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古戦場・一の谷。上から見ると、良くわかる

神戸空港からの出張のとき、
この風景を目にしながら、クライアント先に向かいます。

眼下に広がるのは、源平合戦の古戦場・一の谷。
兵庫県神戸市の西の端。
昨日のブログ「鎌倉武士」が活躍した時代です。

この山の麓と海の間に築かれた平家の大要塞を
源義経が、山上から「逆落とし」の奇襲攻撃をかけて、
勝利を収めます。

(気づかれないように、山の向こう側から、兵を進めて・・・)
(あのあたりから、駆け下りたのかなーー)
(良い場所に、要塞を作ったなあ。だからこそ、油断もできるんだろうなー)
(俺が、平家なら、どう守っただろう・・・)
などと、思いを馳せながら、飛び立ちます。

こうして、
上から見ると、よくわかります。


名こそ、惜しけれ。「筋違い」「恥ずかしいこと」は、したくない

法律や契約に反さなくても、
やってはいけないことがある。
1億円積まれても、やらないこともある。

逆に、
ルールに反していても、やることがある。
損をしてでも、やること。がある。

所詮、
法律もお金も、人が作ったものである。
それを超えたところに、根本的な判断基準がある。
人の根本的な部分である。

船井幸雄会長は、それを
「良心に従って行動する」と言っていた。

私は、
自分のやっていることが、
恥ずかしいことではないか?
筋が通っているか?

その行動や発言を、
あとで、自分の家族、子供が知ったとして、恥ずかしくないか?
自分が同じことをされたら、どう感じるか?を基準にしている。

 
自分が一時的に、いい思いをしても、
必ず、倍になって、返ってくる。

自分の代で、うまく誤魔化せたとしたら、
子の代、孫の代で、そのツケを払うことになる。

かといって、
決して、聖人君子的な人間ではない。。
でも、Not a Goodman, but a Fineman 的ではあるはずだ。

 
赤い色の中の文字は「CANCEL 欠航」の文字。

緊急事態宣言下、誰もいなくなった空港を歩きながら・・・
ふーーと、なぜか、そんなことを考える。

「名こそ、惜しけれ」
武装農民を起源とする鎌倉武士=日本人たる所以の精神である。

そうゆうことも、大切にしてきたから、
こんな状況の中でも、ありがたいことに、仕事があるのだ。。と思いを新たにする。


エディ・タウンゼントさん「勝ったときはいいの、負けたときが大事」

ボクシング好きとなるきっかけは、
中学生のころ、お留守番中、
偶然「浜田剛史」の試合を観たことだった。
(・・・・これは、以前のブログにも書いているので、ご参照ください)

そのあと、中西少年、中学3年生のとき、
井岡弘樹が、当時、世界最速・18歳で、世界チャンピオンになる。
その井岡のトレーナーが、エディタウンゼントさんである。
18歳のチャンピオンと、外国人のお爺さんトレーナー。

世界を獲った後、井岡の初防衛戦。
エディさんは、病気にもかかわらず、車椅子で会場へ向かうも、
体調が急変し、病院へ運ばれる。

井岡は、そのことを知らないまま戦い、12回TKOで、なんとか初防衛に成功。
エディさんは、勝利の報告を受けたその夜、天国へ旅立つ。
まるで、映画のような現実に、心を熱くした。

数多くの日本人ボクサーを育てたエディさんの名言をご紹介。

「チャンピオンになれるか、なれないか。それは、ほんのちょっとの差」
人が練習を止めた時、もう少しだけ練習した奴、
苦しくて負けそうになった時、もう少しだけ頑張った奴だけが
チャンピオンになれる。

「負けたときが大事なの。勝ったときはいいの。
世界チャンピオンになったら、みんな喜んでリングに上がりますね。
でもボクならない。一番最後にリングに上がるの。
よかったね、おめでとう、というだけよ。
夜、ドンチャン騒ぎありますね。でもボク騒がない。
ナイスファイト、また明日ね、といって帰るの。
でも、負けたときは最後までいます。病院にも行くの。
ずっと一緒よ。それがトレーナーなの。わかります?」

選手を、愛情あふれる厳しさで、励まし育む人だった。


事業の目的、顧客ターゲットは、何か??

井岡つながりで・・・

こちら、井岡一翔のおじさん=父の弟・元世界王者の井岡弘樹さんが、
経営しているボクシング・ジム。
大阪の繁華街・ミナミの外れにあります。

強いチャンピオンなんて、ほぼ、育てる気はなく、
一般向けに、ダイエットや楽しさ・健康を目的とした、ボクシングジムを作り、大盛況となっています!!

ボクシング引退後、スタートした「井岡ジム」には、元々、井岡一翔も所属していましたが、
2013年=一翔・大躍進中の最中、
トレーナーでもある兄(井岡一翔の父)に譲り、
自分で「井岡弘樹・ボクシングジム」を立ち上げたのです。

何たる商才か。。

誰をターゲットにするのか?
自社の事業は、何なのか?
この設定が違えば、マーケットが拡大する。

お手本のような事例である。

※看板のつけ方、立地選定も・・・なかなかのものだ。。


神・・達人の域まで、まだまだ道遠し

我が師匠は、井岡の姿を。。。

  
「神だ」

と、言った。

「強くなることを極めると、神様の姿になるんやろうねー」

そこまで、言ってもらって、私は、ようやく、理解ができた!
大爆笑で、感心した。

ドレッドヘアは、大仏様や仏像の頭に、そっくりだし、
タトゥは、異国の神を思わせる。

いや、さすが・・・・である。

世の中、広しと言えど、あの井岡の姿を「神」と見た人が、どこにいるだろうか?
さすが、達人である。
(アレをそうとらえたアナタこそ、神ですわ・・・)
恐ろしくて、言えなかったけど。。私は、そうツッコミかたった!笑

 
私の「事実をそのまま受け入れ、肯定的にとらえる」訓練の道、なお遠し。。。

もちろん、すべてが肯定ではない、批判もする。
だが、それは、余程のことである。
批判は、建設的批判を行うものである。





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