2018年7月21日 22:50
決勝トーナメントのベルギー戦を観戦して・・・
結果は、3対2。途中まで2点差をつけて勝っていたから、
メディアでは「惜しい」「よくやった」となっています。
確かに「よくやった」。そこは、否定しない。
でも、素人ながら、試合を観ていて感じたことは、
実力差が、あまりにも歴然としている。。。
動かしがたい現実を目の当たりにした。ということ。
まるで、
良く統率され、訓練された中学生の代表チームと、
ゴリゴリのプロ級オッサンチーム(ノーサインで、自由に守り、攻める)が、
試合をしているようにしか、見えませんでした。
バスケの試合でも、時々あるのです。
前半、健闘に、健闘を重ね、リードを奪うも、
後半、相手を本気にさせてしまい、ボコボコにやられてしまう・・・という試合が。
相手は遊んでいるつもりはないけど、実質、遊ばれている試合。
この自分の感覚が、正しいのかどうか?
思索と妄想が始まる・・・笑
数字で、検証してみました。
子供のチームと大人のチームの試合のような違い・・・
ということで、何が基準になるだろう?と考えました。
各国代表選手の平均年収データがありました。
ベルギーは、平均で、7.66億円
日本は、平均で、1.51億円 =年収差は、5倍。
平均年収レベルで比較すれば、ちょうど、
サッカーで言えば、J1のチームとJ2のチームが試合をするくらいの差。
プロ野球なら、1軍と2軍が試合をするくらいの差になる。
1軍が負けたら、大恥です。
全部、調べてみようーー!となり、
各チームの平均年収と、全試合の対戦結果を比較してみたのです。
(ヒマなんかい??)

結果、、
62試合のうち、
平均年収が、1円でも高いチームの戦績は
36勝14敗12分(PK戦による勝敗はカウントしない)
勝率58%、不敗率(勝ち+引き分け)77%。
さらに細分化してみる。
全62試合のうち、平均年収差2倍以上のチームが戦った試合は、38試合。
2倍以上の「格差」をつけた年収が高いほうのチームの戦績は、
25勝4敗9分。
平均年収差が2倍以内のチーム同士で、戦った試合は24試合。
年収差2倍以内で、年収が高いほうのチーム戦績、
11勝8敗5分。
勝ち負けの差が、圧倒的に縮まっている。
つまり、年収差が2倍までなら、十分勝負になる。。という結論。
それ以上、開いている場合には、勝つことはおろか、引き分けることも、難しい。
結論として、もし日本が「本気」でワールドカップ上位に入りたいなら、
上位常連国(=年収レベル8~5億円クラス)の、
せめて半分の年収がとれるくらいの「市場価値」のある選手を揃えること。
そうすれば、ベスト8~優勝の可能性もある。
現在、日本選手の平均が1.51億円だから、
平均で、この倍額。
そのくらいの値打ちある選手が揃わないと、
ベスト8の土俵には、上がれない。
代表監督を誰にする・・・外国人が良いか?日本人か?というレベルの問題でなく、
根本的に、協会自体が、そこを目標とした戦略を立てるべく、
広く海外や、異業種スポーツに、学ばなければならない。
明治維新後、海外に学び、国力を欧米に追い付かせたように、
現場経験のある、優秀な若い人材にまかせてゆけばどうだろう?
・・・
中田英寿とか、、
文化人的な活動とか、旅に出るよりも、そうゆう仕事をしてもらうと良い。
宮本キャプテンや、長谷部キャプテン、本田圭祐を中心にチームを作り、
ミッションを与えれば、やり遂げるのでは??
2018年7月19日 20:10
あの監督は、すごいなあと思いました。
選手選考では、オッサンを中心に集め、
ミス連発のキーパーを全試合で使い、
2試合、上手くいってたのに、3試合目でスタメンを6人も変更し、
負けてもいいから「攻めない」という戦術をとった。
もしも失敗したら「世間」から、
間違いなく袋叩きにあいそうな決断も、
自らの責任で、遂行した。
周囲に迎合せず、自分の信じるところに向かって。
経営者や、幹部、リーダーになると、
「全員、総意のもと」を理想としながらも、
自分の考えに基づいて、総意に反する決断をしなければならないこともある。
そうゆう点で、あの監督は、すごいなあ。
リスクを恐れず、チャレンジする孤独な経営者の姿、そのものだなあ・・・。
たとえ、結果がどうあれ、あの決断力そのものを称賛したい。
試合が進むごと、そんな風に思って、観ていました。
2018年7月1日 22:08
タイトルの原則。。
クリーニング業界では、
色褪せにくい、高品質な看板用のカッティングシート
(そして、やはり、それなりのお値段・・・)で、有名な「スリーエム社」の社是にあります。
もう少しわかりやすく言えば
「許可をとるより、謝罪したほうが簡単だ」という原則。
物事を実行するとき、
許可をもらうために、アレコレ時間をかけて、各方面の調整、許可を待つよりも、
まずは、やってみる。
うまくいかなくても、後から謝り、改良すれば良い。
そちらのほうが、物事がササッと効率的に進む。。ということです。
これから、一番店を追い越そう!という会社、
特に、そうゆう会社の幹部には、絶対必要な精神です!
幹部が実行する場合の、3つの注意点があります。
1)大将(社長、上司)の意図を汲む、
2)私心がない、
3)全体の流れを考えている。
2018年6月20日 20:26
大阪での地震。。
たくさんのお気遣いの言葉をいただき、ありがとうございました!
スタッフも全員、大きな被害を受けることなく、
翌日より、通常業務です。
私は、出張中、電車の中に閉じ込められ、
携帯メール・SNS等で、スタッフと「本日休業」のやりとりをしたのち、
ソワソワ(おしっこしたくなったら、どうしよ・・って)しながら、
パソコンで、仕事をしていました。
2時間後、電車の中から、解放。
線路の上を歩いて、一般道へ。

