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人に言えなかった・・「感謝」「人間性」アレルギーの理由が判明!

「感謝の気持ちを!」「感謝しよう!」

実は、この「感謝」という言葉に、ずーっとアレルギーがあったのです。
なぜか、、、好きになれない言葉なんです。
言われるのも嫌だから、自分が発することも、滅多にない言葉。
性格、悪いのがバレるから、親しい人以外には、告白したことがなかった。

で、アレルギーの理由が、やっと判明しました。
つまり「感謝」とは「結果」であり、「感謝せよ」は「結果」の押し付け・・・だったのです。

感謝する・感謝されるには、「原因」がある。
その原因を、すっ飛ばして「感謝しろ」「感謝の気持ちが足りない」と強要されると、カチン!と来ていたわけです。

「困っていたところを、助けてくれたから」
「当たり前と思っていたことが、大変なことだから」
「目立たないところで、頑張ってくれた人がいたから」
こんな「原因」を伝えてくれれば、感謝という言葉も、すーっと受け入れることができるのです。
ヒネくれ者で、すみません!!

  
同じように「人間性」という言葉にも、アレルギーを感じていました。

「人間性を高めなさい」「人間性マーケティングの時代」と言われると、
「じゃあ、あんたの人間性を、今ここに見せてみろ。目に見えないものは信じない。」
「俺の知っている人間性の高い人が、他人に人間性を語るのを見たことがない、
 他人に人間性を強要する時点で、人間性を語る資格なし!」なんて、やり返していました。

これも、同じ論理ですね。

経営者や幹部は、使いやすい言葉です。
「感謝」とか「人間性」。。。
ペラペラ上っ面スタッフか、あなたよりも器の大きいスタッフは、ハイハイと素直に聞いてるふりをしています。
気骨あるスタッフを戦力にしたいなら、、、使い方に気をつけましょう。


あのときキミは若かった!!出来ない理由を探しません。

ご支援先に、掲げられている額縁。
10年前、私がこの会社のスタッフの皆さんにお伝えした言葉を、
社長が「額縁化」してくれたものです。

「その日は、出勤できません」だけでなく
「でも、この日の何時~なら出勤できます。別のこの日なら出勤できます」

「その商品は売れません」だけでなく
「こんな方法なら、売れるかもしれません」

「これは、無理!」
「その理由は、こうこうだから・・・」これが「出来ない理由」探しの名人。
「難しいけど、こうすればイケるかも・・・」これが「出来る理由」探しの名人。

どちらの名人が、ハッピーになり、どちらの名人が、不幸になるか・・・。
それは、言うまでもないこと。
生きる、仕事をするうえでの、永遠の原則です。

しかし、この言葉。若かったなあ・・・。
なんだか、「上から目線」で、押し付けがましい、
如何にもコンサルタントが言いそうな言葉ですよね。

今の私なら、
「そうかそうか~、難しい理由は、よーくわかった。で、どうしよっか?」
こんな感じですかね。

今の額縁、書き換えてもらおうかな。。。


介入する第三者

(先日のブログのつづきです)

「全体のために、己を犠牲にした店員さんへの敬意」
「大和撫子が、絶滅する・・・という危機感」
「大人をなめるなよ~という、ちょっぴり残っていた正義感」
席を立つとき、彼女たちに、自然と声をかけていました。

「おい!オマエら!!」  (→ ギョッとしてから「ビックリしたー」と笑い)
「お姉さんに、注意されたんやろ?」  (→ はい・・・)
「帰るんか?注文するんか?どっちや?」 (→ 注文します。)
「すぐ注文しろ。まず、ごめんなさいって、謝るんやぞ!」「できるか?」 (→ 一人ずつ確認。)
「お金は?あるんか?」  (→ あります)

注文するところまで、見ておいてやろうか・・・とも思いましたが、
ここは、彼女たちを信じることにして、立ち去りました。

この場合、私が果たした役割は、
コンサルティングと同じ「介入し、双方を良い方向に向かわせる、第三者」です。

間違った常識の人がいて、
それを、正しい常識に戻そうとする人がいる。
しかし、間違った常識は、正しい常識の「正論」を、容易に受け入れることができない。

ここで、第三者が介入し、間違った常識に、直接作用で働きかける。
それでようやく、間違った常識が、矯正され始める。

「あ、ワタシが言っときますよ!」「それ、ワタシが、やりますよ!」

第三者には「評論する人」と「介入する人」そして「傍観する人」の3パターンがあります。
現場改善するには、単なる評論家的・傍観者的な第三者ではなく、このように介入する第三者の存在が必要です。

