2020年4月25日 21:34
自社の店舗に、
ビニール・スクリーンを吊り下げて、
スタッフが感染しないようにする店舗を作るか、
それとも、
ビニールカーテンなしにして、
お客様のための店舗を作るか。。。
現状、クリーニング業界では、
A:経営者が方針として進んで、ビニールカーテンをする店舗。
B:経営者の方針としてはしたくないが、不本意ながら、
スタッフからの要望により、やむを得ずビニールカーテンをする店舗。
C:経営者に明確な方針がなく、したい店舗はする。しない店舗はしない。
D:経営者が方針として、ビニールカーテンをしない店舗。
この4つくらいに、分かれる。
私は、もちろん、経営者の方針に従い、A~Dどの範疇でも、
ベストの方法を提案する。
それが、コンサルタントの仕事である。
もし、経営者が意思決定に迷い、どれにするか、相談をされれば、
個人的志向としては、Dをおすすめし、応援している。
それは、以前から、
クリーニング店は「テーマパーク」のようなお店にならなければ、
生き残ることができない。。と提唱し、
お洒落なカフェのような店舗を作ろう・・・と、活動してきたからである。
今は、一番、試されている時である。
しかし、現場のスタッフの声も、良くわかるし、
労使の力関係にもよる。仕方ない部分もある。
もし、御社が、Bの場合なら、ここが「現在地」の実力であり、
取り組み方法に誤りがあったかもしれない、
方向はあっていたけど、時間が間に合わなかったのかもしれない。
コロナ後から、正しく再スタートを切れば、良い。
ビニールカーテンをしたくて仕方ない人は、
コンビニが、やっている!
JRの窓口も、やっている!
吉野家も、やっている!と、それが気になり事例を集める。
・・・いや、俺たちの目指す店って・・・
(コンビニには失礼ながら)そのレベルと同じだったのかい??と、
個人的感想を持ちながら、そうゆう話を聞く。。
ビニールカーテンをしたくない人は、
スターバックスは、やっていない。
部屋に朝刊を無料で届けてくれるクラスのホテルのフロントは、やっていない。
と、写真を撮る。。(笑)
ちなみに・・・スターバックスは、コロナへのアレコレ注意書き、一切ナシ。
アルコールすらナシ。あるのは、立ち位置テープが、引かれているだけ。
ここの店長にヒアリングしたところ、
感染対策はカウンターの距離で十分。スタッフは、危険だ・・とか、何も言ってこない。
営業している店舗については、会社の方針で、すべてこのカタチ。
とのことでした。
人は、自分の見たいものしか、見ないものである。
見てから定義するのではない、最初に、定義したものを見たいだけである。
後日談・・・
Dのスタイルで、頑張っているクリーニング店の社長を勇気づけよう・・と、
この写真を送ったところ、
「何日か前、スターバックスでアルバイトしていた
有名大学生が、応募してきました。とても良い子です、採用しました」
「理念に、共感したと、応募してきました」
との返事。。
スタバも、ノン・カーテン
このクリーニング会社も、ノン・カーテン。。
根底に流れる経営者の理念・方針、それが具現化した実施事項に、
応じた人が、集まってくるのである。
今、大変だけど・・我慢して、筋を通せば、こうゆうことが起こる。
コロナで、これから、どんな人財が集まってくるか、楽しみである。
2020年4月2日 22:24
(株)日本売上アップ研究所・ニューヨーク支店とのリモートミーティング!・笑
ニューヨークは、報道の通りの完全都市封鎖。
エレベーターに乗るのも、1人ずつ。すれ違う時は、両端を歩く。
趣味品系のお店は、全部閉鎖。公園で遊ぶのは、近所で時間制限付きで可能。
地味な生活が好きなら、支障がない。
家族が好きなら、支障がない。
上記の逆の人は、大きなストレスを抱えることになりそうだ。
クリーニング屋さん、コインランドリーは、営業している。
私が「新コロ・共存説」をぶつけるも、
すっかり、ニューヨーカー気取りの支店長は「アメリカでは、これしかない」と、
トランプ政策を、全面支持の見解。
所得の階層、教育の階層、人種があまりにも多様であり、
国民皆保険制度ではないから、病院に通院すれば、数十万円~百万円。
多数を占める、無保険の人は、間違いなく病院に行かない(行けない)。
その人たちが、街を出歩くことになれば、
もう拡大は止められない。。。だから、都市封鎖しかない。ということでした。
なるほど・・・納得だ。
でも、経済はどうなる?みんなの生活は?と、ぶつけると、
すっかり、アメリカンドリームを手にしかけている支店長は
「まず、治すこと優先、そのあと、経済の再生でOK」との見解。
解雇される人は多数。収入激減の人も多数。。。
しかし、それもこれも、アメリカでは、全て「自己責任」の国である。
自分も含め、本人の責任である。仕方ない。
いったん落ち込むかもしれないけれども、次に、新コロナ後の社会が復活すれば、
新しいビジネスや、市場が生まれ、チャンスがたくさん生まれ、
「自己責任」で儲かる人が、存在するようになる。
ということでした。
一度、焼け野原にしてしまえ!!
