2025年10月5日 19:33
さて、、
我がニッポンは、何を世界にPRしたいのか?
何を世界に見せているのか?
期待して、入館しました。
結果。
うーん、どうなんだろ?50点??
無意味な演出と、広い面積のわりに、間延びした展示=効率が悪い。
「坪当たり内容の濃さ」で言えば、世界最低クラスではないか?
それじゃ、GDPは、落ちるわ。
国自体、もうそこ、問題にしないほうがいいんじゃないか?
公がこんなことで、民に対して「生産性」を求めたら、ダメや。
メイン展示は、
「藻からオイル以上のエネルギーを出せる」というもの。

だが・・・・
これ、まだ実用化できていないんでしょ?
どこかの大国にマネされたら、どうするの?
その権利よこせとか、盗もうとする、
本当に手に入れたければ武力を匂わせて侵略してくるよ。
そのへんのリスク管理、大丈夫なのかい?
今、ここで発表すべきことかい??
と、
我が祖国への余計な心配は、尽きることがない。
【実は「藻」は見せかけで・・・
本当は「藻」じゃない物質で、すごいエネルギー開発をしている】
だったら、日本は凄いですけどね!
と、親しいクライアント先。
さすが・・・そう、その通りです!笑
「中小企業が生き残るイズム」が、完璧に浸透しています。
彼に対して、ビジネスについて、もう何も思い残すことはない。
人気の店舗(パビリオン)づくり4条件については。。
当てはまる演出が、ひとつだけありました。
「連続展示」。

が、
色んな藻の種類をモチーフにしたキティちゃん。
ははあ、、アニメの国。
アニメが国を代表する産物。
それ、微妙なんですよ。
これを言うと「古い時代の人間」と言われるけどね。
愛するがゆえ、
アレコレ言いたくなる親心。
たくましく育っていることを、安心できた親心。
2025年10月4日 19:48
私は、各国のスタッフさんと話すこと、
一緒に写真を撮ること。これも「万博の楽しみ」としています。
イタリア館には、
期間中、定期的に、色んな技術を持った職人さんが、やってきて、
製品を見せて解説したり、実演したりしています。
私が訪問したときには、
石を削って作る楽器の職人さんでした。
とにかく、とにかく、
イタリア男性は、誰もが全員かっこいいです。
・・・女性にも期待してたけど・・・
イタリア女性って、案外、性格が悪そうに見える人が多いです。
お付きの者に、職人さんと2ショットを撮ってもらおう。と思っていたら、
広いパビリオンのどこかに行ってしまっていました。
仕方ないので、
お話しした職人さんのソロショットを撮ろう、と。
「写真を撮らせてもらっていいですか?」とお願いしました。
「もちろんです、どうぞ」パチリ

なんて、やっていると、
この一連のやりとりを近くで見ていた、
大阪のおばちゃんが、
「いやー、わたし、一緒に写真、撮って欲しいわあー」と、大きな独り言を、聞こえるように言ってきました。
「あ、じゃあ、ボク、撮りますね」
と、彼女のスマホを預かり、2ショットを撮ろうとしたとき、、、
このイタリア職人さん、
おばちゃんの腰に手を回そうとして、
職人さんは、ご自身で、ハッ!っと気づいたように
「あ、すみません・・・」と、手を引っ込めました。
(つ、つい、いつものクセが出てしまって・・・。
ここは日本だった。すっかり、忘れてたー!)って感じです。
おばちゃん、まんざらでもなさそうに
(いやーん、そのままで良かったのに~~)って、顔をしていました。
ちなみに、
本当に「ザ・大阪のおばちゃん」です。
体型も、顔も、服装も。。コテコテです。
こうゆうことをするの「ジローラモさん」だけじゃないんだ、
イタリア人男性、全員が、やるんだ。
等しくすべての女性に優しく、スキンシップで接することは、当然の礼儀。
ボディタッチも褒め言葉も「下心」ではなく、
イタリア人の礼儀であり思いやりであり文化である。
このことが、一番、勉強になりました。
さらなる妄想。。
あのキツそうな性格のイタリア女性たちがいるから、
男はこうして生きてゆくようになるんじゃないか?
以前、ブログでも書いた「共進化」です。
・・・・
イタリア館は、大人気パビリオンのひとつ。
「有名美術品が展示されていること」が、その理由として解説されていますが、
私は、「人とのかかわり」が、最も印象に残りました。
イタリア館のメイン展示は、
「イタリア人男性のイケメンぶりと優しさ」
人気パビリオンのポイントの4つ目に、
つけ加えておきたい。
それは「人とのかかわり、つながり」です。
2025年9月27日 19:12
「ドイツは、最も信頼に値する国であろう」
展示や中身を観ると、そう感じました。
未来のための環境、循環エネルギー等を中心とした、
ドイツ国内での取り組みの事例の数々が、紹介されています。
「うん、これからは、こんな風にしてゆかないとねー。
すごいね、そうゆうことまで実用化できてるの??」
そうゆう魅力を感じます。
「昭和・第二次ベビーブーム世代」の日本人から見ると、感覚が近い。

