2014年12月6日 21:37
久方ぶりにお邪魔させていただくご支援先や、
永年、継続していただいている勉強会メンバー様に、ありがちな「落とし穴」
それは、「自分のやっていることに、飽きてしまう」ということ。
たとえば、「のぼり」。
あるクライアント様では、早くから「のぼり戦術」で、成果を上げてこられました。
久しぶりに、現場を拝見してみると、
その「のぼり」に、「良くない」兆候が!
・・・カラフルになり、写真が使われ、文字が多く記載されています。
「のぼり」そのものを見れば、
以前よりも、キレイでカッコいいデザインなのです。
でも、店舗のまわりに、
建てると、何が書いているのか、まったく読めません。目立ちもしません。
そして、やはり、売上も伸び悩んでいました。
「のぼり」は、一瞬で内容を伝えなければならない販促媒体。
カラーも、内容も、集客に役立つシンプルな内容が、最も効果的なのです。
永年、お付き合いのある経営者様ですから、
そのことをズバリ、申し上げました。
そうすると・・・頭をポリポリかきながら、こうお答えされました。
「中西さん、やっぱり、そう思う??」
「薄々、そうだろうなーと、気づいていたんだ。
でも、前のデザインに、俺自身が飽きてきちゃってさ~。
もっといいのを作ってやろう!なんて、やってるうちに、こうなっちゃったんだよ」
皆さんのなかにも、ありませんか?
良いことをしていたのに、自分が飽きてしまって、やらなくなっていること。
いつの間にか、原則から外れた「スライスショット」になっていること。
スパっと、
修正しに行きますので、いつでも、声をかけてくださいね!
・・・
昼ご飯がてら、ほっこりできるカフェで、
打ち合わせさせていただけるシアワセ・・・(女子か!!)

でも、こんなのが好きだ。
2014年12月2日 6:34
今年は、行ってきました。矢沢永吉コンサート!
ちゃんと仕事、頑張りましたので・・・(笑)。
永ちゃんに「会わせる顏」が、ある年は、行く。
そうじゃない年は、行かない。
そんな、自分に課している、変なこだわりが、あるのです。

「シワが、かっこいいなー!!」
こんな60代・オヤジになるために・・・今を、頑張ろう!
そう思いました。
その他にも、諸々・・・
感じることが多いコンサートにとなりました。
ミュージシャンだけど、
とても「経営者的」な矢沢永吉さん、
参考になる矢沢語録(若い頃の)を・・・ひとつご紹介!
「お前も、やれば?」
これは・・
ウダウダと御託を並べたり、
「外野」から文句を言ったりしている人に対する言葉です。
そう。。。
誰かのことを、ブツクサ言ってるヒマがあったら、
俺が、オマエが、やる=行動して、実績をあげるしかないんだ!!
2014年11月28日 7:54
そこそこ儲かっている会社には、
「予定納税」というものがあります。
「今年も儲かるだろうから、
あなたの会社からは、早めに税金を徴収しておきますね」というものです。
8%の消費税が、もろに対象となる「予定納税」が、秋からはじまりました。
2月とか3月を決算期にしている会社から、順次スタートです。
ご支援先のクリーニング店からは、
「実際に、払うと、その金額にビックリした・・・」とか、
「黒字なのに、税金を払うために、借入をしなければならない・・・」という、
実感的に「痛い!!」という悲鳴が、あがってきています。
「5%が8%に・・・」とだけ聞けば、「3%だけ上昇」なのですが、
たとえば、
5%のとき納税していた消費税が、500万円なら、
8%になれば、納税額は、800万円になるのです。
「8÷5」で、1.6倍。
単純計算で、昨年と比べて、1.6倍の消費税を収めなければならないのです。
これを今、経営者は、順次、実感しています。
不思議なもので、実際に払う段階にならないと、
この計算や、この実感は、湧いてこないものです。
法人税減税は、当たり前ですが、黒字の会社が対象です。
消費税増税は、黒字の会社も赤字の会社も、等しく対象です。
多数の会社や商店が、
8%の消費税を納税しなければならなくなるタイミング以降、
もう一荒れ、あるかもしれません。
自社の準備としては、
会計上の消費税枠を作り、計画的に資金繰りの準備をしておくこと。
現場での数字管理には、ちょっとした工夫をしておくこと。
そして・・・
空き物件等が、また増えて、出店のチャンスやM&Aの話が、
巡ってくるので、打って出る準備もしておくこと。
万全の準備で臨みましょう!
2014年11月23日 21:31

