2021年8月14日 22:29
2020年2月以降「コロナ禍」の世界で勝ち残るための効果的な対応策を、
クライアント先に提供するために、
できるだけ有益な情報を集め、自分なりに作戦を立ててきました。
私の情報収集は「コロナ」という病気そのものの実態を、
正確に知ることにまで、及んでいます・笑
その手段は、番組・書籍・統計・人へのヒアリング・・・等々による。
その道の「達人」に拠ることが、最も効率的で効果的な道。との信念から、
昨年は、免疫細胞学の世界的第一人者、多田富雄さんの書籍にも、手を伸ばしました。
多田さんが、生きていたら、コロナについて、何を語るのだろうか?と。
「風邪の引き方・講座」という文章の要約を、ご紹介します。
↓↓
上皮細胞に、ウイルスが侵入する。
ウイルスが、DNA複製機能を利用して、複製を開始する。
進入された細胞からインターフェロンが発せられる。
マクロファージ、白血球が、感染細胞を破壊し、飲み込もうとする。
ナチュラルキラー細胞というリンパ球が、活動を始め、感染した細胞ごと殺してゆく。
ウイルスは細胞内でしか生きられないので、ウイルスも死ぬ。
この作戦が、成功すれば、ここで治る。
しかし、ナチュラルキラー細胞=自然免疫は、加齢とともに、低下している。
防ぎきれなかった場合、
第二弾の細胞群=マクロファージ、白血球の活動とともに、
インターロイキン1が、発熱症状を引き起こし、
サイトカインが筋肉、関節痛を、引き起こす。。。
ヘルパーT細胞が分泌をはじめ、インターロイキンが働き始めると、
リンパ球のなかで、キラーT細胞が分裂を始め、感染した細胞を殺す。
ここが、感染後4~5日目。症状はさらに悪化している。
次に、もう一種類のリンパ球・B細胞も分裂開始。
これはウイルスを中和させる抗体を分泌する。
抗体を作り、自分で遺伝子を組み替える(クラススイッチ)。これが7~8日目。やっと少し楽になる。
ウイルス感染に対して、
全身の免疫系が総動員で、必死に抵抗している。働いている。それが熱発になる。
自分の体の中で、どんな劇が起こっているか、
その筋書きを知り、ひたすらそれが過ぎるのを待つ。それ以外に王道はない。
インフルエンザは、身体のホーリステックな能力が試される劇である。
風邪薬も、解毒剤も、本質的には何の役にも立たない。
ひたすら免疫系の発動を待ち、クラススイッチが起こるのを待つ。
栄養・休養、保温・保湿に努め、
約束は全てキャンセルして、精神と肉体の安定を図ることが第一、
と、免疫学者はおすすめする。
↑↑
「ホーリスティック」という、達人が使う言葉に、初めて、出会いました。
いい言葉ですね。
全体・関連・つながり・バランスといった意味をすべて包含した言葉で、
そこから転じて、心と体、環境・・・自身の生命力を引き出して、
自然治癒力を高めて、健康を目指す。という意味があるそうです。
8月末・・・コロナについては、衝撃的な数字が上がってくるかもしれない。
悪い予感が当たっていれば。杞憂であったことを祈る。。
それまでに、ニュースになるかどうか、わからない。たぶん、ならない。
もし予感が当たっていたならば、また、ブログでお伝えしたい。
2021年8月8日 21:20
前日のブログ追記・・
思えば、前職の船井総研にも、それに軽く相当する「入社式」があった。
私は、体験した。
が、その数年後、廃止された。
このようなものであった。
新入社員は、
1)大漁旗を持たされて、大音響とアナウンスともに入場させられる。
「船井丸が荒波に、漕ぎだします!」的なアナウンス。。笑
2)「高い山から」という謎の音頭(結構、放送禁止歌詞もあった気が・・)を、
ステージ上で、踊らされ、
羞恥心を捨て、踊っている人から順に、ステージを降りる許可が出される。
当然、最後まで、残る人もいる。
⇒これは、中盤~やや後くらいに、抜けることができた。
3)以前のブログでも紹介しましたが・・・
「先輩から名刺を、もらって来い。何枚もらったか競争!」という課題が与えられる。
⇒これは、船井会長の名刺1枚だけもらってきて、対応。
あとは、全社員共通で・・・
「船井さん、ありがとう」という歌を、肩を組んで、歌う。。というのもある。
年に一度の社員総会にて、食事の前に、必ず歌う。
嫌だったなー。
「アホちゃうか?」と思って、やってたり、
「気の毒に・・」と思って、見てたりしてたなー。
今、こうした知識を得てから、振り返ると、
軽い「秘密結社」だったんだろうなあー・笑
当時の中小企業は、みんなこんな感じだったかな?
