2017年1月8日 21:56
新年早々、5泊6日のコンサルティングの旅。。
大変ですが、とても、ありがたいことです。
古い手帳のメモより、
誰の言葉か、わからないけれども・・・。
↓↓
「変わらない人」は、「困っていない人」
とある。
で、その下に、
↓↓
「そう、良かったね」で終わり。
とある。意味深。。
「変わろうとしない=困っていない」ということ。
そして、そうゆう人は、困って変わろうとするまで、
サラッと放っておけばいい・・・ということかな??
このとき、この言葉が響いていたんだな。
すっかり、記憶からなくなっていたけれども、
今、また、新鮮に響く。
2016年12月29日 22:29
年の瀬も押し迫まるなか、今年最後の出張。
帰省客の混雑に巻き込まれながらの移動です。
帰省風景の中、PCをピコピコしながら・・・ってのも、野暮ったいので、
おとなしく、本を読みながら。
司馬遼太郎さんの書籍より。
写真の内容は、正岡子規の言葉。
「人間は、最も少ない報酬で最も多く働くほど、エライ人ぞな。
一の報酬で十の働きをする人は、百の報酬で百の働きをする人よりエライのぞな・・・」この言葉を、
司馬さんは、子規の言動を記録した遺稿のなかで「もっともすぐれたものであろう」と表現している。
江戸から明治にかけての士風を、こうも書いている。
「武士には捕吏がいらないというのは、本当か?」との朝鮮からの使者が尋ねたそうだ。
武士は、縄目の恥辱を受ける前に、切腹するからだ。
「武士は、学問はそれほどなくとも、日ごろから体を鍛え、
いったん国家の大事があれば、命を捧げることを承知していた」
「禄(給料)は、将来の戦死を含む戦場での働きを見越した前渡金であって、
家臣としては、武功をたてるか、討死することで、貸借対照表がゼロになる」
・・・
報酬に対する考え方、
コンサルタントとしての矜持、仕事する人の基本。。。
奇しくも、隣の席では「電通社長の辞任」というタイトルが踊る新聞を読んでいる人。
法律やルールがある。
でも、その法律やルールを作った「国」自体が、借金まみれ。
彼らの言う通りにして、会社は、個人は、果たして大丈夫なのか?
自分の父、祖父、曾祖父の世代に色濃く残る、
日本の士風的思考が、働き方のベースとなり、今、豊かな経済大国になれたのではないか?
まず「日本が日本である」根本思考を、見直し、大事に植えつけたほうが良い。
「社会問題になっているから、うちも規定通りに・・・」
と、安易にやってしまう会社は、数年後、泣きを見る気がしてならない。
2016年12月18日 22:04
そして、翌日、東京へ。
東京国際フォーラムにて、セミナーを開催。
最高気温マイナス2度の世界から、最高気温10度の東京に。
でも、寒さの感覚は、同じ。
「寒いものは、寒い!」
その差・12度の気温差を、感じるか?といえば、
そこまでの差は、感じない。
人間は、結局のところ、その環境のなかで「感覚」に支配されていることを痛感します。
絶対的にとらえることができず、
相対的にしか、感じることができない。
たとえば、
1日30万円を売る店舗で「忙しい」と感じているスタッフが、
1日10万円を売る店舗に配属されて、その環境に慣れてしまうと、同じレベルで「忙しい」と感じるようになってくる。
絶対的には、3倍の仕事量の差があっても、
感覚的な「忙しさ」では、この3倍を感じとれず、同じように「忙しい」と感じてしまう。
ましてや、これが
「1日10万円」の世界だけしか知らない人にとっては・・・「井の中の蛙」状態となる。
同じ1時間でも、
好きなことを忙しくやっていると、あっという間に時間が過ぎるように感じるし、
嫌なことをダラダラやっていると、なかなか時間が経たない、と感じる。
「厳しい」とか「弱い」とか、
「楽しい」とか「嬉しい」も、同じく、相対的にとらえている。
価格が高いのに、安そうに感じさせる。
店舗が小さいのに、大きそうに感じさせる。
商品の質を、実際よりも良さそうに感じさせる。。。
このようなマーケティングのテクニックは、
人間が絶対的にとらえることができない・・・という特性を、逆手にとったもの。
「人間は絶対的な数値をとらえることができず、相対的感覚を優先させて生きている動物」
個人として、この原則を、使いこなすと、人生繁盛します。
2016年12月17日 21:40
12月2日、3日、4日の3日間、開催された「国際コインランドリーエキスポ・2017」にて、
ゲスト講演させていただいたときの様子です。
おかげさまで、満席以上。
椅子席が足りず、
急きょ、椅子をかき集めて、会場を作っていただきました。
当日まで、参加人数のわからないセミナーは、緊張します。
「参加者が、前のほうに3人だけ・・・とかだったら、どうしよう」とか、
「自分のせいで、人が集まらなかったら、主催者さんに申し訳ないな・・・」と。
開催時間、直前まで、ドキドキしていました。
参加者様は、
クリーニング業界以外の、これからコインランドリーを作りたい方が、半分くらい。
コインランドリー業界への関心の高さがうかがえます。
ご支援先や、関係先、知り合いの皆様も、当日会場にお越しいただきました。
なんだか「授業参観」のようで、非常に緊張するのですが・・・(笑)
いつも聞いてくださっている話なのに、わざわざこうしてお越しいただき、
本当に感謝です!!
2016年11月6日 21:18
また、野球のお話から・・・。すみません。
あくまで、ブログ(日記)ですので・・・。
2016年の日本シリーズは、やっぱり面白かった。
大きな要因のひとつは、
大谷翔平選手の投手と打者「二刀流」での大活躍。
まるで野球漫画のヒーローのような大谷選手の姿を、
リアルタイムで見ることができるのは、本当に幸せです。
・・・・
指の骨折治療のため訪れた病院の待合スペースには、
キレイな「図書コーナー」があります。
手に取った本は「采配」というタイトル。
著者は、選手として、ロッテ、中日、巨人などで活躍し、
中日の監督として、8年間・連続Aクラス(うち1位4回、2位3回、3位1回)の落合博満さん。
高校からドラフト1位でプロ入りした大谷翔平選手が「二刀流」を表明したとき、
ほとんどの解説者、OBが「成功しない」「難しい」と否定的な見解でした。
そんななか、唯一と言ってよいほど、肯定的な見解を示していたのが、落合さんでした。
今年の大谷選手の活躍をニュースで見ると、
ずっと、数年前の、そんなことを思い出していたのでした。
「確か・・・あの人は二刀流のことを、こう言ってたなあ・・・」
なんで、そう言えたのだろう??と。
そして、このタイミング、この場所で、目に飛び込んできた、この本。
今回の「引っかかりポイント」は、こんなところ。
・技術が高い人のアドバイスは「シンプル」だ。簡単すぎるから、相手は耳にしないこともあるが、実は、それが本物。
・監督として成功の要因は、選手時代に「下積み=できない人の気持ち」と
「トップ=できる人の気持ち」の両方を知っているからだ。
・ミスは責めない、反省して次に活かせば良い。手抜きは、厳しく叱責する。手抜きとは、できることをやらないこと。
小さな手抜きでも、放置するとチームに致命的な穴があく。