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同じ職種でも、全くの別物。~船長・海・コンサル論

最近のニュースつながりで、もうひとつ。
知床遊覧船の事故より。

「船長」という仕事でも、
大型タンカーの船長、軍艦の船長、漁船の船長、
そして、遊覧船の船長、、様々な「船長」がいる。使う能力が全く異なる。
ひとくくりに「船長」という職種だけど、内容が全く違う。

船長が活動のステージとする「海」にも、色んな種類の海がある。
西の穏やかな海と、北海の荒々しい海では、同じ「海」とは言えない。

知床半島は、私も学生の時、ツーリングで訪れたことがある。
気象条件が一瞬で「厳しく、極端に」変化する、
日頃の生活常識では考えられないエリアなのである。
それまでの快晴が一瞬のうちに、夜のように暗くなり大雨となる。
次に、ほんの数メートル先の視界も見えないほどの深い霧に覆われる。
バイク運転のなかで「死」を感じる危険ベスト3に入る、そうゆう地域である。

言葉としての「職種」は同じでも、中身は全く異なる。
だからこそ、ここを気をつけて、しっかり理解して、
差があるから必死で埋めるように、仕事も雇用もしておいたほうが良い。

 
「コンサルタント」も同じである。
知床遊覧船の会社は、コンサル業界では有名な某経営コンサルタントと契約していた。
しかし、この経営コンサルタントは、事件が起こると、
知床遊覧船・桂田社長との関係を書いたネット記事を、
なんと、事件が起こるや、すぐに削除してしまったのだ。

一体、どうゆうことか!?

コンサルタントも、同じではない。まったく別物である。
私は、以前に書いた通り、こうゆう覚悟と大義を持って仕事している。
クライアント先が、全世界を敵に回しても、コンサルは味方である。
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2012/10/10/
そうでないなら、コンサルタントを名乗るな!職業にするな!というのが、私の意見である。

ちなみに・・・
この削除した経営コンサルタントのコンサル内容は、
先日「穴熊社長」ブログでご紹介した一倉定さんの「丸パクリ」をやっているだけ。
私をはじめ、本家・一倉定をちゃんと勉強した人々からの評価は圧倒的に低い。

何より・・・一倉さん風に(上から目線で偉そうに)振る舞う口調、態度。
そんなうわべ部分を浅はかに、モノマネしてる点も、大嫌いな理由だ。。
(丸パクリしてるなら、こうゆうとき、一倉さんならどうするか?そこをパクれ!)

そしてまた、この似非(エセ)経営コンサルをさらに真似して儲ける、
似非×似非コンサルが出ている。
コピーをコピーしてるもんだから、質の悪いこと、極まりない。

本家本元・一倉さんを知らない
“ド素人経営者”と彼が呼ぶ人々には、ウケている。

つまりは、自分の商売を拡大することが得意な経営コンサルタントなのである。
真にクライアント先のことを考えず、
自分のこと中心だから、いざ、こうゆう状況になったら切る。
本質がここにある。

同じ「コンサルタント」と表現しないで欲しい!

 
久々、大きく毒を吐くブログ回となりましたねー。
失礼いたしました!
どうも、同業者のあり方に、腹を立てることが多いようです・笑
が、それだけ、真面目・真摯に向き合っているから、いい加減な同業者に腹が立つ。
ということで、ご理解くださいませ。

自戒の念を込めた、再確認です。


傍観者となるなかれ~「吉野家」も味わい尽くす方法

今、牛丼と言えば、吉野家「生娘シャブ漬け戦略」
これをどう考えるか?
以下、徒然なるままに。。

1)どうでもいい、くだらないことを、ニュースにするなよ!
これが、最も大事な第一の感想。である。
マスコミ・メディアによる「日本人を愚民化ニュース漬け戦略」である。
そっちのほうが大問題である。
否定意見のインタビューばかり流す。「どうでもいい」という意見がどのくらいあるのか?
(インタビューのうち半数以上は、“どうでもいい”に類する意見だろうと、推測している)
全体をとらえないで「悪い事」を流して儲ける。
コロナ報道と同じ構造である。

2)吉野家の「シャブ漬け戦略」とは、具体的にどんなことをするのだろう?
凄い!と学べる戦略なのかな?講演全部を聴いてみたい。
(もし、良い戦略・講演ならば、SNS投稿の内容も、別な風なものになっていたかも?)

