top > 成功法則かも!?


真摯、素直、一途、貪欲なプライドを持った「無頼派」

江夏投手の系譜。。
15年前、こんな本を買っていた。

取捨選択され、定数を維持されている、私の本棚に、まだ残っている。
ということは・・・
気になっている本で、
いつか、読み返そうとしているのである。

表紙には、
若かりし、江夏投手が、王選手から、
シーズン354個目の三振を奪い、日本最多記録を達成した瞬間の写真。
日本記録は「王から獲る」と公言していたそうである。

王に対して、毎回、力の直球勝負を挑んだため、
王から最も多く三振を奪った投手は江夏(57個)だが、
江夏から最も多く本塁打を放った打者も王(20本)である。

そして、無頼派。。として、
魅力的な野球選手の名前が、書き連ねられている。

「無頼」という言葉には、
定職につかないならず者。ごろつき。という意味がある。

一方で、戦後の文学界で、派閥に属さず、
人間臭さを作風とする文豪たち(太宰治、坂口安吾、織田作之助、石川淳)を
「無頼派」と呼ぶ。

その漢字が示す通り、「頼らず生きる」という意味がある。
組織や体制に、頼って生きるのではなく、
自力で実践的な工夫を凝らし、道を切り拓いてゆく、
自主自立の精神を示す言葉である。

私は、その「業」に対して、
真摯で、素直で、一途で、貪欲なプライドを持った「無頼派」を、
このうえなく愛している。

ちなみに・・・
アリス再結成時の曲「BURAI」は、お気に入りの1曲である。

ちなみに・・・
無頼派は、総理大臣とステーキ会食は、できない。

グレートな無頼派を目指そう!


美しい三振 ~ガッツも、無残も

最近、何故だか、野球愛が、とまらない。。笑
ひとつ、ふたつ、続きますので、ご容赦を。

クライアント先のなかに、野球好きの社長がおられて、
必ず、コンサルティング中のうち1時間くらい「野球」の話になる。

晩年は「フィールド・オブ・ドリームス」のように、郊外に野球場を作り、
そこの管理人をして、過ごしたいそうである。。
何とも、ロマンチックで、羨ましい!
ロマンチックな「夢」の一部をお手伝いさせていただいていることに、
誇りとやりがいを感じて仕事をさせていただいています。

そんな話を聞いたせいか、野球の話が続く。。

 
先日「ホームランを打たれた、最も美しい写真」として、
2年生の桑田投手を、紹介しました。

今回は、打者の立場から、
「最も美しい三振の写真」について。

野球ファンの中で語られる、
「最も美しい」とされている三振写真は、こちら・・・・

長嶋さんの現役時代の三振である。

立教大学から、鳴り物入りで、巨人に入団。
ルーキーイヤーのデビュー戦、あの金田正一投手から、4打席連続三振を喫する。
しかし、金田さんは、長嶋さんの積極果敢さ・気迫・スイングスピードから、
この初対決のルーキーに「怖さ」と「可能性」を感じ取ったそうである。

失敗するにしても、
このくらい正々堂々、気迫を見せての、失敗したいものである。
部屋に飾っておきたくなるような「勇気をもらえる」1枚でもある。

しかし、長嶋さんの三振は、
かっこ良過ぎる・・・笑

私は、無念さが滲み出る、
情けないくらいの三振らしい三振が、良いのです。
そこで、推挙するのは、この三振。。

1979年の日本シリーズ第7戦、近鉄対広島。。
有名な「江夏の21球」の最期の打者・石渡茂さんの三振である。
スクイズを、カーブの握り・即時判断で外された、有名なシーンの後、
2アウト・2ストライクと追い込まれる。
しかし、ヒットが一本出れば、逆転もできる場面。
江夏のカーブに、絵にかいたような腰砕けの三振をしてしまう。。

近鉄ファンであった少年時代は、「カーーーッー!!」と、
見るのも嫌なシーンであったが、、
今は、とっても味わいある、ナンバーワンの三振だと思っている。


マジックの根本にあるものは「3つの好き」と、日ごろの積み重ね

注目したきっかけは、
ほんの些細なことであった。

「この監督、オッチャン(=父の兄)に、似ている」
少年のころの夏休み、
高校野球中継を見ていたとき、ふと、そう思って、口にした。
親戚一同、納得してくれた・笑

それが、その年、
桑田・清原のPL学園を破り、優勝した取手二高、
翌年から常総学院の監督となる、木内幸男監督であった。

小学生のときに所属していたソフトボールチームの
ブルーのユニホームの高校が好きだった。
「横浜商業」や「岡山南」その系統のブルーのユニホームの
「取手二高」の監督でもあるから、愛着がわいた。