ということか。。
なるほど・・・70%くらい納得。
個人で拳銃を持っている国は、やっぱり違うなあ・・・。
新コロ後、拳銃・銃弾の売上が急増。という話も、これで納得。
生命・財産維持そのものが、個人の自己責任なのである。
日本とは、お国柄が、違うなあ・・・。
だからこそ、日本は日本らしい新コロへの対峙の仕方があるだろ。と再認識する。
帯刀はご法度だが、心に「刀」を。
あ、本題は、
昔ながらの「アナログ」で有名なコンサルタントも
ついに「リモート・ワーク」に(いやいやながらも)着手しました!ということを
報告したかったのです。
私は、今を、自分の仕事の手法を、アップグレードする良い機会と見た。
皆さんの商売では、この世の中をきっかけに、何を変えますか??
※
中「おい、支店長、キミ・・・肌が、ツヤツヤしてないかい??」
〇「へへへ、美肌モードを使ってる!」
中「狙いは何や!俺にも使い方、教えろや!!」
・・・まだまだ、美肌モード、マスターできません。。
2020年3月14日 21:00
お子様連れ出勤デー。
子供たちと、一緒に時間を過ごさせてもらうなかで、
たくさんの「学び」がありました。
実は・・・・子供たちを「手なずけよう」と、
事前に、出張先で、美味しそうなお菓子を入手しておきした。
↑これが、その秘密兵器。威力高そうでしょ?笑。
箱のふたを空けると、
「わーーー!美味しそう!!」
「イチゴがあるー!」と、
飛び上がらんばかりの反応。。いや、実際、飛び上がっていた。
(フフフ・・・かかったな、チャイルドたち。フッ、余裕だぜ・・・)
しかし、それもつかの間、
衝撃の発言と行動を目にする。
「榮倉さんに、このお菓子、持っていこう!」
↑ 事務所(別部屋)で仕事している当社のスタッフの仮名。
「え?? 食べないの?」と尋ねると、
「うん、先に榮倉さんに、好きなの選んでもらうの!」との答え。
「ええやん、先に好きなの食べたらいいよ、きっと大丈夫やで」
それでも、首を横にフリフリ「うううん、先に食べてもらうの」
(余程、スタッフ・榮倉さんのことが好きなのか、それとも、恐れているのか!?笑)
「You、先に、食べちゃいなよ」等々、
手を変え、品を変え、変化球で攻めても、頑として、食べない。
理由を教えてくれました。
「“自分が好きなものは、先にみんなに食べてもらおう”って、
いつも、ママが言ってるから」
そう言って、お菓子を新品のまま、
妹さんに預け、事務所の部屋に、持っていかせてあげていました。
ステキだなー。教えてもらっちゃったなー。
何回か前のブログに書いた、
船井会長のいう「エゴからエヴァへ」「有為の人」。。
まさに、そうゆう人ではないか??
何年か前のブログに書いた、
吉田松陰を生み出したルーツ・玉木文之進に、
根底の部分で、通ずるものさえ感じる。
「なぜ、この指針が生まれ、お子様に伝えているのか?」
今度、聞いてみよう!
