2017年1月15日 22:45
ディズニーランドや、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン等の、
テーマパークが、業績を伸ばしていることは、有名です。
平日でも、
高額にもかかわらず、観客であふれています。
テーマパークは、完全に日常と切り離された空間を演出しています。
・看板もサインも、すべて英語で書かれている。
・そのテーマにあわせた建物、雰囲気、コスチュームで、統一されている。
・土産物は、ナショナルブランド品は売られておらず、
一般社会では目にしないオリジナル品しか、売られていない。
クリーニング店も、テーマパーク化する必要がある。
いま、繁盛しているクリーニング店は、軒並み「テーマパーク型・クリーニング店」なのです。
<テーマパーク型の店舗の特徴>
1:ひとつのコンセプトによって、統一された店舗であること。
2:店内で「非日常の憧れの空間」を演出していること。
3:店内の雰囲気を「看板」の一部として、お客様を引き込んでいること。
4:季節ごと、年ごとに定期イベントが、進化すること。
5:スタッフは、店舗をステージとした「キャラクター」として振る舞うこと。
有名な温泉地・熊本の黒川温泉も、ある意味「テーマパーク」となっています。
出力されたPC文字の看板は一切使っていない。ゴミ集積場のカゴまで木製です。
身近なところで言えば、、、
パン屋さんは、ベーカリーとなり、最近では「ブランジェリー」と名乗って、そのような店づくりをする。
ケーキ屋さんは、最近では「パティスリー」となっているところが、生き残っている。
クリーニング店は??
同様に、フランス語で言えば、blanchisserie(ブランシスリ)となる。
今よりも、進化しなければならない。

この喫茶店も、店内のカウンター、カップ、コースター、ロースター機、メニュー、
そして、店主・・・。コーヒーのテーマパークっぽくなっている。
2月に、そんな新しい業態を作るための経営セミナーを開催します!
http://cleaning-keiei.com/blog/seminar/1702/
2017年1月10日 22:08
「眠らない街・歌舞伎町。欲望渦巻くこの街に、様々な誘惑が・・・」

年末年始、つい見てしまうTV番組が、「〇〇警察・24時」モノ。
ナレーションの声質も、お気に入り!
「お約束フレーズ」をつぶやきながら、、
夜の歌舞伎町徘徊は「〇〇警察24時」マニアにとっての「聖地巡礼」。
ここには、ほんとにおもしろい人たちがいる。
年末年始のTV番組と言えば、
「詐欺師と直接対決する」シリーズや、
「プロ野球戦力外通告」も、必ず見てしまう。
詐欺師は、必ずパチンコ好き。すぐに土下座できる。
プロ野球選手は、ケガから転落が始まる。人並以上の家に住み、高額な車に乗っている。奥さんが美人。。
自分が詐欺師に騙されないように・・・、自分が戦力外にならないように・・・と、観ています。
今回は、
「古い手帳のメモで、新しい手帳に書き写すほどではない言葉」シリーズ、最終回。
テレビ番組を観ていて、書き留めた言葉。
林修先生が、
「なぜ、受験勉強が必要なの?」という問いに対して、こう答えたときのもの。
受験は、1ヵ月、1年、期間限定で頑張れば、良い。
社会に出ると、1年だけでなく、10年、一生、頑張ってゆく。
受験では、正解のある問題を解く。
社会では、正解のない問題を解決してゆく。
受験で、1ヵ月・1年、頑張れる人は、社会で、10年、一生、頑張れる。
受験で、正解のある問題を解いた人は、正解のない社会で、一定レベルの結論を導き出せる。
受験勉強は、
社会に出て、人生を豊かに過ごすための「練習」をしているということ。
合否よりも、
それを、体験したこと自体に、とても大きな価値がある。
きっと、そうゆうことなのでしょうね!