その他にも・・・
3)もし、私が吉野家のコンサルタントだったら、この事態をどう立て直すか?
4)このニュース報道により、吉野家の売上には、実際どのくらいの数字影響があるのか?
5)この常務の根本的問題点と長所は何か?
 仕事の仲間なら、このタイプは、どこに注意して、どう戦力にするか?
6)常務のコンサルタントをするなら、これからどう稼がせてゆくか?
 記者会見はするか、しないか? するなら、どんな内容にするか?
7)「生娘をシャブ漬け」以外に、彼はどんな言葉で、比喩すれば良かったのだろうか?
 代わる言葉を考えてみる。
 ニュースになる/ならないの言葉のラインは、一体どのあたりにあるか?
8)私が初めて吉野家を食べたのは、いつ、どんなきっかけだったか?今、食べているか?
9)今、私が「シャブ漬け」状態になっている商品は、あるか?
10)「生娘」「シャブ」・・・若い年代まで、言葉の意味がわかるのだろうか?
 この常務、若そうなのに、ずいぶん、古臭い言葉を使うなあーと思って、
 年齢を調べると、49歳。あ、同い年。。私も気をつけよう!

ちなみに、私が初めて「シャブ」という言葉に出会ったのは、中学生のとき、
このTV番組「あぶない刑事」の舘ひろし=鷹山刑事の発言で・笑 

ひとつのニュースを、こんな風に遊び半分、色々、考えてみる。

良く言えば、、、
色んな視点で、関心を持つ。
傍観者となることなく、当事者として真剣に思考を巡らせる。

売上アップ能力を鍛えるための、日常訓練の一環です。

「吉野家・シャブ漬け」・・・全国一、味わい尽くしていると思います・笑


人間の接客で120点を狙うか、機械によって75点をキープするか?

吉野家・シャブ漬け戦略が、話題になる前、
別の牛丼チェーンで、ひとり、晩御飯を食べていました。

注文は、この電子パッドから行います。

最初の画面がこれです。普通は、総合分類メニューから開始です。
大胆ですが、とても、良く考えられています。

おすすめメニューを、注文しますか?/注文しませんか?
この画面から、全てがスタートするので、売りたい商品を100%お客様全員にお知らせできる仕組みです。

クリーニングの店舗受付において、
「オプションの案内をしてください」
「コースの案内をしてください」
「それをお伝えすることは、時給に含まれている仕事なんです」
と、どれだけ伝えても、
やってくれないスタッフを雇っているよりも、
このパッド方式=機械に投資したほうが、確実に告知できる、すなわち注文が増える。

ヒトが良いか、機械が良いか、考えさせられます。
この業界も、この方式が良いのかもしれません。


この最初の画面
・・・ほんの少し変更するだけで、1.3倍くらいに、注文数を増やせますね!

どこを、どうすれば良いか、気づきますか?笑


鍛え方の次元

前回、ブログの続き。
「自転車でこけても、オヤジには手を貸してもらえず」幼少期を過ごした少年は、
今、19歳となっている。
偏屈オヤジの対応は、現在、ここまでエスカレートしている・笑
最近の会話より。以下、抜粋。

〇19歳:「本を読もうと思う。何か、おすすめある?」
●オヤジ:ん!?
〇19歳:「あ、、今、○○って本、読んでるねん」
●オヤジ:あ??
〇19歳:「あ、、、前、教えてもらった○○って本は、この本、読み終わってから、読むで」
●オヤジ:ふん。。
「あのな、本ってものは、根本的に、人にすすめられて、読んでも意味がない。
自分が本屋に行って、そのときの問題意識で、読んでみたいものを読んでこそ、価値がある。キミが、どんな本を、買って読んで、どう感じたのか?
それを教えてくれ。それで、キミの今のレベルと問題意識がわかる。話はそれからや。」

