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理由③:日本人は「初」が好き

「変えてくれそうな気がする」の根本を説明する。
それが「初」の女性首相である。
(それを、意図してか、意図せずか、選挙戦で前面に出さなかったところもまた、巧みである)

日本では昔から、
新しいもの=穢れがない「清らかさ」を感じる文化がある。
・初日の出
・初詣
・茶道の初釜
「初めてのもの」には、縁起が良い・運が良いという意味が込められています。

以前のブログにも書いた「伊勢神宮の式年遷宮」に代表されるように、
神道には、清める、新しくする、穢れを払う。という考えがあります。

また、日本は四季がはっきりしているため、
「その季節の初めて」も、大事にします。価値が上がります。
・初鰹(はつがつお)
・初蝉(はつせみ)
・初雁(はつかり)
・初桜
・初雪
・初霜・・・

商売でも、初売り、初荷、初物。に、お客様は集まる。

「初」に対して、日本人は、単なる最初ではなく、
「特別な価値」があるもの。ととらえる。

これも、つい、忘れかけている、
マーケティングの鉄則。として、覚えておきたい。

 
今年の「初詣」は「吉」

ここ最近は、
大吉よりも「吉」や「中吉」くらいのほうが、ちょうど良くて、好みにあう。ベスト。
大吉をいただくと、逆に不安になる。
・・・
大吉なのに、こんなくらいの僕で、申し訳ないねー。とか、
大吉で、これだけってことは、元の僕ってどんだけ力がないねん。とか、
大吉は、キミ、調子にのるなよ、という神様からのメッセージだ、とか・・笑

これは・・円熟味?
余裕?
ますます性格が悪くなってきた?
3つめですね。


何が支持を集めるのか? ②内容よりも印象

高市総理の何が票を集めたのか?

率直に、それを学ぶため、いろんな人に聞いてみています。

主な答えは、こんなもの・・・・
・何かを変えてくれそうだから。
(ただ、「何をみて、変えてくれそう。と思うの?」と尋ねても、答えは得られない)
・否定的なことを、言わないから。
・世の中が、批判ばかりする人たちに嫌気がさしてきた。そうゆう時代になった。
・世間が、特に若い人が、オールドメディアを信じなくなったから。
・女性だから。
・中国に対して、言わなかったことを言ったことに、共感できた。
・結果、中国人が、国内に少なくなり、居心地が良いと感じる人が多いから。
・戦う相手がダメすぎた、相手が自滅したから。

いろんな答えが、返ってきます。
きっと、みんな正しい。

そのなかでも、私が注目したいのは、
「元気で、明るい、前向きな感じがするから」という答え。

確かに、
過去の首相連中と比べても、明るい印象がある。
(歴代首相で対抗うる人がいるとすれば、小泉純一郎くらいか?)

現在のライバル党首と比べても、明るい。

そういえば、
近年、躍進している党首は、基本「笑い顔」である。
国民民主党の玉木さん。参政党の神谷さん
維新の吉村さん、、(でも吉村さん、最近、顔がこわばって、政治家らしくなってるな・笑=危険だ)

メラビアンの法則。というものがあります。
人は、話している内容、そのものよりも、第一印象(見た目と声)で決まる。というもの。
数値化データとしての内訳は、
視覚情報(見た目)55%、
聴覚情報(声)38%、
言語情報(話の内容)7%の割合で、相手の印象が左右される。という心理法則です

能記と所記。でも説明できる。
能記とは、言葉や文字で、内容をあらわす。
所記とは、実際そのものイメージ。

シニフィアン(能記)と、シニフィエ(所記)。
フランス人の哲学者で、言語学の大家、フェルディナン・ド・ソシュールの提唱による定義。
「能記」よりも「所記」が、印象づける。

主義・主張や、政策・内容よりも、
なんとなくの「印象」である。

身だしなみが大事、とか、
挨拶、笑顔、アクションが大事、とか。
よく言われることではあります。
が、
販売に関わる人は、今、一度、きちんと学んでゆきたい。


自民党・3分の2の大勝。その要因は? ①包み込み戦略

衆議院選挙は、予想の通り。
いや、予想以上に、自民の圧勝となりました。

以前のブログにも書いた通り、
個人的には、高市総理には、大いなる危惧を抱いています。
(その理由は、また後日・・・)

しかし、個人的な好き嫌いは、置いといて、
客観的な情勢判断から「選挙に勝つ」という現象が起こることは、
予想しえたし、そこに学ぶことも多い。

勝因について
売上アップ、マーケティングの専門家としての見解は、
政党の「一番店」である自民党が、
一番店の最も王道の戦略=「包み込み戦略」をとった。ということ。