どんなものを「醜い」と感じ、
どんなものを「美しい」と感じ、
「そうありたい」とか、
「そうありたくない」という、判断するのか?
「美学」とは、
人それぞれの個人差が大きすぎて、
コンサルタントとしては「ルール化」も「論理的組み立て」もできない、
本当にやっかいな学問です。
もしかしたら、「美」とは「学問」とは呼べないのかもしれない。
自分のなかのベースにある、
たぶん、間違っている・・・
いや「間違ってる」というより、
損しているであろう「美意識」「美学」。
それを象徴しているのが、
映像のなかの「高倉健」というイメージです。
個人として、高倉健さんが、どんな方なのか、深くは知りません。
ただ、ブラウン管越しに見る、その「イメージ」が、
自分のDNAに備わっていた「美学」にマッチしたのか、
そこから形成されはじめたのか、未だに記憶に残っています。
20代前半の頃、
夜中に、ぼーっと見ていた高倉健主演の「映画」。
ある一定期間に、連続でシリーズものを放映していました。
ストーリーは、良く覚えていませんが、
こんなシーンが、若かりし「美意識」に作用したのです。
主役のヤクザ者・高倉健はじめ仲間が
敵の理不尽な仕打ちに耐える。
健さんは、ついに意を決し、
誰にも何も言わず、たった一人で敵の組に殴り込むことにする。
懐にドスを忍ばせ、
健さんが一人夜道を歩いていると、
曲がり角のところで、
傘を持った弟分(池部良)が、待っている。
兄貴分の覚悟を、察して、行動を共にする。
何も言わず、さっと傘をさし出し、
二人で雪の夜道を無言で、数倍の敵が待つ敵地へ乗り込む・・・。
今、調べてみると、
どうやら「昭和残狭伝」シリーズだったみたいです。
このシーンを「カッコイイ!」→「男、かくありたい」と、思ってしまう。
「言葉より語るものがある」
「信じた仲間のためには、命がけで」
「言葉にしなきゃ、伝わりません!」そう言われても、
「ペラペラしゃべらなくても、わかるだろ?」という美意識を、未だに持っている。
まあ、考えてみれば・・・
近くに「高倉健」じゃない、
不完全な「高倉健」がいたら、、、迷惑ですよねー(笑)
ご冥福をお祈りします。
2014年11月20日 9:46

全国のクライアント先での打ち合わせが仕事なので、
ほぼ毎日が出張の日々。
観光地に行くことは、ほとんどありませんが、
ビジネスホテルには、とても詳しくなります。
無難に全国チェーンのホテルに、宿泊することもあれば、
勇気を振り絞って、
名前を聞いたことがない、地元のホテルを選ぶこともあります。
ホテルのグレードは、概ね価格に比例してゆくのでしょうが、
「高いのだから、良いのは当たり前」
「安くて、良いのに、値打ちがある」という関西人感覚で、
そうゆう「お値打ち」を見つける冒険をしてしまう。
「やってしまった・・・」と、後悔することも、多いのですが、
「掘り出し物」を見つけたときの、喜びはひとしおです。
リーズナブルな価格でも、心地よい空間を提供している
ビジネスホテルのロビー・室内・サービスは、
クリーニング店の店舗づくりに、大いに役立ちます。
ライバル他社よりも、ちょっと高めの価格帯で勝負したいなら、
「近寄りがなくない・良い雰囲気」を、醸しだす必要があります。
そんな空間を、低価格で作り出すヒントがあります。