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神様の「忘れ物」

ちょうど、昨日のこと。

新幹線の席に座ろうとすると、、、
ボクの指定席に、1冊の本が、ポツンと置いてある。

「ありり・・・席を間違えたかな??」
チケットを確認したけど、やっぱり、間違いない、俺の席だ!!

隣の席の人が、本を脇に置いて、
トイレにでも、行っちゃったのか???

でも、1時間以上、経っても、誰も姿を見せない。
これは、もう、忘れて、降りちゃったな。

確定!

 
で、その本。。。
私が、これまで、ほとんど買ったことも、
読んだこともないジャンル「大富豪の習慣・・・お金持ちになる・・・」的なタイトルの本でした。

手に取って、
ササッ―と、読んでみました。

そのなかに、ズキーン!!
胸を撃ち抜かれたような内容が、、、。

それによると、
〝大富豪たちは「忙しくしていない」「時間に余裕がある」″
と・・・・(トホホ)

つまり、
じ~っと、していても、お金が入るシクミを作っている・・・。
そんなようなことが、書いてありました。

 
そうかーー!
うん、そうだ。
それ!!

すぐに、方向転換すること、決定!

それ以外も、
何か色々、書いてましたが、頭に残っているのは、それだけ。

忙しい、忙しい・・・と、バタバタしている、
今の自分に、
きっと、神様がプレゼントしてくれた「忘れ物」

運命の出会いです!


松陰のルーツ・玉木文之進の教え・・・公と私について

人間を形づくるには、「ルーツ」があります。
なぜ、こんな人が育ったのだろう??
人を見るとき、いつでも「ルーツ」に興味がわきます。

吉田松陰の場合、
松下村塾の創設者でもある「玉木文乃進」という「スパルタ頑固オヤジ」が、
ルーツのひとつであることは、間違いありません。

吉田松陰は、幼少期から
叔父にあたる「玉木文之進」の、厳しい教育を受けて育ちます。

マニアの間で、有名なエピソードをご紹介。

文之進が、松陰に勉強を教えている。
幼い松陰が、本を読んでいる。
松陰の顏に、ハエが止まったので、松陰はそれを、手で追い払う。
すると、文之進は、ブチ切れて、ありえないほどボコボコに殴る。

勉強するのは「公」のため、
ハエを払うのは「私」の心。

武士の本分とは、
藩のため、国のため=公のために働くことにある。
武士とは、自分のために生きるのではなく、公のために生きるもの。
学問を学ぶということは、公に役立つ自分を作るためであり、
ハエを払うということすら「私」であるというのです。

かゆみは、私。
掻くことは、「私」の満足。

それを許せば、大人になって、私利私欲に動く人間になる・・・というのが、
玉木文之進の「理念」ともいえる、教育方針。

何ら生産活動をせず、農民、町人の生産活動により、生きている武士は、
命を懸けて、住みやすい国づくりを行うものだ・・・という考え方を、持っていたようです。

「コンサルタント」の本分について、
私は、「玉木のオジキ」と、ほとんど同じ考えを持っています。

コンサルタントの本分とは、クライアントのために、生きるにある。
24時間・365日、自分のすべての時間を、
クライアントの売上アップのために注ぎこむべきであり、
ずっーーと、勉強と仕事をしていなければならない。

そうゆうことができなければ、
四六時中、経営のことを考えて生活している「経営者」に対して
良きアドバイスを、できるはずがないのです。

では、コンサルタント以外の仕事に就く、世の人たちは??
それも、基本的には、同じだと思っています。

少なくとも、
お給料をもらっている時間は、すべて「公」のために、尽くそう。
勤務時間における「公」とは、何か?
「公」は、会社であり、会社の先にある「お客様」と置き換えても、良いでしょう。

もし「玉木のオジキ」が、近くにいれば、
勤務中、顔に止まったハエを追い払っただけで、ボコボコだ。
喉か乾いて水を飲んでも、
おケツが痒いとポリポリかいても、きっとボコボコだろう(笑)

まさか、
今の時代、こんなことで怒り狂う社長はいない。

でも、「公」の時間に、
携帯をいじる、私用を行う、私語で手が止まる、
「このくらいでいいか」と妥協した商品を仕上げる、自分が面倒なことはやらない・・・。
こうゆうことは「私」であり、
「公」の時間からは、一切、排除しなければならない。

会社のため、お客様のためになることを、
100%以上の力で取り組むようにしましょう。

  
ちなみに、
「玉木のオジキ」の後日談、本当に凄まじい。。。
松陰の死後は、日露戦争で有名な「乃木希典」を教育している。

そして、オジキ本人は、
松陰の教え子でもある「前原一誠」が、
明治時代に起こした士族の反乱「萩の乱」に、
養子を含む教え子たちが参加したことに責任を感じ、先祖の墓の前で自害。
介錯は、大河ドラマの主人公・文のお姉さん(寿)=松陰の妹にさせたのです。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(公と私、乃木希典生家)
この写真は、乃木希典の生家。
6畳と3畳の部屋に土間があるだけ。
吉田松陰の周り人々と、当時の色んなエピソードが、
空気として、とても伝わってきます。