人気パビリオンの3条件(映像没入、連続展示、自分だけのオリジナル)については、
この卵のようなキャラクターを持ち、自分が聞きたいコーナーに近づけると、
説明をしてくれる。主要言語に対応しています。→自分だけのオリジナル。
・・・
結構な重みがあり、最後、返却するとき、
返却ボックスへ坂道を転がしてお別れするのですが・・・
これが何とも、名残り惜しいのです。
「先進国とか常任理事国とか呼ばれるメンバーのなかで、
共に進むべきは、ドイツだろうな」と思わせます。
失敗ではあったけど、世界大戦において、
ドイツ(ヒトラー)と同盟を結んだ先輩・日本人のメンタリティは、
かなり理解ができる。と思いました。
もっとも、真面目さとか、進みたい方向が、似ているなあ。
そんなことを感じました。
そこに留意しながら。ですね。
2025年9月21日 19:30
イギリス館は「アストラゼネカ館」である。
ヨーロッパ各国。いや、世界の参加国のなかで、
最も「不真面目」「手抜き」「力を出してない」パビリオンが、
イギリス館(大英帝国館)である。
パビリオンも運営も、
メインスポンサーである「アストラゼネカ製薬」に丸投げしています。
横長のスクリーンでイギリスの歴史(特に産業革命)を紹介し、
あとは、すべて自社のPR。
迎えるスタッフのほとんどは、アストラゼネカの日本法人スタッフであろう、日本人。
英国人らしきスタッフは、どこにも見当たりませんでした。
レストランのアフターヌーンティーも、ショボい。。
メインスポンサーに「丸投げ」という点、
これは、フランスが「LVMHグループ」にまかせていることと似ています。
ヨーロッパからの日本への流儀は、こうなのでしょうか?

イギリス館で、一番良かったのは、
待っている間の「ブリテッシュ・ガーデン」だけ。
イギリス国は、万博(日本)に興味も、関心も、ない。
国家として、カネも労力もかけるつもりが、ない。
そうゆうということが、よーーく、理解できるパビリオンでした。
馬鹿にされてるのか。
イギリス国家にそこまでの余裕がないのか・・。
以上、
あくまで、ひねくれオヤジの所感です。
2025年9月20日 19:13
続いて、
世界ナンバーワンの1人当たりGDPを誇る国
「ルクセンブルク」
ルクセンブルクで感じた「他国パビリオンと異なる点」=GDPの秘訣?

入館のため、行列に並ぶ場所に、
国自体の歴史や名所を紹介するコーナーや、パビリオン自体の総合マップなどがあります。
暑さや雨をしのぐ日陰がちゃんとあります。
(他国は、ロープが張っていて、並ぶだけ)
→現場で起こることへの想定・先見性・準備・効率性が卓越している。

360度+天井+足元。。。
=足元までも映像にする。という「超」没入型の演出をしてくること。

そして、
何と言っても、ルクセンブルクに育った人は
ルクセンブルク語、ドイツ語、フランス語。この3か国語を、国民全員が話せる。
小学校入学までは、ルクセンブルク語で育ち。
小学校の低学年で、フランス語での授業。
高学年からドイツ語をスタートで半々となり、
高校はドイツ語授業となる。
さらに、教科としての英語もあり、英語も8割くらいの人が話せるという。
実質4か国語で、話せる状態。それがルクセンブルク。
↑コンパニオンさんから聞き出しました
やっぱり、努力しなきゃ。勉強しなきゃ、
しかも、半強制的にやらなきゃ。
GDP1位にはなれない。
そのことが、一番、勉強になりました。
当たり前だよな、、全員がそれ相応の努力をしなきゃ。
日本に置き替えれば・・・
日本語は、小学校入学まで。
小学生以上から高校までは、中国語と英語によって授業を行う。
あと1か国語は、教科として、何かを選ぶ。
こんな風にすれば・・・
そりゃ、GDPは上がりそうです。
もちろん大反対も起こるだろうけど。「ゆとり」の真逆ですからね。
でも、当然と思ってやれば、それが当然になります。
そして、一人当たりGDPの高い2か国の共通点は、
パビリオンの「人気のポイント」を超えてくる点です。
シンガポールは、2つの組み合わせ(大画面+オリジナル)
ルクセンブルクは、1つの超巨大化(大画面が、足元まで)
本質的に「人気になること、ウケること」は、絶対に、外していない。