2014年1月20日 21:58
1994年、
私が、船井総研に入社したとき、
全社新年会を兼ねた新人研修会で、
総務系の役員に、こんな課題を出されました。
「新年会のパーティー会場で、先輩方に挨拶に行って、名刺をもらってきなさい」
「その名刺の数を、あとで発表してもらいます」
思えば、その当時から、ひねくれていたのでしょう。。。
「俺はコンサルタントになりたい。そんなことをして、何の意味があるんだ?」と、
心の中で反発し、
でも、同期入社の仲間に負けたくないという気持ちもあり、一計を案じました。
そうだ。
船井幸雄会長の名刺だけをもらおう!
きっと、誰も近づかないにちがいない・・・。
そして「僕は、これ1枚です」と、あの役員に言ってやろう。
勇気を出して一人で、船井幸雄会長の席に、
近づき、「名刺ください!」
ニコニコとしながら、
生意気な若者にも、丁寧に、名刺を渡してくれました。
どんな人にも変わらぬ対応で。
そのとき、何を話したかすら、覚えていません。
優しい人だなあ・・・と、思いながらも、
目の奥の鋭い輝きに「百戦錬磨」を感じさせる威圧感があったことを
覚えています。
その後は、雲の上の存在で、300名以上の社員の一人として、
月に一度、講話を聞くくらいの関係しかありませんでした。
入社2年目の梅雨どき、
徹夜の仕事明けで、会社のトイレの洗面台に水を入れて、
頭を洗っていると、船井会長が、入ってきたことがあります。
びっくりした表情で一見して、
「おつかれさん」
と、声をかけ、淡々と用を足しておられました。
個人的に接触したのは、この2回きりです。
1月19日、
船井総研の創業者である、船井幸雄氏が、
永久の眠りにつかれました。
今の自分の土台となるものを作っていただいたことに、
感謝してもしきれません。
今でも、理想とするコンサル会社としての在り方は、
諸先輩方の話に聞き、
私が入社時には、まだ、その空気感が色濃く残っていた、創業当時の船井総研。
予算なんて、決めない。
好きなだけ頑張って、好きなだけ給料を稼げばいい。自分で給料は決めろ。
ルールは作らないほうがいい。管理もしないほうがいい。
「ケンカの船井」と言われ、競争にめっぽう強い。
「船井がついた」との情報に、クライアントのライバル会社は、恐れていた。
個性あふれるコンサルタントが
バリバリ仕事をして、クライアントの業績を上げる。
ちなみに、船井総合研究所とは、後から変更した社名。
船井幸雄会長が、創業したときは「日本マーケティングセンター」という社名でした。
法務局に出向いた社員に、電話で指示しながら、決めたそうです。
「できるだけ、わかりやすくて、大きな名前が良い」と。
当社・日本売上アップ研究所という社名は、
そんなところにも、影響を受けています。
師と言うには、あまりにも遠い存在なのですが、
その御恩に報いるためには、
ひたすらに進むべき道を歩み、果たすべき役割を果たすことしかありません。
空を見上げ、感謝の念とともに、そう心に誓います。
ありがとうございました。
2014年1月18日 21:35
最近、特に言われることが多くなりました!
「うれし、はずかし」とは、まさにこのこと。
「参考にしてますよ!」(・・・ホントですか~~・疑)とか、
「くだらない話が、とても好き」という、あたたかいお声。
「他のコンサルタントのブログと比較しても、
中西さんに依頼するのが一番、業績が上がりそうな雰囲気がしました」と、
直接のコンサルティングのご依頼につながることもあります。
なのに、なのに・・・
今回、何食べたブログです。すみません。
大阪、ラーメン特集!!

濃厚な鶏スープが美味しいお店です。

こちらは、醤油ラーメンの名店!
とある、ご支援先にて・・・
社長:「中西さんのおかげで、ここんとこ業績もいいし、
今日のお昼は、寿司会席でも行きましょう!生魚、いけますか?」
中西:「ありがとうございます・・・。でも、お気遣いなく・・・」
社長の奥様:後ろから小声で
「あなた、中西さん、ラーメンがお好きみたいよ、ほら、ブログで・・・」
社長:「あ~、そうか!じゃ、美味しいラーメン屋さんに行こうか!」
中西:(嗚呼・・・・。。す、寿司会席・・・・・・。。。)
こんなブログ効果も、あります。(涙)
また、真面目なのも、書きますね!
それでは!
2014年1月15日 8:46

ご支援先に向かう途中の駅にて、
ゆるきゃら軍団も、仕事先へと向かっていました。
係員に手を引かれて、淡々と。。。(笑)
♪♪
どなどな
どーな~どーな~
おい!
仕事場へ向かうときも、イキイキ感を出そうや!!
ステージ上だけが、仕事場じゃないぜ。
見られているときは、ずっーと仕事だよ。
個人的には、茶化して楽しめるから、好きやけどね♪♪
中身は、たぶん市の職員だろうな~。
オッサンかな~。ノリのいい新人かな~。
ゆるきゃらも、競争激化してくれば、
問題は、外見のデザインでの差別化だけじゃなく、
中に入っている人の動き方も、問題になると思います。
クリーニングの店舗も、同じですよね!
2014年1月10日 22:33
それにしても、寺山修司さんの本。
才能あふれすぎです!
文章がとても難しく・・・。
この文章を読むために、さらに本を読んだり、
辞書をひかないと、とてもじゃないけど、理解できない。
大学受験の「現代文」に出てきそう。。。
わかりやすく・・・
海外の研究グループが出した「幸福」の3つの条件があります。
1)人との交わり =人間同士、社会との関わり。
2)親切心 =誰かに親切にする、される。
3)ここにいること =今、目の前のことに集中すること。
宝くじに当選した人たちが、
その後、必ずしも幸せとなっていないという統計があることは、有名な話です。
しかし、彼らは、不幸については、研究していません。
良い点だけでなく、その対極についても、
同時に、触れるべきであろうと、思うのです。
お金と幸福・不幸の関係性について、
私はこう思います。
「お金があるから、幸福であるとは言えない。
しかし、お金があれば、ある一定の不幸を排除する手助けにはなる」
「幸福」を、生み出し
「不幸」を、排除できる。
そんなクリーニング店を、作ってゆきましょう!
2014年1月7日 7:04

昔、後輩に「オマエ、将来、どうなりたいんや?」と尋ねたら、
「いっぱい幸せになりたいです!」と、返事されたことがあります。
おや、おや・・・(苦笑)
世代間ギャップか、育ちのレベルの違いか・・・。
でも、きちんと真面目に考えて・・・こう答えました。
「絶対的な幸せって、ないと思うぞ。
幸せ感ならあると思う。“感”を大事にすれば、ずっと幸せなんちゃうかな。
ご飯がおいしいとか、花がキレイとか、家族や友達がいるとか・・・」
「俺は、自分以外を幸せにできたとき、幸せを感じるね。
幸せって、なるものじゃなく、誰かをそうすることじゃない?」
それまで「幸せ」なんて、考えもしなかったし、それは、幼稚なものだと思っていました。
私にとってそれは、とても、新鮮な問題提起でした。
写真の本の冒頭でも、
昭和の鬼才・寺山修司は、こう切り出しています。
↓↓
幸福という言葉を口にするのは、何か気恥ずかしいものがある。
それは、青春前期の少年少女の用語であって、人生が始まってしまってからは、
もはや、口にすべきものではないと思われてきたからである。
・・・・
幸福の相場を下落させているのは、幸福という言葉を軽蔑している、
私たち自身にほかならないのである。
↑↑
さて、みなさんの「幸福」とは、何でしょうか?