すべての政党(=二番店以下)が「消費税を減税する」という政策を打ち出したなか、
その「強み」を打ち消してしまう、公約を掲げた。

「消費税を下げる」という公約は、おそらく、政権与党・初のことである。

包み込み戦略とは、
競合店にあるもの(=強み)は、自店にもある。
競合店にないものまで、自社にはある。
という状態を作り出しておくこと。
これは、一番店のための戦略です。別名、モノマネ戦略。
(ちなみに、二番店以下は、これをしてはいけない。「包み込まれ」て、死んでしまう)

一番店が、一番店であり続けるための、
一番店のための正統派戦略です。

生まれ故郷の加古川にて。

この地は、私が小さいころから、
ずーーっと「トカイ」さん。御年78歳。当選回数12回(落選2回)。
「何度も選挙で申し訳ない、申し訳ない、これが終わったら、あと4年は大丈夫だから」と、
握手して、回ってました。


選挙には行け。その理由を伝えておく

日本も、ほんの百年前まで、
「僕らにも選挙権が欲しい!」と、闘争している国だった。
99%の庶民には投票の権利がなかった。
女性には権利がなかった。
投票できるのは、高額納税者のみ(全人口の約1%と言われる)

1890年(135年前)25歳以上の男性で直接国税15円以上を納める者のみ(人口の約1%)。
1925年(100年前)普通選挙法により25歳以上の男性すべてに選挙権。
1945年(80年前)男女平等普通選挙。20歳以上の男女に選挙権。

「ない」ときは「欲しい!」と言うのに、
いざ、手に入れると、使わない。
・・・じゃあ、なくても良いじゃないか?
と、取り上げると、怒り狂う。。
(程度の悪いガキが、おもちゃを欲しがるのと同じである)

先輩方が、勝ち取った権利に思いを馳せながら、
きちんと味わって、行使する。
選挙権を勝ち取った親世代(おじいちゃん、ひいおじいちゃんの代)からの
「温度」が伝導し残っている時代・世代は、投票率も高かった。

西暦2025年間のうち、日本人に選挙権がある時代は20分の1。
過去20分の19に生きた人は、主に封建領主制の中「選べない上意」のもとで生きてきた。
そのスパンでの歴史も味わい、幸せを感じて、行使する。

「行っても、何も変わらない」
「誰にも、どの党にも、魅力を感じない」
「誰がなっても、結局、同じ」
「どうゆう世の中になっても、文句は言わない、従う」
そうゆう理由で、投票しない。選挙に行かない人も多い。

それはそれでよい。
でも、投票にだけは、ちゃんと行け。

候補者の名前を書かず、白票で投票しても良いし、
自分の名前を書くでも良い、
「こんな政治家を望む」という歴史上の人物の名前を書いても良い。
バトンを受け継ぐ人類の使命でもある。

今回の大阪の選挙、
僕だけじゃかなったみたいです、
過去最多の「無効票」を記録した選挙だったそうです。


「なんとか・ファースト」への違和感 ~その先へ

多くの場合、「身内」がファーストとなるわけです。
すると、長期的な戦略でなく、短期的な戦略をとる。

目の前の得をとる。ということになる。
長期的なメリットというのは、
次の世代、あるいは、それ以降に繰り越しとなる。
自分たちの知った話ではない、と。
他に危機があろうと、
自分たちが、安全で得して居心地よければ、それでよい。という考え方になる。

「ファースト」をかざす人、
「政治力」のある人、というのは、必ずしも、全体のことを考えているわけではない。

権力を維持、延命しようとする。
楽しく、誰も不幸にせず、無理もせず。
しかし、その先には、滅亡がある。

じゃあ、キミは、何ファーストだよ?
って、言われたら、ない。
それがないほうが良いと思っています。

敢えて言うなら、
「一人でも多くの人の幸福」である。

近江商人の「三方よし=売り手よし、買い手よし、世間よし」の精神である。
「政党よし、国民よし、国家よし」
「子供よし、大人よし、老人よし」
「今よし、5年後よし、50年後よし」
↑しかし、こうゆうのは選挙ではウケない。

「俗なもの」を理解しながら、
「知識や理想や能力や柔軟性」も持ちながら、
時代に合わせて、かつ先を読んで、
より多数者の幸福を実現していく。

やるんだよ!って言ったら
おお!やろうぜーー。って、なるようなリーダーが必要です。


ちなみに「ファースト」は、対象が明確でなければ、効力を発揮しない
「都民」「アメリカ」・・と。「日本人」は、まだマシ。
「生活者」は、不明確すぎる。
誰も(私は生活者だ)と思って生きてないでしょう。

あえて、
もし立民からコンサルを依頼されたら・・・
今回の選挙は、「株を持っていない国民ファースト」とでも、書き直してやるけどなー。
(株価は○倍になりました、カネを刷ったからそうなった、副作用が物価高です。
 株を持っている人は多少の物価高もいいでしょう。でも、株を持っていない人はどうですか!日経平均5万円が関係ありますか?)
対立構造を煽って、それに準じた公約を掲げて、議席を得る。
妄想コンサルでした。





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