言うに及ばぬ「木内マジック」とスマイル&親しみある茨木弁。
(もちろん、それは甲子園の試合での話。練習では、怒号と罵倒の嵐である)

常人では、思いもつかない奇策を「根拠のもと」実行する。
・好投手相手に、バント作戦なしの強振策で、点をとる。
・先発メンバーの大半を、レギュラー選手でなく、控え選手に入れ替える。
・この回の攻撃は、三者凡退でいい、すぐに終わらせろ。という謎の指示。。。

「指揮官にとって最も必要なことは、部下を知ること。
全国で一番長くグラウンドにいるのは、オレだと思ってやってきた」
そこにマジックの根拠がある。

そして、
監督を引退する会見のときの言葉と表情を、
今でも覚えている。
確か、、「どうしてここまで続けることができたのですか?」という記者の質問に、
「子供が好き、野球が好き、、(ひと呼吸おいて)勝つことが好き(ニヤリ)」
と答えていました。

自分に重ね、共感する。
「クライアントが好き、コンサルティングが好き、、・・・勝つことが好き(ニヤリ)」

この3つが、大好き。であるがゆえ、
考え抜いた末「マジック」が生まれる。

甲子園通算22回出場、40勝19敗、全国優勝3回。
名監督のご冥福をお祈りします。

皆さんは、
「スタッフが好き、クリーニングが好き、、・・・勝つことが好き」ですか??


経営者は、社内にコロナが出てこそ、一人前

私は、自称「コロナ・マニア」で、
3月ごろから、
会う人には、必ず「知り合いに、コロナ出た??」と聞いて、情報収集している。
コロナに関する身体な影響、社会的な影響、
保健所、病院等との対応方法、、すべて聞いている。

信頼できる筋のTV番組や映像、文献には、
ほぼ、すべて、目を通している。

もちろん、
もしも、ご支援先から、
コロナ感染者が出たときの対応方法を、アドバイスできるよう、
備えておくためである。

最近は、身近でも、
かすっていたり(濃厚接触者に認定、感染者と同席していた)や
友人や従業員が遭遇したり、、ということが、増えてきました。

経営者は、
ちょっとした「面倒」に遭遇してこそ、
一人前。。的なことがある。実際、そうである。

わけのわからないクレーム客に対応してこそ、一人前。
不義理で、非常識なスタッフに遭遇してこそ、一人前。
税務署に入られてこそ、一人前。。。
これからは、
社内にコロナ感染者が出て対応してこそ、一人前。である。

細心の注意を払うが、
それでも、そうなるときは、なる。
税務署が来る、くらいの感覚で、コロナが来た。と思って欲しい。

街を覆っている雲のようなコロナ禍が、
早く晴れ渡りますように!


自殺者数と失業率

一度、統計が気になり始めると、
連続して、気になってしまう。。
これは、探求心と言うのか、凝り性と言うのか、粘着質な性格と言うのか・・

今日は、新聞に出ていたこの記事である。

「ガブッ」と噛みつくのは、止めにして、、、笑

自殺者数が、増えている。
この数年、月別自殺者数の平均は、1500人台~1600人台。
これが、7月から9月の3か月連続で、1800人台を超え、
10月、ついに、2100人台に。

女性に人気の有名人の自殺が相次いだことに、人の脳が洗脳されたか??
との仮説を立てて、簡単に調べてみた。

「有名人の自殺」も、ある程度、関係あるけれども、
過去のデータと出来事を調べたところ、
自殺者数は、ベースとして、失業率に比例している。

ざっくり、調べたところによると、
失業率3%で、月の自殺者数が2000人を超え、
失業率4%で、月の自殺者数が3000人を超える。

一方、コロナ死は、
現在のところ、これまでの累計で2000人である。
報道では、各種死因と、比較して伝えるようにしたほうが良い。
これは、一貫した、私の政策への提言である。

現在、失業率は3%を超え、もちろん増加傾向である。
これからも、増えるだろう。。
月々、自死が500~1000人単位で、増え続ける。。ぞっとする。

 
ちなみに、、自殺者数にも「季節変動」があります。
例年、3月から増え始めて、4月、5月がピークになる。

社会的な環境変化と、生物的な要因。

今年に限っては、4月と5月の自殺者数が、
例年と比較しても、異常に少なかった。
緊急事態宣言で、社会生活がストップしていたからである。

上記の原則が、証明されている。





TOPへ戻る