2019年9月14日 22:00
軍事と治政を怠り、酒や女や遊興、風流に溺れた武将が、
どうゆう末路をたどるか?後世どう記録されるか?
主君を裏切り、卑怯な行動をした武将が、どうなるか?どう記録されるか?
最後、逃げたり、汚いことをした武将が、どうなるか?どう記録されるか?
無能・力量不足を自認せず、部下の進言を受け入れない武将が、どうなるか?どう記録されるか?
後継者を甘やかした親、ボンクラに育った後継者が、どうなるか?どう記録されるか?
部下に横暴で、追い詰め過ぎた武将が、どうなるか?どう記録されるか?
義理を欠き、信念なく、私利私欲に走る武将が、どうなるか?どう記録されるか?
歴史には、実在の色んな人物が登場する。
そして、男は、それを自分に重ね合わせる。
少なくとも、最低限、
上記のような人間になって、ロクな末路をたどらず、
不名誉な記録が、各所に残るようなこと。
それだけは、絶対に避けたいな。。。と、思うようになる。
歴史上の登場人物を知れば、
そう思うのは、普通の感覚だろう。違うのかな??
そして、もし、できることなら・・・
質実剛健、文武両道=知力・胆力・武力に秀で、
主に忠誠をつくし、その信厚く、公明正大、兵や民からも愛される。
僚友と切磋琢磨し、配下の武将を育て上げ、優秀な後継者を残し、
後世に残るほど、立派な最後を遂げる。。。俺は、そうゆう人間になりたいな。
と、憧れる。
そうすれば、自然とその方向へと動く。
これが、人格形成の大切な時期=少年期から青年期にかけて
「歴史」を学んだほうが良い理由のひとつでもあります。
少なくとも「おかしなヤツ」には、ならない。
・仕事=生きることと認識する、趣味中心の生活では「滅亡」する。
・職をコロコロ変えない。主家を替えることは「恥さらし」そのもの。
・卑しいこと、不正、不義、無責任、自己中心は、自身の「破滅」に直結する。
・辞めた後、悪い風に言われる「不名誉」な辞め方・最後としない。
・誰であろうと、特に後輩、取引相手には、礼節を持って接する。。等々
こうゆうことが、理解できるようになる。
2019年9月8日 22:36
当社が、材料を買っていた仕入れ会社が、
業績不振が理由で、事業規模を縮小する・・ということで、
支店を閉鎖する通知が、届きました。
今後は、本社のみで運営してゆくそうです。
ああ・・・
もっと、たくさん買ってあげていれば、良かったなあ。
我々も、力不足で、申し訳なかったなあ。。という気持ち。と、
現実的には
別の業者さんを、探しておいたほうが良さそうだなあ。という
打算の気持ち。
当社の担当者は、とても良く頑張る人で、
最後まで残って、残務処理にあたるらしい。
今年に入ってからは、
使えない人。給料が高く、売上に貢献しない人。から順番に、
バシバシ、リストラされていたらしい。
それでも、最後まで、
自分の会社の悪口を、一切言わなかった彼は、立派だと思う。
しかし、コンサルタントとしては
「業績不振の真実」は、知っておきたい。
「どうすれば、こんな風にならずに済んだと思いますか?」
「職業柄、後学のためにも、聞かせてください」と、水を向けた。
そうすると、
もちろん、大前提は、我々の能力・努力不足が、原因ですよ・・
という言葉から始まり、
「もっと、トップに現場を見て欲しかった」
「もし、現場を見れないなら、現場の提案を、受け入れて欲しかった」
「数字だけを見て、提案をダメ出しされ、身動きがとれないのが、もどかしかった」
創業オーナーが、一線から退き、
次の身内オーナーは、会社を売却し、
大株主=トップが変わった会社での出来事です。
「普通の会社が、モノのように、ポンポン売り買いされ、数字だけで判断される。
話は、聞いたことがあるけど、他人事だと思っていたら、
自分の会社で、起こってしまいました」とも、言ってました。
他人事ではない。
こうゆう会社は、これから増えるだろう。
2019年9月7日 21:32
それなりに、満たされている=生活に困らない状態に置かれた人は、
大きな反乱は起こさない。
大きな反乱は、食うに困るとか、
生命の危機を感じると、起こるもの。
反乱とは、どうせ、このままでも、死ぬんだ。
だったら、一丁、やってやれ!って、覚悟と行動のあらわれだ。
正義とか、価値観とか、主義・主張とか、
そうゆうことは、後付けに過ぎない。
お盆からニュースになっていた、
佐野ICのストライキ・・・・
これは、
会社の資金繰り悪化、取引先への未払い、融資凍結。。によって、
「自分たちの生活」が脅かされると感じるから、起こっている。
それが、根底にある真実。
「上司の解雇」に抗議して、全員が立ち上がった!!
