況に終わり、
東大阪・花園ラグビー場には、
予選から、たくさんの人が集まるようになった。
ラグビーファンとしては、嬉しい限り。

この通り「にわかファン」じゃないことを、
早めにPRしておいて良かった!(笑)
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/4383-2/
ところで・・・
なぜ、
ニュージーランドや、フィジー、サモア、トンガ、オーストラリア等々、
オセアニア系の国が、ラグビーが強いの??
そんな「事実」への質問を受けることがある。

カラダが大きいから?
好きだから??

違う。
ラグビー発祥の地・イギリス=大英帝国の植民地だったから、
ラグビーが普及した。
それが本当の理由=「真実」である。
※どの局もこの「真実」については、あまり触れない。

ちなみに、大会出場20か国のうち、
大英帝国系は、12か国。
それ以外は、
日本、ロシア、イタリア、フランス、アルゼンチン、ジョージア、ウルグアイの7か国
アメリカを・・・どっちに入れようか?
実に、6割が「大英帝国系」の国々。

何だったら、
今でも、国旗の一部に「英国マーク」が入っている国もある。
大英帝国の占領・統治の手法の凄さを、今でも、思い知らされ、勉強にもなる。

日本に置き換えれば、
相撲が、韓国や中国、東南アジアで、
嬉々として愛されるスポーツになっているようなもので、
各国の国旗の一部に、日の丸が入っているようなものだ。

会社の買収戦略のためにも、学ぶべきことは多い。


戦うな。いったん逃げろ。それも大切な戦術である

実は・・・
ハチから学んだ教訓が、
もうひとつある。

自分を死に至らしめるほどの「強力な敵」が出現したら、
「戦うな。いったん、逃げろ」である。

ハチは、
大多数が、果敢に襲いかかってきた。
しかし、スプレーによって、撃墜され「居城」は陥落した。

しかし、ハチのなかにも、クレバーなヤツがいて、
何匹かは、空の方向へと逃げていった。
取り逃がした私は、
「コイツら、あとで後ろから、襲撃してこないだろうか??」と、
怯えながら、戦っていた。

 
勇猛果敢に戦っても、
死んでしまって、何も残らないなら、意味がない。

「戦わず、いったん、逃げる」ということも、
大切な戦術のひとつです。
(しかも、思いっきり遠くまで、逃げる!)がコツ。

もちろん、
再起可能な「怪我」程度で済む実力が、自分にあるなら、
戦ってみるほうが良いかもしれない。
しかし、
どう考えても、
これは死ぬ可能性が高い、
という場合には「逃げても、生きる」ほうがベストの選択。

「死して不朽の見込みあらば、いつでも死すべし、
生きて大業の見込みあらば、いつでも生くべし」
これは、吉田松陰の言葉です。
「男子たるもの死すべきところはどこか?」という
門下生・高杉晋作の問いに対しての返書。

立ち向かって死ぬハチ、
逃げて生き延びるハチ。。。
激闘の跡を見て、成仏を祈り、
彼らの死を無駄にせぬよう、何かを学び、糧とさせていただく。

「このハチは、織田信忠、久坂玄瑞、楠木正成だなあ・・」
「あのハチは、徳川家康、桂小五郎、足利尊氏だなあ・・」なんて、考えながら。


政治家と医者とコンサルタント

政治家、医者、コンサルタント・・およそ「先生」と呼ばれる職業に、
ロクな人間はいない。
弁護士も、教師も、この類だ。

この「先生」連中のなかでも
「自分達が食べること=収入」が、第一の連中は、さらにタチが悪くなる。
先週までのブログの続きになります。

たとえば、
生活がかかっている政治家の場合・・・
「こんな場所に、新しいダムは、、あってもなくても、どっちでも良い。」
という場合には、
選挙で票が欲しいから、「ダム建設を推進する側」に回る。
選挙には1億円のカネがかかるから、怪しいカネも、受け取る。
念のため、選挙で落ちたときのことを考え、私腹も肥やしておく。
したがって、
日本国全体のための判断は、できない。
(できない人が普通だろう)

たとえば、
生活がかかっている医者の場合・・・
念のため・・・と称して、本来不要な検査をたくさん受けさせる。
薬をたくさん出す。最悪の場合、不必要な手術まで行う。
患者のために、もっと良い病院があったとしても、自分で抱えこむ、。
入院・退院のタイミングは、儲けの効率次第。
したがって、
患者のための本当の治療は、自分が「食えた」後でのことになる。

たとえば、
生活がかかっているコンサルタントの場合・・・
仕事の前に、調査費用や診断料、入会金をとる。勉強会への入会を勧める。
色んな研修や、特定の業者からの購入を勧め、裏でマージンをとる。
言わなければならないことがあるのに、
それを言って機嫌を損ねて、契約を切られたら、どうしよう。。と思い、
本当に大事なことを、指摘しない。できない。
これは無理だ、と薄々わかっている仕事も、「できます」と言って、受ける。
もっと良いコンサルタントがいたとしても、自分で抱えこみ、
別のコンサルタントにかかることを、嫌がる。

自分の生活のことを、気にしながら、
他人の人生を背負う仕事している人間には、
他人のための正確な判断、良い仕事は、できない。

経営者全般も、同じだろう。
お金がないときの判断は、お金を得ることを第一義とした意思決定となるから、
お客様のニーズとかけ離れたものとなることが多く、
結果として失敗する。
だから、余裕が必要だ。