クリーニング店の成功事例発表会

クリーニング経営コンサルタント中西正人(成功事例発表会2100倶楽部)

当社が主宰する、
「クリーニング2100倶楽部」の12月度・例会が開催されました。

この経営塾には、
全国から、経営に前向きなクリーニング店が、集まっています。

ちなみに・・・「2100倶楽部」とは、
地域のお客様、スタッフに愛され、
1)2100年まで永続する会社、
2)1店舗平均年商・2100万円以上の会社、
3)営業利益+役員報酬が、21%以上の会社、を作ることを目標にした会です。

12月は、
毎年、会員企業様のこの1年間の成功事例を発表いただいています。
今年も、たくさんの事例が集まりました!
一部を、ご紹介します。

・「俺が嫌と思うことは、絶対するな!」魂の評価制度を作られたA社様。
・「プリペイドカード会員」導入で、大手競合店との戦いを勝ち抜くS社様
・地方都市からネット通販クリーニングで、かなりの実績を上げているM社様。
・ごぶさた客向けDMで、回収率40%以上を記録したT社様の幹部のある仕掛け。
・「褒められごと」「叱られごと」ノートの共有会議で、スタッフレベルアップ・K社様。
・3000万円級・店舗出店の鬼、今年も「ヒット店舗・連発」やりましたH社様。
・これは・・・ネーミングがいい!「●●仕上げ」D社様、商標とっておくべきです。
・みんながスマイル!お客様参加イベント盛りだくさんのN社様。
・社員総合力の底上げ、新規出店、採用11名・・・「事例大賞」受賞のD社様。
・基幹店舗に、おしゃれかつインパクトある改装を行い、躍進するW社様。
・防虫加工だけで、年間500万円の売上プラス、M社様
・布団、毛布、ジュータン等を、単価を落とさず、昨年よりも2倍以上集めるセール企画。
・泣き笑いの「会社案内DVD」を作成したN社様。
・既存店ベースで116%の伸び、超実務的なローコスト・リニューアル法のW社様。
・・・・等々。

皆さんから、
「儲かっている」との報告をいただくのが、私たちの何よりの喜びです!
本当に、この仕事してて、良かった~。という気持ちになります。
どんな瞬間よりも、嬉しいのです。

来年度も、しっかり「儲けて、稼いで」くださいませ。
よろしくお願いいたします!


8÷5=1.6!!

そこそこ儲かっている会社には、
「予定納税」というものがあります。
「今年も儲かるだろうから、
あなたの会社からは、早めに税金を徴収しておきますね」というものです。

8%の消費税が、もろに対象となる「予定納税」が、秋からはじまりました。
2月とか3月を決算期にしている会社から、順次スタートです。

ご支援先のクリーニング店からは、
「実際に、払うと、その金額にビックリした・・・」とか、
「黒字なのに、税金を払うために、借入をしなければならない・・・」という、
実感的に「痛い!!」という悲鳴が、あがってきています。

「5%が8%に・・・」とだけ聞けば、「3%だけ上昇」なのですが、
たとえば、
5%のとき納税していた消費税が、500万円なら、
8%になれば、納税額は、800万円になるのです。

「8÷5」で、1.6倍。

単純計算で、昨年と比べて、1.6倍の消費税を収めなければならないのです。

これを今、経営者は、順次、実感しています。
不思議なもので、実際に払う段階にならないと、
この計算や、この実感は、湧いてこないものです。

法人税減税は、当たり前ですが、黒字の会社が対象です。
消費税増税は、黒字の会社も赤字の会社も、等しく対象です。

多数の会社や商店が、
8%の消費税を納税しなければならなくなるタイミング以降、
もう一荒れ、あるかもしれません。

自社の準備としては、
会計上の消費税枠を作り、計画的に資金繰りの準備をしておくこと。

現場での数字管理には、ちょっとした工夫をしておくこと。

そして・・・
空き物件等が、また増えて、出店のチャンスやM&Aの話が、
巡ってくるので、打って出る準備もしておくこと。

万全の準備で臨みましょう!


平穏無事な店に、売上アップなし

クリーニング経営コンサルタント中西正人(川のそばのカフェ)
おしゃれな水辺の隠れ家より。

最近、ご支援先の幹部さんが、
話されていた「名言」を、忘れないように書き留めておきたい。

「平穏無事な店に、売上アップは、ない」

同じスタイル、同じやり方を、ずっと続けて、
 自分たちが居心地良くなったお店・・・・。こうゆうお店の売上が上がることはない。

新しいやり方を導入する、新しい商品を取り扱う、
新しい価値観で仕事をし、新しいスタッフ、新しいお客様が増える・・・。
そうすると、必ず、負荷・ストレスがかかり、「平穏無事」ではいられなくなる。
しかし、
結果として、その店の売上は、ちゃんと上がっている・・・というものだ。

うーん!
そう言われてみれば、確かにそうだ!

放っておくと、
自分の店は、
「平穏無事そう」な、薄暗~い文房具屋さんみたくなってゆく。

「変化」や「バトル」「負荷」を、
意図的に仕掛けて、前向きに受け入れてゆかなければなりませんね!





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