2014年6月6日 13:33
コンサルタント生活・20周年を迎えようとしています。
・・・芸能人か!(笑)
これまで、数多くの会社・経営者・コンサルタント・外部業者と、
本気でお付き合いをさせていただいて、観察してきたという点においては、
誰にも負けない自信があります。
20年という短い期間だけでも、
業界・地域には「栄枯盛衰」があるものです。
今、調子よくやっているけれども、いずれ衰退してゆく企業や人。
今は、ウダツが上がらないけれども、伸びてゆく企業や人。
長く成長を、続ける企業・人。
アップダウンが、大きな企業・人。
可能な限り、真実にせまった結果、
私の「主観の客観」により、
時代が変わっても、安定的に成長している中小企業の特長を、
原則・ルールとして、把握しています。
これらのうち、ひとつが、
「ハイコスト・ローコストの使い分けに、モノサシとケジメがある」というもの。
お客様に見えるところ、ハイコスト。
お客様から見えないところは、ローコスト。
たとえば、店舗や看板には、お金をかけるが、
バックヤードには、お金をかけない。
売上につながる部分は、ハイコスト。
売上につながらない部分は、ローコスト。
このような「メリハリ」を持っています。
2014年5月24日 21:36
京都市内で、
ご支援先の新店候補物件を探索中・・・。
偶然、発見しました!

「任天堂」発祥の地。
旧本社なのでしょうか。
歴史ある看板プレートに「時流適応」の大切さを感じます。
ゲームウォッチ・ファミコン・ゲームボーイ・DS等、
「テレビゲーム」で有名な任天堂。
このプレートにも、刻まれているように、
元々は、花札・カルタ・トランプ等を製造販売する会社でした。
創業が明治年間と言いますから、100年以上の歴史を持つ企業。
「財界活動は、行わない」
「数々の多角化に失敗した経験から、異業種への進出は行わない」
「時代に柔軟に対応するため、社訓や理念を設定していない」
独自の路線をすすんでいることでも、有名です。
環境に適応して、常に新しいものを生み出し、
「変わってゆくこと」を是とする企業文化。
本気で100年続く会社を目指すならば、
その変革の歴史も、見習わなければなりません。
プレート・・・英語で書かれているほうもあります。

なぜか、かっこいいです!
「記号的」に見えるからかな?
2014年5月14日 9:14

北海道大学のキャンパスを望む風景、、、今年の冬に、出張したときの写真です。
北海道大学と言えば、、、初代教頭のクラーク博士。
「ボーイズ、ビー、アンビシャス!」
かっこいい台詞に、いつも、胸が熱くなります。
実は、クラーク博士の言葉のなかで、
「ボーイズ、ビー・・・」よりも、大好きな名言があります。
それは、、、「紳士たれ」という言葉。
北海道大学の前身・札幌農学校を設立するにあたり、
「学校の校則をどうするか・・・」と意見を求められたとき、
クラーク博士は、「この学校には、〝紳士であれ〟の一言があれば、それで十分である」と、答えたそうです。
アレコレと、細かいルールを決めて、それに縛られるのではなく、
何が良くて、何が間違っているのか・・・を、自分で決めることを求めているのです。
自由であることと、自分の責任は、同じ重さです。
細かなルールに、縛られるのが、自分はとっても、嫌だった。。
だから、スタッフも、そんなことで、縛りたくない。
ただ、原理原則に、
基づいて、自己責任で行動しなくてはならない。
そうゆう組織で、動いてゆくのが一番いいんだよなー。と思います。
2014年5月10日 22:39
これなくして、良い仕事はできない。
Aという意見と、
Bという意見が、対立する。
そこで、議論を深め、
その根底にある本質を踏まえたCという案を出す。
これを「否定の否定の法則」とか「らせん的発展」と呼びます。
AはBを否定するだけ、、、それじゃ発展しない。
BはAを否定するだけ、、、それじゃ発展しない。
AとBの中間をとろう、、、それも薄まるだけで、案に鋭さが出ない。
AもBも、相手の意図を理解しつつ、
本質が同じで、まったく別物の、もっと良いCを生み出そうとする。
仕事に限らず、人生の基本ではないか?とすら思います。
これは、ドイツの哲学者ヘーゼルが提唱している
「弁証法論理学」というもの。
Aを、テーゼ(命題・正)としたとき、
Bは、アンチテーゼ(反対命題・反)となる。
Cは、ジンテーゼ(統合命題・合)である。
AとBの対立・否定こそが、より良い発展へのスタートとなるのです。
日本語で言えば、止揚(しよう)
=ドイツ語の「aufheben、アウフヘーベン」という言葉でも、あらわされます。
「棄てる・否定する」という意味と
「保存する・高める」というふたつの意味があります。
AもBも、
否定されて新しいものが生み出されるとき、
全てが捨て去られるのでなく、
内在する要素のうち、前向きな要素が、新しく高い段階Cへと発展する。
さて、
彼が、ヘーゲル。

すごい哲学を発見してくれたものです。
如何にも、頭良さそうな前頭部。。。
ヘーゲル、ハーゲル。
2014年5月4日 18:38
GW中も、仕事で外出です。
新店の候補物件を「見ておいて欲しい」と、
依頼されていた案件。。
スケジュール的に、このGW休暇でしか、見に行くことができません。
でも、ちょっとだけ、さぼって・・・。
だって、世間様は、お休みだし・・・。
駅での乗換えを口実に、下車して、久しぶりに、街をブラブラ歩きました。
ここは、大阪市民の心を揺さぶる街・天王寺!
やっぱり「阿倍野ハルカス」よりも「通天閣」が好き。

大阪の串かつ屋には「ソースを2度つけてはならない」という、
「鉄の掟」ともいえる仕組みがあります。
※イメージできない方は、ネットか何かで、調べてみてくださいませ。
でも、こんなデカく看板にしているのは、この街だけ。
満席で、店の外まで、行列しています。

常識を逆手にとった、この大胆さ・・・。
「遊び心」と「余裕」が、さらにお客様を惹きつける!
なかなか、やりますね。