 
ちなみに、
「ん!?」と「あ?」の表情と目線には、こんな言葉が隠されている。

ん!? の裏には・・・・
あのなあ、人に「おすすめ」を聞く前に、自分で読んだ本あるんか?
本気なら、まず行動しろ。思うなら、まず、やれや!!
そのあとで、おすすめとか、聞きに来い。それが筋やろ。
しようと思う。で、結局、何も行動しない。行動しても学ばない。
これが、世の中で最悪、頭でっかちクズ人間や!
もしくは・・・
既に本を読んでいるから、そうゆう声かけしてきたな??
正確に言えば(俺、最近、本を読んでいる)ってことを、アピールしたいんちゃうんか?

あ? の裏には・・・・
あのなあ、前に、オススメ本は、教えたことあるよな?
それも読んでないくせに、その質問か?
失礼やろ!!

ん!?
あ??
の表情と目線だけで、俺の言いたいことを感じて、
指摘される前に「先回り」できた点については、少しだけ、評価しよう。

 
ふと、考える・・・・・
ご支援先の社長や、幹部さんから、同じ質問
=「オススメの本、ありますか?」と、聞かれたら、
いくつかの質問した後「それなら、○○さんには、これとか、これが・・・」と、
答えるはずである。

私は、知らぬ間に、対応を変えている。
しかし、双方とも相手をリスペクトしている点は、まったく変わらない。同じである。

果たして、どちらが正しいのか?
「鍛え方」にも、それぞれに適したレベルがある。ということかな?

今週の出張を終え、伊丹空港に無事帰還。
山頂や上空からの「100万ドルの夜景」よりも素敵な、ホッとする夜景です。


こけたら、立つ【思想と実践編】

幼少の我が子が、歩いていてこけても、自転車でこけても、
見守っているだけの親であった。

泣いていても、すりむいた!と、訴えてきても、
「で、オマエさん、どうするんや?」と、笑って、しゃがんで、見ていた。
(泣いてて、元に戻るなら、泣いてたらええやん。
 今、ここにクルマが来たら、ひかれるで!)
もちろん、すぐ救出してあげたい気持ちを、我慢してのこと、である。

ママ&ママ友からは「ひどい親だ、助けてやれ」と、言われる。笑
しかし(そうゆう、親ばかりだと、ダメ人間が量産されてゆくんだ!)
これも、優しさの最上級のカタチなんだ。
彼が生きるため「一時が万事」の良い勉強の機会なんだ。

 
子供が、泣きじゃくりながら、
自分で自転車を立てて、自分でこぎ始めると、
おお、すげーなー。と、絶賛してやる。

そして
「で、何でこけたと思うん?」と、尋ねながら、一緒に行く。
「へえ、そっか、そっかーー」って聞きながら。

好かれようとして、子供に接してはいない。
でも、厳しくはない。思いっきり甘やかしている。と認識している。
助けてあげるほうが、簡単だ。
手間もいらないし、心理的な負担も少ない。

生まれたときから、一個人であり、人生すべて自己責任である。
誰かのお役に立てる人間、立派な人間となれる可能性のある「環境」だけは、与えてやる。
俺がいつ死んでも、自分の力で生きていけるように。
「魚は与えない、魚の釣り方は教えてやる」という考えである。

俺のDNAだ、俺の一部でもある。
だから、信じて「対等」に、接する。

僅かな時間しか、
関わることができない分、強烈かもしれない・笑
一緒にいる時間で、何かを感じてくれれば、それでいい。
  
クライアント先に対しても(※近所の子供に対しても)
できるだけ、同様であろうとしている・笑

ただ、DNAは、私のものではない。
創業者と会社、経営者本人のことを知り、そのDNAを活かせるようにする。
そこが、コンサルティング成功の大切なポイントでもある。





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