なんて報道されているが、
それは、後付け。「上っ面」の理由だ。
写真は、原城。。
歴史マニアなら、ご存知、
天草四郎とキリシタン一揆・島原の乱の舞台。
今は、なんにもない、お城の跡。
観光地化もされていない、人がいない荒野は、
逆に、想像力をかきたててくれます。私の好み。。笑
海に向かって、ポツンと十字架を手にしたお地蔵様がありました。
ぶらぶらしていると、
地元のおじいさんが、
なんだか声をかけて欲しそうにしていたので、声をかけた・笑
すると、一揆の背景から、最後の顛末、地元に伝わる話まで、
丁寧に、1時間も教えてくれました。
この反乱も、圧政に苦しみ、死にかけた農民が、
浪人・地侍や、キリシタンと結びつき、起こった反乱です。
だから、
今の日本では、大反乱や、革命は起こらない。
為政者は、
「生命の危機」「食うに困ること」だけは、
感じさせないように、運営しなければならない。
2019年8月17日 21:44
このブログでは、何度か紹介していますが、
野球は「解説者」で、楽しむ。。というのが、中西流・野球観戦。笑
この夏の注目は・・・
智辯和歌山を強豪校に育てた、高嶋仁監督が解説に登場すること!
昨年秋に、現役監督を引退されたので、
晴れて、解説をたっぷり聞けることになりました。
智辯和歌山と言えば、
10点とられても、11点とって勝つ。。という攻撃野球で、
数々の伝説を作ってきたチーム。
高嶋さんの解説を聞いていると、
やっぱり「攻撃」が好きなんだなあ・・と、実感。(笑)
投手を苦しめ「待つ」タイミング。好投手を「とらえる」のコツ。
打者、個々人へのアドバイスが、とても的確。
そして、何よりも、普段の練習や生活の「鍛錬」を重視し、
毎年、強いチームを作るように組み立てる。
トップの資質次第で、組織が決まる。
これは、野球のチームも、会社も、まったく同じだなあ。
リスク回避型のトップの会社の現場は、リスク回避型の店舗やスタッフになる。
データ数字型のトップの現場は、データ数字重視型になる。
攻めの姿勢、お客様志向なら、現場もそうなる。
放置・放任なら、現場もそうなる。。
星稜高校・奥川君が、智辯和歌山を相手に、球史に残る快投した試合。
ゲスト解説には、なんと、星稜の元監督・山下さんと、高嶋さんの姿!
決勝戦以外での、ダブル解説は、異例中の異例。。
おそらく、急きょ決定したキャスティングです。
朝日放送のはからい、この夏、一番のファインプレー!
延長14回の熱闘、快投と、名将解説を堪能しました。
星稜高校と言えば・・・
名勝負と「悲運」のイメージがつきまとうチーム。
VS箕島、延長18回の激闘。での敗退
VS明徳義塾、松井の5打席連続敬遠。での敗退
VS済美、11対13、逆転満塁サヨナラホームランでの敗退。
そして、
今春、選抜大会でのサイン「盗まれ」疑惑と、それに抗議した監督への謹慎処分。。
令和元年・101回目の夏、栄冠が訪れるか?
2019年8月3日 21:43
定点観測とは・・・
決まった場所を、時系列で、継続的に一定の視点で、比較しその差をチェックすること。
私には、いくつかの定点観測ポイントがあります。
ある繁盛店の店頭や、メニューであったり、
ある百貨店の催事コーナーやディスプレイであったり、
ある会社のHPであったり、
ある施設のテナント構成であったり、新聞紙面のあるコーナーであったりする。
特に、仕事として、わざわざ実行するわけではなく、
プライベートを兼ねて、見ておく。
そうすると、時代の流れが、なんとなく理解できたり、
消費者の心をつかむ、新たな取り組みのヒントが得られる。
今回は、その一部を、ご紹介。。
ここは、福岡空港前の、野立て看板が立ち並ぶエリア。
20年以上、定点観測をしています。
立体駐車場が作られてしまって、一目で見渡せなくなってしまったけれども・・・。
ここには、リアルなその地方ごとの景気動向が、現出する。
不景気になると、
さーーっと、なくなって、骨組みだけの看板面が目立つようになる。
ここに広告を出す業者・業種にも、栄枯盛衰があり「儲け」の方向性が理解できる。
現在、福岡空港の野立て看板に空きスペースなし。福岡は、総じて好景気。
特に、大手企業が良いみたいだな。。
地元企業は、建築・不動産系が隆盛か。。
社会人1年目のとき、
ノウハウ、キレッキレのスゴ腕の先輩が「定点観測をしている」ということを聞きつけ、
やり方を教えてもらい(詳しくは教えてくれないんだけど・・・笑)
それ以来、見様・見真似で、やり続けている。
好きこそ、ものの上手なれ。
どん臭くても、20年やれば、不器用でも、なんとなく・・のカタチになってくる。