この日の帰り、事務所の前に、
大きな虹が出ていました!
子供たち&ママに、心に大きな虹を架けてもらえたような気がした1日でした。
2020年3月11日 17:10
小学生のお子様を持つ、当社ママ・スタッフさんも、
「臨時休校措置」のため、出勤に支障が出る状況となりました。
そこで「子連れ出勤」を、オフィスビルに交渉してみました。
すると、快くOKの返事をもらえました!
オフィスの空き部屋を、子供たち用に貸してくれることとなりました。
私が事務所に出社し、お子様たちに会える日。。。
2つの目的を持って、出社しました。
1つは、
お母さんの、日ごろの大活躍ぶりを伝えること。
もう1つは、
仕事って、楽しそうだな!
早く、大人になりたいなーと、思ってもらえる一助となること。
子連れ出勤は、目先の生産性が、
少し下がるように見えるかもしれないけれど、
まったく、そんなことは、ない。
その分、頑張れる。余裕でリカバリー可能です。
目先のことよりも、未来のある子供たちの、
滅多にない、かけがえのない時間に、
会社が関わらせてもらえる「幸せ」のほうが大切です。
「変なオッサンがいたな~」
「でも、仕事を楽しそうにしていたなー」
と、後々、思ってもらえると、とても嬉しい!
このブログの表題は、一昨年の大河ドラマ「西郷どん」で、
渡辺謙さん、扮する「島津斉彬」が、幼い西郷たちに言った言葉です。
「よい、よい。子は、国の宝じゃ」
個人的に、
ずーーっと、ふわふわ、何となーーく、
しかし、心底から思っていた気持ちを、
謙さん扮する、超・カッコイイ斉彬公が、スパッ!と言い切ってくれた
記憶に残るシーンです。
こんなタイミングだからこそ、
会社を経営しているからこそ、
休校中のお子様方、お母様方のために、ひいては、未来の日本のために、
ほんの少し、何か、できることがあるかもしれない。
(ずっと、ずっと継続して・・・とまでの力は、まだない。)
でも、何日かだけのことなので・・・・という思いで
今回、そうゆう時間を、作ってみました。
お子様たちが、私の好きな色をヒアリングのうえ、
手裏剣と箱を作ってくれました。
名付けて「パンダ手裏剣」!!
2020年2月29日 21:00
昔から、
友人・同僚・上司・チームメンバー・顧問先等々、
自分の周りには、凄い人が、たくさんいてくれます。
誰よりも、恵まれていると、自負している。
その中でも、
彼は、自身も、超優秀な最強コンサルタントであった過去を持ち、
現在は、業績アップの請負人として、某企業の首脳陣として仕事をしている。
有名コンサルタントの書籍も、たくさん読破し、
講演や、塾にも参加している。
※「いつかブログで紹介してやる!」と
カメラを向けると「勘弁してくださいー」と言って、
夜の街に、逃げて、消えていった・笑
そんな彼が、
誰も彼もが「コンサルタント」を名乗る状況について、
ふと、つぶやいたことがある。
「コンサルタントって、そんな簡単にできるものじゃないですよ・・・」
その場は、この発言を流して、次の話題に移ったのですが、
この言葉が引っかかり、
後日、ラインで、その「ココロ」を聞いてみました。
目の肥えた彼は、
本物のコンサルタントの条件として、この10項目を挙げました。
01)そのコンサル独自のノウハウがあること
02)経営者・経営陣が気づかない問題を発見できること
03)○○が見ても、敵わない人であること(○○は、この本人)
04)売上アップ・粗利アップができること
05)衰退業種に強いこと
06)歴史への造詣が深いこと
07)精神論者でないこと(右脳否定ではない)
08)契約を切られることを覚悟で、信念を持って提案できること
09)情報を売りにしない、インストラクターではないこと
10)コンサルに関わる以外の余計な販売物を売り込んでいないこと
私も同感である。
ひとつ追加するならば・・・
11)クライアント先にとっての有益な「手段」「機能」となり切ること
これにより「先生面」することを回避できる。