マフィアみたいに、ヤバくて、エグい、
でも、オシャレで、かっこいい儀式の入社式。。ないかな?
事務所を望む橋の上より。
2021年8月7日 21:58
澁澤龍彦さん。
大河ドラマの主人公・渋沢栄一さんの親戚です。
渋沢一族は、栄一さん以降も、
優秀な人材を輩出しています。主に実業界で活躍する方が多いのですが、
この方は、文学の道。。知性あふれる「ド変態」です・笑
驚くのは、その知識の幅の広さ。
一人の作家が出す作品は、テイスト、内容に類似点が多くなるものですが、
澁沢龍彦さんにおいては、全ての書籍が、まったく別のテイストで書かれています。
タイトルは、エロに、異端に、秘密結社。。類似する「変態」カテゴリーですが、
その文章・内容には、一切、流用・類似したものがない。
知識の凄さ・探求心とともに、
異端・変態たる矜持。主流・商業主義に媚びない矜持も感じます。
たとえば・・「秘密結社」について、調べられた本があります。
その「入社式」について書かれた内容。
全ての「入社式」に共通することは、
新人に恐怖を与えること。
恐怖に耐えた者が、今までとは「別人格」となれる。
新しい世界に、生まれ変わることができる。
そのため、新入りには、苦痛を与える。
部族の成人式では(歯を抜く、入れ墨、傷つける、動物の生き血・解体、絶食など)
興奮状態、催眠的麻痺状態、密儀への参加により、その意識を植え付ける。
寮や兵舎でのいじめは、これに似たものがある。という。
マフィアの場合は、
新入りに、捕らえておいた裏切り者の殺害をさせる。ということが多い。
呪術師になりたい場合、
死体と口胸がくっつくように面と向かって3日間、墓穴の中で過ごす。
次の3日間、小屋の中で、その死体と寝食を共にする。という部族もある。
あるマフィアの場合、
既存メンバーが、新入りの血管を切る。血に腕を浸して宣誓する。
短刀をテーブルにつきたてる。ピストルと毒杯を両手に持たせる。
毒杯を取り上げて、テーブル前に、ひざまずかせる。
ピストルを空に向かって撃たせる。
毒杯を地面に叩きつけて割る。短刀は記念品として贈られる。
新入りは全員から接吻の挨拶を受ける。
多くの入社式は、メンバーからの抱擁か接吻で終わる。
個人が死んで、新しい個人に生まれ変わる。
そのための試練を伴う儀式が「入社式」であるという。。
現代のわれわれも、
秘密結社の「入社式」に学んでみますか?