少し、打っていこう!
パチンコでも、ジャブでも、ありません!
白球を。
2017年1月7日 22:16

あけまして、おめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。
冬期休暇のうちに、ヒゲを剃り、
手帳と、シャープペンシルも、一新。
財布も刷新しました。
手帳を、古いものから、新しいものに、移行するとき、
「メモページ」に残っている言葉を、整理整頓します。
・とても大事な言葉は、新しい手帳のメモページに、書き写します。
・いらない言葉や、古い情報は、お蔵入り。
・あまり大事じゃないかもしれないけど、残しておいたほうが良いかな?という言葉を、
このブログに残しておきます。
「人が幸せを感じるとき」と、汚い字で書いてある。
1)褒められたとき
2)役に立ったとき
3)必要とされたとき
4)愛されたとき
なるほど、、
1)4)は、他人からもらう要素が強い。。
2)3)は、自分がそう行動して、そう感じるもの。
自分が、幸せになりたければ、2)3)のような人間になればよい。
そして、他を幸せにするには、1)~4)を、ふりまこう!
2016年12月29日 22:29
年の瀬も押し迫まるなか、今年最後の出張。
帰省客の混雑に巻き込まれながらの移動です。
帰省風景の中、PCをピコピコしながら・・・ってのも、野暮ったいので、
おとなしく、本を読みながら。

司馬遼太郎さんの書籍より。
写真の内容は、正岡子規の言葉。
「人間は、最も少ない報酬で最も多く働くほど、エライ人ぞな。
一の報酬で十の働きをする人は、百の報酬で百の働きをする人よりエライのぞな・・・」この言葉を、
司馬さんは、子規の言動を記録した遺稿のなかで「もっともすぐれたものであろう」と表現している。
江戸から明治にかけての士風を、こうも書いている。
「武士には捕吏がいらないというのは、本当か?」との朝鮮からの使者が尋ねたそうだ。
武士は、縄目の恥辱を受ける前に、切腹するからだ。
「武士は、学問はそれほどなくとも、日ごろから体を鍛え、
いったん国家の大事があれば、命を捧げることを承知していた」
「禄(給料)は、将来の戦死を含む戦場での働きを見越した前渡金であって、
家臣としては、武功をたてるか、討死することで、貸借対照表がゼロになる」
・・・
報酬に対する考え方、
コンサルタントとしての矜持、仕事する人の基本。。。
奇しくも、隣の席では「電通社長の辞任」というタイトルが踊る新聞を読んでいる人。
法律やルールがある。
でも、その法律やルールを作った「国」自体が、借金まみれ。
彼らの言う通りにして、会社は、個人は、果たして大丈夫なのか?
自分の父、祖父、曾祖父の世代に色濃く残る、
日本の士風的思考が、働き方のベースとなり、今、豊かな経済大国になれたのではないか?
まず「日本が日本である」根本思考を、見直し、大事に植えつけたほうが良い。
「社会問題になっているから、うちも規定通りに・・・」
と、安易にやってしまう会社は、数年後、泣きを見る気がしてならない。
2016年12月18日 22:04
そして、翌日、東京へ。
東京国際フォーラムにて、セミナーを開催。

最高気温マイナス2度の世界から、最高気温10度の東京に。
でも、寒さの感覚は、同じ。
「寒いものは、寒い!」
その差・12度の気温差を、感じるか?といえば、
そこまでの差は、感じない。
人間は、結局のところ、その環境のなかで「感覚」に支配されていることを痛感します。
絶対的にとらえることができず、
相対的にしか、感じることができない。
たとえば、
1日30万円を売る店舗で「忙しい」と感じているスタッフが、
1日10万円を売る店舗に配属されて、その環境に慣れてしまうと、同じレベルで「忙しい」と感じるようになってくる。
絶対的には、3倍の仕事量の差があっても、
感覚的な「忙しさ」では、この3倍を感じとれず、同じように「忙しい」と感じてしまう。
ましてや、これが
「1日10万円」の世界だけしか知らない人にとっては・・・「井の中の蛙」状態となる。
同じ1時間でも、
好きなことを忙しくやっていると、あっという間に時間が過ぎるように感じるし、
嫌なことをダラダラやっていると、なかなか時間が経たない、と感じる。
「厳しい」とか「弱い」とか、
「楽しい」とか「嬉しい」も、同じく、相対的にとらえている。
価格が高いのに、安そうに感じさせる。
店舗が小さいのに、大きそうに感じさせる。
商品の質を、実際よりも良さそうに感じさせる。。。
このようなマーケティングのテクニックは、
人間が絶対的にとらえることができない・・・という特性を、逆手にとったもの。
「人間は絶対的な数値をとらえることができず、相対的感覚を優先させて生きている動物」
個人として、この原則を、使いこなすと、人生繁盛します。