2021年2月13日 22:00
神戸空港からの出張のとき、
この風景を目にしながら、クライアント先に向かいます。
眼下に広がるのは、源平合戦の古戦場・一の谷。
兵庫県神戸市の西の端。
昨日のブログ「鎌倉武士」が活躍した時代です。
この山の麓と海の間に築かれた平家の大要塞を
源義経が、山上から「逆落とし」の奇襲攻撃をかけて、
勝利を収めます。
(気づかれないように、山の向こう側から、兵を進めて・・・)
(あのあたりから、駆け下りたのかなーー)
(良い場所に、要塞を作ったなあ。だからこそ、油断もできるんだろうなー)
(俺が、平家なら、どう守っただろう・・・)
などと、思いを馳せながら、飛び立ちます。
こうして、
上から見ると、よくわかります。
2021年2月6日 22:30
法律や契約に反さなくても、
やってはいけないことがある。
1億円積まれても、やらないこともある。
逆に、
ルールに反していても、やることがある。
損をしてでも、やること。がある。
所詮、
法律もお金も、人が作ったものである。
それを超えたところに、根本的な判断基準がある。
人の根本的な部分である。
船井幸雄会長は、それを
「良心に従って行動する」と言っていた。
私は、
自分のやっていることが、
恥ずかしいことではないか?
筋が通っているか?
その行動や発言を、
あとで、自分の家族、子供が知ったとして、恥ずかしくないか?
自分が同じことをされたら、どう感じるか?を基準にしている。
自分が一時的に、いい思いをしても、
必ず、倍になって、返ってくる。
自分の代で、うまく誤魔化せたとしたら、
子の代、孫の代で、そのツケを払うことになる。
かといって、
決して、聖人君子的な人間ではない。。
でも、Not a Goodman, but a Fineman 的ではあるはずだ。
赤い色の中の文字は「CANCEL 欠航」の文字。
緊急事態宣言下、誰もいなくなった空港を歩きながら・・・
ふーーと、なぜか、そんなことを考える。
「名こそ、惜しけれ」
武装農民を起源とする鎌倉武士=日本人たる所以の精神である。
そうゆうことも、大切にしてきたから、
こんな状況の中でも、ありがたいことに、仕事があるのだ。。と思いを新たにする。
2021年2月4日 22:25
ボクシング好きとなるきっかけは、
中学生のころ、お留守番中、
偶然「浜田剛史」の試合を観たことだった。
(・・・・これは、以前のブログにも書いているので、ご参照ください)
そのあと、中西少年、中学3年生のとき、
井岡弘樹が、当時、世界最速・18歳で、世界チャンピオンになる。
その井岡のトレーナーが、エディタウンゼントさんである。
18歳のチャンピオンと、外国人のお爺さんトレーナー。
世界を獲った後、井岡の初防衛戦。
エディさんは、病気にもかかわらず、車椅子で会場へ向かうも、
体調が急変し、病院へ運ばれる。
井岡は、そのことを知らないまま戦い、12回TKOで、なんとか初防衛に成功。
エディさんは、勝利の報告を受けたその夜、天国へ旅立つ。
まるで、映画のような現実に、心を熱くした。
数多くの日本人ボクサーを育てたエディさんの名言をご紹介。
「チャンピオンになれるか、なれないか。それは、ほんのちょっとの差」
人が練習を止めた時、もう少しだけ練習した奴、
苦しくて負けそうになった時、もう少しだけ頑張った奴だけが
チャンピオンになれる。
「負けたときが大事なの。勝ったときはいいの。
世界チャンピオンになったら、みんな喜んでリングに上がりますね。
でもボクならない。一番最後にリングに上がるの。
よかったね、おめでとう、というだけよ。
夜、ドンチャン騒ぎありますね。でもボク騒がない。
ナイスファイト、また明日ね、といって帰るの。
でも、負けたときは最後までいます。病院にも行くの。
ずっと一緒よ。それがトレーナーなの。わかります?」
選手を、愛情あふれる厳しさで、励まし育む人だった。
2021年1月31日 21:23
井岡つながりで・・・
こちら、井岡一翔のおじさん=父の弟・元世界王者の井岡弘樹さんが、
経営しているボクシング・ジム。
大阪の繁華街・ミナミの外れにあります。
強いチャンピオンなんて、ほぼ、育てる気はなく、
一般向けに、ダイエットや楽しさ・健康を目的とした、ボクシングジムを作り、大盛況となっています!!
ボクシング引退後、スタートした「井岡ジム」には、元々、井岡一翔も所属していましたが、
2013年=一翔・大躍進中の最中、
トレーナーでもある兄(井岡一翔の父)に譲り、
自分で「井岡弘樹・ボクシングジム」を立ち上げたのです。
何たる商才か。。
誰をターゲットにするのか?
自社の事業は、何なのか?
この設定が違えば、マーケットが拡大する。
お手本のような事例である。
※看板のつけ方、立地選定も・・・なかなかのものだ。。
2021年1月30日 21:01
我が師匠は、井岡の姿を。。。
「神だ」
と、言った。
「強くなることを極めると、神様の姿になるんやろうねー」
そこまで、言ってもらって、私は、ようやく、理解ができた!
大爆笑で、感心した。
ドレッドヘアは、大仏様や仏像の頭に、そっくりだし、
タトゥは、異国の神を思わせる。
いや、さすが・・・・である。
世の中、広しと言えど、あの井岡の姿を「神」と見た人が、どこにいるだろうか?
さすが、達人である。
(アレをそうとらえたアナタこそ、神ですわ・・・)
恐ろしくて、言えなかったけど。。私は、そうツッコミかたった!笑
私の「事実をそのまま受け入れ、肯定的にとらえる」訓練の道、なお遠し。。。
もちろん、すべてが肯定ではない、批判もする。
だが、それは、余程のことである。
批判は、建設的批判を行うものである。