自社内に、こうゆう役割を果たしてくれる人がいると、本当に良い会社になります。
純粋な第三者であるコンサルタントの役割のひとつでもあります。

小さなオバタリアン事件の場合、
私が、店員さんに「あの子ら、注意されたのに、まだ居座ってますよー」と、報告しても、
店員さんのストレスがたまるだけ。これが、評論家的第三者。
そんなこと、店員さんは、見ればわかっているし、もう十分指摘もしている、、、
そのうえ、周りからまだ足りない!と言われる。
もう一回、小さなオバタリアンにアタックしたところで、結果は同じ。

介入する第三者に必要なこと・・・
それは、、「愛」です。「今よりも、良くなって欲しい」という。

その後・・・・
・マックのお姉さんは、後を追ってきて、無料クーポンをくれました。
・女子中学生は、「な~に?あの汚いヒゲのオヤジぃー。でも、ちょっと竹野内に似てたかも~。」
上記2点、もちろん妄想です。。。


DNAを理解し、活かして、幸せに仕事しよう!

先日のブログの続き・・・

たとえば、農家と漁師のDNAは、まったく違います。
農家は、土を相手に畑を耕し、漁師は海を相手に魚を獲る。

農家は収穫量は「家の前を見ればわかる」状態なので予測しやすい。
漁師は「海に出てみないとわからない」ので収穫量が予想しにくい。

農家は、天気や自然災害を受け止め、みんなで協力しあって仕事する。
漁師は、毎日「死」と隣り合わせで、自分個人の力量で仕事をする。

「種から育てる」という農家と
「育ったものを獲る」という漁師。。。

農家DNAが体に流れるセールスマンと
漁師DNAが体に流れるセールスマンでは、得意分野や仕事の進め方が、まったく違って当然です。

同様に、職人と商人もルーツが違います。
職人は、モノが相手の仕事。商人は、ヒトを相手とする仕事。

職人は「手と体=作る精度とスピード」が儲けとなり、商人は「目と口=仕入れと売りの差」が儲けとなる。
肉体的な危険がつきまとう職人と、金銭的な危険がつきまとう商人。
「素材から作る」という仕事と「出来上がったものを売る」という仕事。

ご先祖さまから引き継いだDNAを、
肯定的に理解し、今の仕事スタイルに活かしてゆけば、楽に成果があがるようになります!

しかし、単なるトンボ獲りから、良くここまで話が広がるもんですね。。。


墨俣一夜城!!男には「勝負」しなければならないときがある。

今日は、岐阜県のご支援先へのご訪問、、、
おおっ、あれに見えるは・・・歴史好きには、たまらない「墨俣城」!!!

織田信長軍の「中途入社の平社員」だった、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が、
美濃の斉藤氏との戦いで、戦略上の要地であった川の中州「墨俣」の地に、
「一夜にして城を築いた」という伝説のお城です。

織田軍の「幹部社員」柴田勝家や佐久間信盛が、信長から築城を命じられるも、
斎藤軍の執拗な攻撃の前に、完成できなかったものを、
秀吉が「私にやらせてください」と願い出て、
築城したものと言われています。

親交の深かった蜂須賀小六ら、野武士たちの協力を得つつ、
上流で木を伐り、築城の模擬訓練を行い、
壁は遠目から見てわからぬよう白い布を張り、極めて短期間での築城に成功。
重要拠点を抑え、信長の美濃攻略の足掛かりとなったそうです。

このあとも、秀吉は、朝倉義景軍との戦いに、
浅井長政の裏切りで敗れ、敗走する信長軍の「殿軍(しんがり)」
(・・・退却する軍勢の一番最後の軍隊=敵の追撃を食い止めねばならない、最も危険な仕事)を、
「私にやらせてください」と買って出て、
信長を窮地から無事脱出させ、織田家の「幹部社員」への道を歩みはじめるのです。

人生にも、仕事にも、
「誰かの役に立つこと」で「それ、私がやります!」と、
買って出なければならない場面が、何度かやってきます。
そこをクリアすれば、大きく豊かな次のステージがひらけるのです。

この場面に、気づかず見過ごすのか、気づいてるのにあきらめるのか。
それとも、前に出るのか。

「墨俣城」に思いを馳せる歴史少年(現オッサン)、
地道な「準備」と、一瞬の「決断」の大切さを実感する。。。の巻でした!





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