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人生の「午前・午後の法則」~ユングの言葉より

スイスの精神科医であり、心理学者、ユングの言葉。
「人生の午前の法則を、人生の午後に引きずり込む人は、
 心の損害という代価を支払わなければならない」
続けて、
「午前から午後へ移行するとは、以前の価値の値踏みの仕直しである」と言う。

人は年齢によって、体力のみならず精神にも影響を受ける。と考えたユングは、
人生の「正午」を40歳前後と考え、
それより前の幼年~青年期を「午前」の人生。
後の壮年~老年期を「午後」の人生とした。

青年期まで続けてきた「生き方」や「行動・思考パターン」を、
40歳以降も、続けることにより、精神的な「損害」を受けるという。

40歳以降は、自分の市場価値を
「客観的に見直し、どれほどのものか?認識し直す」ということが必要である。
午後で大切なことは「自分の内面を見つめること」

 
焼き物の器を選びました。
何千点の中から選んだお気に入りは・・・手前の風な茶呑み。

マズイ・・・30代のころと「価値観」が変わっていないぞ・・・。

これから領地を切り拓いてゆく、
小国の質実剛健な戦国武将が、好みそうな風。
合戦の前に、ぐいっと飲み干しそうな。

公家や茶人に、社交の場で、
重宝がられそうな茶呑みには、まだ、心が動かない。

もう「午後」なのに。。。
価値観、変わらない。立ち位置が、まだ「小国の戦国武将」だ。
さて、どうしたものか・・・。


繁盛期に、繁盛する店。繁盛しない店。

ご支援先のクリーニング店で、
「店舗のリーダーさんたちを、集めておきますので、
このテーマで、勉強会をしてくれませんか?」
という、お題をいただきました。

はっきり言って、
テーマ設定が、上手すぎる!
こうゆうテーマを設定して、勉強会を開催しようとすること自体、
すでに4、5、6月、勝ったも、同然。

実践事項をお伝えしました。

当然、会社によって受付スタッフさんのレベルには大きな差があるので、
一律に「これだ」とは言えません。
その会社ごとに「できること」を、お伝えしなければなりません。

この会社は、
ビンビンの最上級をお伝えしても大丈夫なスタッフさんが、
そろっている会社だったので、
そうさせていただきました。

まったく、関係ない話。

出張の移動中、電車が停車してしまった・・。
でも、止まった場所の車窓からは、早春の海。

ツイている。
ちょっとした「不幸中の幸い」


繁忙期の前に伝えておきたい・・リーダーの鉄則「窮地のとき、兵は、指揮官の姿を仰ぎ見る」

窮地のとき、兵は、指揮官の姿を仰ぎ見る。

幹部・リーダーが知っておくべき「鉄則」です。

兵が疲れているとき、委縮しているとき、
攻め込まれているとき、不利なとき、
指揮官の精神状態が、どうゆうものなのか、味方に見せてやらなければならない。
いくさは、指揮官にとっての「命がけの演技」である。

日清、日露戦争の軍人・秋山好古(よしふる)の逸話。
敵優勢、鉄砲の弾が襲う中、身を隠すことなく、
平然と水筒の酒を飲みながら、馬上、前線へ出る。
その様子を、部下はこう振り返る。
「顔つきも変わってなければ、様子も変わらない。恐怖もあせりも困惑もなく、
ちょうど酒客が、盃をかたむけつつ、満開の花でも眺めているようであった。」

 
荷が集まり過ぎた、工場内。
お客様が行列をなし、日販30万円を超える日の店舗。。

まさに、クリーニング店にとっての「戦場」である。
そうゆうとき、スタッフは、指揮官(リーダー)の姿を見ています。
「命がけの演技」で、乗り切っていただきますように!

 
以上、本からの抜粋でした。
本を読むと、
現在にも通じる原理原則、哲学をたくさん学べます。

本の「折り曲げ」箇所は、
全て「自分の生き方=仕事」の血となり、肉となっています。


東と西の「笑い」の違い

東京と大阪、
「笑い」にも、違いがある。ような気がする。

ご飯を食べに行って、マスターに
「やっぱり、ここのハンバーグ美味しいですねー」と、声をかけたときの反応。

「他の店が、マズすぎるだけだ!」
(ニヤリ)
・・・これが、東京での返事。

 
「うまいこと、ゆーて!
嬉しいから、食後のコーヒーに、スプーンつけといたるわ~」
・・・これが、大阪の返事。

東京は、基本、上から、
かっこよく、笑いをとる。

大阪は、
「ボケ」をまじえて、笑いをとる。

 
普段、大阪の笑いにまみれているから、
東京の職人さんが発する「笑い」が、とっても新鮮で、大好きです。


東京と大阪、桜餅について。道明寺と長命寺

「クライアント先の春直前の準備で、忙しいから・・・」
「昨日は、メール80本も入ってたの、全部、精査して、返信したぞ!
 もはや、サービス精神・旺盛すぎるやろ~」

「と、いうことで・・・」と
関東に出張中でも、「自分へのご褒美」を、物色する男。

「関西の方ですか?」
和菓子売場のお姉さんが、突然、声をかけてきた。

なんで、
何も、言ってないのに、
俺のこと、わかるんだ?

無意識に独り言、言ったか??
持ち物に住所、書かれてるか?(徘徊シニア化したか?)
大阪っぽい顔、してるか?

たぶん、
この「桜餅」を見てた時、びっくりするくらい、変な顔してたのかな?

「関東では、これを桜餅というんですよ」
クレープみたいなので、餡を巻いている。長命寺(ちょうめいじ)と呼ぶそうです。

そうなんだー。初めて知った!

「関西では、こちらが桜餅でしょ?」
半熟みたいなもち米の中に、餡が入っている。
こちら、道明寺(どうみょうじ)と呼ばれているそうです。

そう!これこそ、桜餅! 
可哀そうに、名前、道明寺に変えられている。

せっかくだから、初めての「長命寺」を購入。
宿泊先で食べました。
うまい!
でも、やっぱり、関西も捨てがたい。

待てよ・・・
売場に、関西の桜餅も置いてる=置かなきゃ売場にならない、ってことは、
関東も、関西を認めてるってことやな。
関西の勝ちや!!

 
さあ、桜の咲く、春本番・直前。
クリーニング繁盛期の準備、万全ですか??





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