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不況対策コンサル第一号、犠牲者のような・・・そうでないような・・。

焼き物&揚げ物担当のキッチン・スタッフの若者くん。
窓越しに、道行く人へ「呼び込み」をしている。

不況対策とは、こうゆうことである。

〇「コロナの影響で、お客さん、来ないんですよー」
中「どのくらい、減ったの?」
〇「もう、2割以上は、減ってますよー」
中「そうかー。大変ですね。何か、対策してるんですか?」
〇「何か、しなければならないんですけどね・・・。消毒スプレーとか置きました」
中「消毒スプレーを置いても、お客さんは、来ないよね、
  売上は上がらないよね。。他に、何かしないの?」
〇「・・・・・。。。。何か、ありませんか?」
中「それは、自分で、考えんとあかんやろ!」
〇「・・・・・うーん、これまでよりも、一生懸命、頑張ります」
中「方向はええけど、あかん、それ。具体的に何するか、決めなきゃダメだ」
〇「サービス品をつける」→却下。そのサービス品の原価、オマエさんの給料から出して良いなら、やれよ。
〇「店を改装する」→却下。上記に同じ。
〇「味のバリエーションを増やす」→△・・・浸透するのに時間かかるなあ。
〇「新メニューを開発する」→△上記に同じ。でも、やってみよう。“免疫力アップ・メニュー”がええぞ!
〇「もっと大きな声を出す」→却下。これ以上の大声は、うるさい!
〇「店の前で、呼び込みする」→△・・・誰がやるん?誰かにやらせるつもりか?その人件費は??
〇「自分が仕事しながら、呼び込みする」→◎・・・うん、それ、いいぞ!!

キッチンで、仕事しつつ、
窓を開けて、
自ら、呼び込みをする。
フレーズやタイミングにも、コツやノウハウが生まれてくる。

これが、
彼にとっての「新コロナ対策」「不景気対策」

不景気モードの時代を生き抜く。ということは、
こうゆうことである。
この店は、このスタッフ君は、間違いなく、勝ち残る。時代がどうなろうとも。

今の仕事に、
個人個人が、効果的な「プラスアルファ」を加えて、
価値を高める。稼ぐ力をつける。

恐れることはない、
難しいことでもない。

自分にとっての「不景気対策」を、ひとつ決めて、やり抜くことである。


最新ストア視察 ~飲食店に学ぶ パート2

最新の大型商業施設のオープンや、大規模改装があると、
足を運び、視察します。
(オープン効果による人混みが、ひと段落したころを見計らって・・・)

店舗の看板、照明、内装、POP
販促、メニュー、価格、サービス、制服、コンセプト・・・
全国でも有名な繁盛店や、出店意欲のあるお店が、軒を連ねる商業エリアは、
アイデアのヒントの宝庫。

その一部をご紹介・・・(メニュー編)

アンカリング・メニュー
お客様に、購買選択の基準を与えることで、
注文しやすくするメニュー。
最低でも、この3品目(約2000円)の客単価が保証される。
この喉が渇きそうなメニューを注文させる??ことで
ドリンク2~3杯(プラス・約1500円)は、注文されることだろう。
メニューの下部分に、あわよくば・・・の
「サラダコーナー」が配置されているのも、心にくい。

ランキング・メニュー
これも、選択基準を与えて、選ばせる。
(ベスト10)と書かれると、頼まざるを得ない。

メニュー表づくりの参考にどうぞ!!


「器」=パッケージの工夫の大切さ

大繁盛飲食店の「盛り付け」より。。
「器」=パッケージの大切さを学ぶ。

卵豆腐みたいな料理は、卵パックと卵の殻に入れる。


細長い木材の上に並べられた前菜は、
自分でこねさせる、自分で火をつけさせる、そして、スコップが器となっている。

「素材を活かした料理」を標榜する
このお店のコンセプトに、隅々まで、統一されていました。


コインランドリー経営の目的は?

コインランドリーを経営していて、一番嬉しいこと。。
それは、
こんな風景を目にしたときです。

ある一組の老夫婦が、
二人でお店にやってきて、乾燥機から取り出した衣類を畳んでいる。

そこへ
別のもう一組、小さなお子様連れの若いご夫婦がやってくる。
お子様のことを、
ニコニコ見ていた老夫婦と、お子様が会話を始める。
それをきっかけに若夫婦と老夫婦が、ちょっとした会話をしている。。
「ボク、何歳なの?」
「お手伝いするの!」
「私たちにも孫がいましてね~」

見知らぬ人同志が、コインランドリーで出会い、
ちょっとした挨拶や会話を楽しめる。
もちろん、お洗濯も楽しくなるように。
こうゆう風景を、たくさん増やしてゆきたい。。

 
コインランドリーは空前の出店ブームとなっている。
飽和状態となり、競争も激しくなる。
そうしたときに、最終的に生き残るのは、どんなお店か?

大きな店か?
新しい店か?
スタイリッシュな店か?
安い店か?
便利な店か?
・・・・
最後に残るお店の姿を想像するヒントとして欲しい。


大盛り理論 。。ご存知ですか?

気がつけば、秋・・・
秋と言えば「食欲の秋」だろ・・・と、
都合よく「大義名分」を打ち立て、
百貨店の物産展へ!

職業柄、
どんなブースが、繁盛していて、
どんなブースが、苦戦しているのか?
そこが、気になって仕方ない。

たくさんのルールを導き出しているから、
苦戦している店には、アドバイスしたくなる・笑
「あーーこのレイアウトはダメ!」
「こっちの商品、ここへ出して」
「この表現は、こっちのほうがいいよ」等々。。

そんなルールのひとつ。。
「大盛り理論」を実施しているお店がありました。
「これでもか!」というくらい山盛りにしてくれるジェラート屋さん。
零れ落ちそうなジェラートを、食べている人を、
通りがかりの人が見て、さらに、人が集まる。

特長のない飲食店は、とにかく何か、
ありえないほど、デカイもの、大盛りのものを作れ。客をビビらせろ。
そうすれば、繁盛する。
という、勝手なルールが「大盛り理論」。
飲食店のコンサルタントに教えたら、笑われた・(笑)

が、私の「大盛り理論」は、
間違っていないと、いまだ信じている。

さて、特長のないクリーニング店は、
何を大盛りにすれば良いかな??





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