2020年7月26日 20:13
難攻不落の巨大城郭を落とす方法について

正攻法で落ちない場合は、周りから落とす。
・長期戦に持ち込む。
・内部から寝返りさせる。
・砦を築く。
・心理的な圧力をかける。
・周辺の支城を落とす。
・収益源を絶つ。
・ゲリラ戦を展開する。
城の能力だけで戦っても、負ける。
新時代がわかる人の能力で、
城は負ける。
強力な城も、
時代と人に勝てない。
現在にあてはめれば、城とは、過去の資産である。
経営にあてはめれば、城とは、店舗である。
今も、昔も、原則は同じである。
2020年7月19日 21:01
前職の船井総研時代、
月に1度の全体会議の際、発刊される「社内報」に、
リーダーが、文章を書くコーナーがありました。
ひと月につき、5~6人ずつ、各部署のリーダーが
近況報告や、最近のトピックスなどを書きます。
これが、年に1度くらいは、回ってくるので、
「労力と効果」を打算的に判断し、毎回、同じ内容を掲載していました。
その内容が、こちら。
↓↓
遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す。
遠くをはかる者は、
百年のために杉苗を植う。故に富有なり。
近くをはかる者は、
ただ眼前の利に迷うて、
まかずして取り、植えずして刈り取ることのみ。故に貧す。
以上、二宮尊徳の言葉。
チームメンバー全員で「遠くをはかり、苗を植え、富有る者」となるべく邁進中です!
↑↑
おそらく、各リーダーの寄稿文の中で、最も短文であったと思います。
「目の前の利に迷い、刈り取るだけ」ともとれる会社体質への
「アンチテーゼ的な意味合い」と解釈できる内容であったため、
会議で社内報が配布された後、時々
心ある上司、同僚、後輩から「中西さん・・・(ニヤリ)」と、声をかけられる・笑
毎年、同じ内容。。ということに、気づいている人は、
編集者である総務部スタッフも含め、ほとんどいなかった。笑
500人規模の会社の
月1回の社内報の寄稿文コーナーの一人の内容が、毎年同じ。。
「気づくか、気づかないか」
「気づかないだろう」という仮説を確かめる意味でも、実験していました。

遠くをはかり、苗は植えていましたが・・・
不良社員でしたねー。。
2020年6月20日 21:42
コロナ時代に、商店が勝ち残る施策は??
テイクアウト導入か?
宅配サービスか?
ドライブスルーか?
非接触か?
どれも、決定打にはならない。だろう。
全部「付随サービス」の域を出ない。
そもそも、
「この店のこれが欲しい!」という
「強い単品」あってこそ、付随サービスが、効果的に稼働する。
欲しくないもの。どこにでもあるものを、
いくら「届けます」「お持ち帰りできます」と言われても・・・といったところ。
「相手に合わせる」よりも
「相手を引っ張り込む」ほうを志向するマーケティングのほうが強い。
物流の究極の極意は
「動かない」ということにある。

この店舗の「ナンバーワン単品」は、
一目瞭然「焼き小籠包」であるらしい。
強い単品があるから、店内は満席。
テイクアウト依頼の電話がひっきりなし。
宅配部隊も、フル稼働。
ウィズ・コロナ・・・の経営。
これも「入り方」を、間違えてはいけない。
テイクアウトをしても、宅配をしても、
決して、それが「切り札」になることは、ない。
「焼け石に水」程度の足しにしかならない。
まず「強い単品」を持つことである。
2020年6月6日 21:35
偶然、出会った番組の中から、
備忘録として・・・
「小さな会社、困っている会社を応援して、儲かる会社にしてゆきたい」
これが、私がコンサルタントを志した「初志」であり
今でも「貫徹」できていると、自負している。

なので、こうゆう番組の中身が、とても気になる。
お客様の好みの書籍を覚えて、それを仕入れる。
お客様と会話することが多い。
自分の商品を、完全に解説できる。
内容だけでなく、自分の体験や感想もまじえて語れる。
手書きのPOP、想いを込めて書く。
作家さんを招いてのイベント開催250回以上。
新刊ではなくとも、面白い本がある。
会社や病院の待合室等への配達が、売上の半分を占める。
本を通して、人とつながる。

店舗数や、市場規模の推移は、クリーニング業界を取り巻く環境と、
まったく同じである。
以下、所感。。
新刊と品揃えで勝負しても、大規模書店に負ける。
利便性で勝負しても、通販に負ける。
本とは、何か?
本屋とは、何か?
この定義づけを、きちんと持つことが、
小さなお店が、大資本に「負けない」キーポイントとなっている。
本とは「人が生きるための助けになるもの」
本屋とは「人に新しい価値観を届けるナビゲーター=コンシェルジェ」
この小さくても、強く生き残っている本屋さんは、
こうとらえて経営している。だから「負けない」。と見た。
クリーニングとは、何か?
クリーニング店とは、何か??
2020年5月3日 21:11
嗅覚鋭いヤツは、
やっぱり、この時期、連絡してくる・・・笑
コロナ騒動になってから、わかったことがある。
会社経営者にしろ、会社に勤めている人にしろ・・・
目先の効くヤツ=平均以上に稼いでいるヤツは、みんな、
俺に(いや、きっと俺以外にも)連絡してくる。
以前からの知り合い、
前職の同僚、後輩、先輩。経営者。。。
本当に・・・普段は、何ひとつ連絡がないのに、
こうゆうときだけ、連絡してくる・笑
でも、そうゆう彼ら、彼女らを、とても尊敬している。
群れない。でも、基本的なところでは、つながっている。
「状況、どうですか?」
「どうすればいいですか?」
「今、何を見ていますか?」
「どうやってるんですか?」
「こんなことで困っています・・」等々。
後輩:
「コロナだから、スタッフが勤務を控えたいって、言ってくるんですよね・・・」
中西:
「は???
オマエさあ、、、何のために、誕生日のサプライズとか、
コスプレ仲良し会、やっとったん?
アホやろ!
そんなことやる大前提に、仕事の意義を、教えとくべきちゃうん?
兵士が「戦争は危険だから、行きません」って、言ってるのと同じやぞ!
俺らは、お客様の欲求を満たすことが、仕事やろ。
仕事は、義務教育や、サークル活動の延長ちゃうんやぞ!
オマエ、社会人になる前、そこが満たされてなかった寂しいヤツやろ??
その自覚、あるんか? そこを自認してから、やったほうがええわ。
会社は、目的達成集団やで。」
って・・・。ギットギトに、怒られたりすることもあるんだけど。。笑

もちろん、私も、
この人に聞いておかなければ・・という人に、
連絡して、貴重な情報を仕入れ、たくさん指導してもらっている。
ギットギトに、やられることもあるんだけど・笑