各方面から、労いや、お気遣い、お見舞い、の言葉をいただくなか、
異彩を放つ、名文句に出会えました!笑
その日、お伺いするはずだったご支援先に、
ご迷惑をおかけしたお詫びと、状況報告、今後の対応の電話をする。
「今、車内から解放されました。線路の上を歩いて、駅に向かっています・・・」
「スタンドバイミーみたいなこと、やっとるんかい!」
機転の利いた「笑い」は、
状況を一気に、明るい方向に向かわせてくれる。
こうゆうときには「気持ちに寄り添ったお見舞い」を求める。。。という方もいるのでしょうが、
私が、「こっち系」が、好きなことを知っていて、
励ましとなる言葉をかけてくれたのでしょう。
解放されたとき、記念に・・・と、閉じ込められた乗客が、停まった電車や人の列を撮るなか、
一人だけ違う方向=誰もいない線路にシャッターを向け撮った写真と、
見事に一致してるのが、その証拠でしょ?
逆境でも、幸運がたくさんな「星」のもとに生まれてきている。。と、
自分のことを再認識できた1日でした。
2018年6月3日 22:39
柴田政人さん、
現在69歳というから、
私が大学に入りすぐに、悪友に競馬を教えられ、
知ったころは、40代前半のベテランで、トップジョッキー。
直線で馬を追うのが上手だったし、
=ケチな男が馬券を買うと・・・
最後までしっかり追ってくれる騎手を好むようになる。
長距離にも強い。
=本当に上手な騎手は、ペース配分や駆け引きができる!
ところで・・・
競馬界には「乗り替り」という言葉があります。
調教師や馬主は、持ち馬を勝たせたいから、
「勝てる」上手な騎手に、騎乗依頼する。
特に、大きなレースになれば、そうしたい。
依頼された一流騎手は、どの馬に乗るか?を、選択する。
だから、
それまで乗っていた騎手から、
別の騎手に変わって、レースに出ることがある。
これを「乗り替り」と言います。
柴田さんの場合、1レースに複数の騎乗依頼が来たとき、
騎乗する馬の選択基準は、
「勝てる馬、強い馬」でなく「これまで世話になった人の馬」だった。
そして、
それまで他の騎手が乗って、強くなってきた馬に
「乗り替わる」ことを、好まなかった。
「あなたが人の悪い騎手だったら、今日は2500勝記念パーティーだったでしょう」・・・競馬評論家・井崎脩五郎さん(柴田さんの1700勝記念パーティーにて)
「過去に世話になった恩とか義理ばかり守っている、そして走らない馬、ダメ馬ばかりに乗っている、妙な男」・・・先輩騎手・野平佑二(シンボリルドルフ主戦騎手)
「自分が割を食ってもズッコケても、他人を押しのけてまで乗り替わろうとしない。見事すぎるほど、意地っ張りで頑固な男です」」高松邦男・調教師
有名騎手が、そうしていたように、
ビジネスライクに騎乗馬を選んでいたら、もっと、勝てていたはず。
学生になったばかりの当時の私は、
「柴田政人」のそんなところが好きだった。
同じ名前の
腕の立つ、ベテラン騎手が、そんな人であることに、
秘かに「誇り」を抱き、応援していた。
後日、この本を読んで、その裏付けを知る。

寺山修司さん作。
半分以上が実話のエッセイ風・短編小説に、
21歳だった少年騎手「柴田政人」が登場する。
駆け出しの少年騎手・柴田が騎乗していたアローエクスプレスという馬が、
順調に勝利を重ね、G1レースに挑戦することになる。
しかし、馬主からの指示で、
当時、リーディング騎手(年間勝利数・第一位)だった加賀武見を乗せることになった。
柴田は「乗り替り」されたのです。
結果、アローエクスプレスは、皐月賞2着。ダービーでは5着。
小説では、柴田少年の「アローに勝って欲しい」という気持ちと
でも「勝たないで欲しい」という気持ち。
入り混じった葛藤が、切なく、描写されている。
こちらは、別の文献より。
皐月賞の前、騎手変更が宣告された当日、
柴田は「自分が何かミスをしたのか、言ってみてくれ」と、
涙ながらに馬を管理する調教師の高松に直訴する。
高松調教師も、また涙を流し始め、
「誰よりも自分が乗せてやりたいが、馬主もファンも許さない。
アローは日本一になれる馬だから、日本一の騎手を乗せる。
悔しかったら加賀武見を超える騎手になれ」と諭した。
そして、柴田は、これから4年後、関東リーディング騎手になる。
そうか・・・こんなことがあったから、
今、そうしているのか・・・と、納得したものです。
同時に、こんなことも思った。
もしも柴田政人が、
ただ「乗り替わりされただけの騎手」で終わっていたら、
こうゆう物語は、生まれない。
(事実、そうゆう憂き目にあう若手騎手は、今も昔も大勢いる)
挫折を、挫折だけで終わらせたら、物語にはならない。
そこから、栄光に向かっているからこそ、この物語は成立している。
「うん、だから、俺も、そうしよう!」
「挫折は、自分次第で、栄光への物語になるんだ!」
「偉大な先輩・マサト」から「アホ学生・マサト」は、
そうゆうことを、感じていました、
ある意味での「勉強」はしていたのかもしれません。
で、
ドラマは、それだけで終わらない。
ダービーへと続く。