政治家はわからない、医者もわからない、
でも、コンサルタントの中には、
自分の生活を顧みず、
他人の人生を背負う仕事ができる、強い人がいる。
(ある種、ネジが一本外れてる?というくらいのバカか変人である場合が多い・笑)
私の知る限り、100人~200人に、1人くらいの確率だ。

私は、強い人間ではない。
(幸か不幸か、ネジも外れていない)
「100分の1」の男でありたいと願うが、
完全になることはできない「弱い」人間です。

だからこそ、
創業直後から、もしコンサルタントの収入がなくなっても、
一生、生活に困らない会社と、仕組みを作ってきた。
そうゆう風にしないと「本物のコンサルティングはできない」と感じたから、
船井総研という一見、
安定しているかのように見える大きな会社を飛び出した。

自分の生活のため=金を得るために、
コンサルティングしている人は、ダメ。。
自分の生活や私情のからみなく、
コンサルティングできる人でなければ、良い判断はできない。

おかげさまで、
クライアント先へのアドバイスは、ほぼ、間違うことはない。

自分の会社での判断は・・時々、間違う(笑)。
最終的には、良い方向には行くんだけど・・・。


撤退企業から勉強すること

当社が、材料を買っていた仕入れ会社が、
業績不振が理由で、事業規模を縮小する・・ということで、
支店を閉鎖する通知が、届きました。
今後は、本社のみで運営してゆくそうです。

ああ・・・
もっと、たくさん買ってあげていれば、良かったなあ。
我々も、力不足で、申し訳なかったなあ。。という気持ち。と、
現実的には
別の業者さんを、探しておいたほうが良さそうだなあ。という
打算の気持ち。

当社の担当者は、とても良く頑張る人で、
最後まで残って、残務処理にあたるらしい。

今年に入ってからは、
使えない人。給料が高く、売上に貢献しない人。から順番に、
バシバシ、リストラされていたらしい。

それでも、最後まで、
自分の会社の悪口を、一切言わなかった彼は、立派だと思う。

しかし、コンサルタントとしては
「業績不振の真実」は、知っておきたい。
「どうすれば、こんな風にならずに済んだと思いますか?」
「職業柄、後学のためにも、聞かせてください」と、水を向けた。

そうすると、
もちろん、大前提は、我々の能力・努力不足が、原因ですよ・・
という言葉から始まり、
「もっと、トップに現場を見て欲しかった」
「もし、現場を見れないなら、現場の提案を、受け入れて欲しかった」
「数字だけを見て、提案をダメ出しされ、身動きがとれないのが、もどかしかった」

創業オーナーが、一線から退き、
次の身内オーナーは、会社を売却し、
大株主=トップが変わった会社での出来事です。

「普通の会社が、モノのように、ポンポン売り買いされ、数字だけで判断される。
 話は、聞いたことがあるけど、他人事だと思っていたら、
 自分の会社で、起こってしまいました」とも、言ってました。

他人事ではない。
こうゆう会社は、これから増えるだろう。


肯定的自己暗示をかける人、かかりやすい人

サルミアッキ・後日談・・・。

とある、クライアント様の幹部会議では、
毎回、参加メンバーが、飴やビスケットを持ち寄り、机の上に置いて、
つまみながら、会議をしています。

その中に、そ~~っと
「サルミアッキ」を、しのびこませておきました!

誰か、食べないかなーーーなんて、ドキドキしながら、見ていました。

でもそこは、警戒心の強い幹部たち。
誰も、引っかかることは、ありませんでした。

種明かしをして、食べてもらうと、
7人中6人が「おえーーー」「マズイ!」との感想。

しかし、この会社のナンバー2の部長さんだけは、
「ん?これ、うまいやん!」と、パクパク食べ始めたのです。
「俺には、バイキングの血が流れとるんちゃうか!」なーんて。

え?あれれ?
そんなに、美味しいのかい??
ということで、私も、もう一度、食べてみました。

すると、あら不思議!
「まあまあ、美味しい」と、感じるようになってきたのです。

ちょっと強がりが入っていたかもしれません・笑
でも本当に。。
事務所では、1個食べるのが、やっとだったサルミアッキを、
私も、パクパク、食べれるようになったのです。

これは、以前のブログでもご紹介した「プラシーボ効果」の一種かな?

プラシーボ効果とは、偽物の薬でも、
優秀な医師から処方されて、
「効果がある」と信じ込んで飲めば、実際に、病気が治る。という心理効果です。

部長の言動によって、
「肯定的・自己暗示」がかかり、不味いものも、
美味しいと感じるようになったのです。

 
組織には、
この部長さんのように
「肯定的・自己暗示」をかけてくれる「太陽」のような人が、
とても重要です。
その周りに、私のように「単純脳」で「肯定的・自己暗示」にかかりやすい人がいると、
全体が、前に進み始めるのです。

誰もが「これは無理だ・・」と感じる
困難な案件に、ぶつかったときでも、
「いや、いけるよ!大丈夫だわ」という「光」を発する人がいて、
「あら!そうかもしれないな・・・」「やってみよう」と、単純な脳で、続く人がいる。

経営者や、幹部は
できることなら、「肯定的・自己暗示」をかける人になって欲しい。
最低でも「肯定的・自己暗示」にかかりやすい人であって欲しい。





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