安易に入って、安易に辞める。という社員が増えた今こそ。
2021年7月31日 22:44
印象に残るオリンピック・ベスト3・・・
あと、ひとつ、触れていませんでした。
あとひとつは、
北京五輪での野球・GG佐藤選手の、何かに取りつかれたような連続エラーです。
外野手という、比較的エラーの出にくいポジションで、
準決勝の韓国戦で2つ。
続く、3位決定戦のアメリカ戦で1つ。
ゴロをトンネルしたり、フライを落球して、
それが全て相手の得点につながり、
2戦で3エラー。チームも敗戦し、メダルを逃してしまうのです。
このシーンは、今でも鮮明に覚えています。
こんなことあるんだ・・と、衝撃を受けました。
計り知れない精神的な重圧の凄さと、
その後のマスコミ・世間からの風当たり。。
翌年までは活躍するものの、
その後、目立った活躍することはありませんでした。
昨年、亡くなった野村監督からは、こう言われたそうです。
「エラーはしたけど、お前は、名前を残したから、お前の勝ちだ」
「名を残した者の勝ち」
「それを活かして、野球界に貢献してゆきなさい」と。
確かに、そうだ。
何でも、最後、究極のところ、名前しか残らない。
北京五輪の野球代表で、覚えているのは、GG佐藤さんと、
無念の表情を浮かべた星野監督の姿だけ。
今は、元気に、家業を継ぎ、
現役引退したプロ野球選手も雇用し、趣味で野球を楽しんでいるそうです!
2021年7月25日 22:14
少し脱線。。。
吉田沙保里・敗戦インタビュアーの
NHKの三瓶さん、現在は、大相撲中継のアナウンサーもしています。
大相撲と言えば、名物アナウンサーは「藤井さん」で、
解説者は、正面の「北の富士さん=横綱・千代の富士、北勝海の師匠」と、
向正面の「舞の海さん=身長160cm台の小兵力士で“牛若丸/技のデパート”と呼ばれた」が有名です。
北の富士さんの、天下御免の辛口コメントは、
近年、面白さが、どんどん増しています。。笑
昭和の頑固オヤジの小言を聞いているようで、とても痛快なのです。
年配の視聴者の皆さんにとっては、これは、愉しみなのではないかな?
自分が若いころやってた悪行なんて、棚に上げておいて・・・
そんなのおかまいなしで、正論っぽいこと、自分の意見をズゲズケ言う。
この理不尽さ、身勝手さも、また、昭和のオヤジ感モリモリ。。なのでアリマス。
北の富士さんと、アナウンサー&舞の海さんとの「かけあい」は、
勝負以上に「大相撲エンターテインメント」となりつつあるように思えます。
本来の勝負の世界(=主役であるはずの力士の存在感や輝き)とは、
離れてゆき、やや寂しくもあるのですが。。北の富士さん、舞の海さんは、輝いている★
本題は、ここから。。
ご支援先でのコンサルティングが終わり、
新幹線駅に送っていただいのた後の待ち時間。。
※1日の中で最も、脱力し、気が抜けている時間。。笑
待合室の大型テレビで、大相撲の字幕中継が流れていました。
音声は聞こえず、字幕スーパーのみ。
いつもは「痛快」で「楽しい」北の富士さんの言葉が、
文章として文字起こしされると、何とも「冷たく」「キツく」感じてしまうのです。
いつもの辛口です。。笑 大関・正代のやってることは、稽古じゃない!と一刀両断
で、格下相手に、負けた。。ヨイショするアナウンサー
得意満面の北の富士さん。。
私たちが、気をつけたいのが、「メールの文章」です。
「悪いことを伝えるとき」は、
基本、面とむかって、言葉で発するほうが良いです。
伝えたい事・感情を、文章にすると「より増幅」されます。
ですから、
良くないこと・悪いことを、文章で、かつ感情が混じって、書くと。
よりキツく、より冷たく、相手に伝わります。
まして、相手の顔を見ず、文章にするので、
遠慮なく自分の中に渦巻く感情を、叩きつけることができます。
昨今のSNS上の誹謗中傷も・・・文章による「増幅効果」が大きいと思います。
面と向かえば、大したことのない内容で、何てことない普通の人なのです。
逆に、良いこと・嬉しいことを、
文章で伝えると、より暖かくなりますね!
BAD情報を、文章で伝えるときは、感情を入れない。
面と向かって言葉で伝える。
GOOD情報は、
文章で、感情を入れると、良い。
こうゆう原則を・・・昭和の頑固オヤジ代表・北の富士さんから、学んでいます。