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応援演説「票を得る」極意。

ご支援先との待ち合わせ駅に、少し早めに、到着。
先に、駅前の店舗の状況をチェックしようと、歩いていると・・・

おお!
これは、河野太郎さんじゃないか!!
明日は、統一地方選挙の投票日。
市会議員と県会議員の応援演説に来ているんだ。

でも、案外、聴衆は、少ない。
(このくらいなら、ウルトラマン・ショーや、二流アイドルとかのほうが、人集まるぞ)
政治家の中で、知名度の高い部類の河野さんで、こんなもの?
日本の政治と、日本の民衆は、大丈夫か?
安倍さん銃撃があったから、事前告知をしてないのかな?

しばらく立ち止まって、応援演説を聞いて、
店舗チェックもしながらも、聞いていたけど。。

自民党候補者に投票してもらう。という目的達成のための
「応援演説」の内容は、まったくダメ!

一生懸命、マイナンバーカードと、デジタル化の話をしてる、
「免許の更新が、楽になります」とか、
「先行してデジタル化できている街の話」とか。

つまり、
自分の話&全体の話をして、
相手=この地の住民&候補者の感情に訴える話をしていないのだ。

演説の目的は「この地域の有権者の票獲得」のはずである。

私が選挙参謀ならば、
事前に地元のネタを調べておく。
地元民の「困っていること」を、聞いておく。
そして、こう言わせる。
「空き店舗ばかりの商店街、寂しくないですか?昔はもっと活気がありました」
「○○道路の朝の渋滞、これ、大変でしょ?」
「コロナで、バスの本数を減ったまま、戻らない。不便ですよね!」

地元の皆さんに「そうそう!」と思ってもらえること
=共感してもらえること。を、まず話すことが大事なのです。
「私たちのことを、河野さんは、知ってくれている。わかってくれている」。
(今、知ったばかりのことでも)これが、大事です。

全国民がやろうとしていること、将来のこと、全般的なことよりも、
まず、自分たちのことを、知ってくれていて、
不便を解決してくれる、暮らしを良くしてくれる存在かもしれない。
と、思ってもらうことが大切。

あと、ひとつ。
候補者のこと、本人の名前と顔は、
個別に売り込むこと。
応援してあげる方の名前を入れ替えれば、
どこでも、誰でも、通用するような演説してちゃダメだわ。

「正直、申し上げて、初めてお会いしましたが・・・、なかなか、かっこいいですね」
「どうや、本気でやるんか? 何をするんや!?」
「今まで、3年間、何をしてきた!」
「このへんで、いつも、どこで買い物してんの?」
「選挙中、面白いこと、嬉しいこと、あった?」
「もし落ちちゃったら、生活、どうするの?」
「ところで・・・マイナンバーカード、持ってる?」「どれ、出してみろ!」
「スキャンダルは、ない??大丈夫?」
その候補者の人間性を浮かび上がらせるトークで、巻き込む。

これは、候補者とその支援者に対して、
(河野さんは、どの自民党幹部よりも、真剣に考えてPRしてくれる。)
と、思わせる側面もある。自民党内での位置づけや、先を考えてのことだ。

最後に、
もう1個、「必殺技ツール」を、聴衆に配るなあーー。

ほんの数分間であるが、わかったことがある。
河野太郎さんは、総理には向いてない。
時代を動かすような領袖にも向いていない。
推進力があり、真面目で、正直な人である。表裏の無い好人物でもある。
が、人情味とずる賢さに弱点がある。ということがわかった。
誰か、強力な理解者的・親分が面倒を見る、
切れ者の参謀をつけ、言うことを良く聞いて行動することが、総理になるには必須条件だろう。

経営者、幹部も、同じ。
目的を達成するための演説、コミュニケーションでは、
誰もが対象になる全般的なこと、自分のこと、やって欲しいこと、を言う前に、
まず、
その聴衆、その相手の感情=具体的で身近な問題を挙げて
「そうそう!」
「わかってくれてる!」を得ることがセオリーです。


接客は芸術だ!

クリーニング需要の最盛期を迎えた今。
自社の接客の状況確認を、1年のうちで1番できる時期でもあります。

経営者、幹部は、現場に足を運び、自分たちが鍛えてきたスタッフさんの接客を、
その目で確かめてもらいたい。
スタッフさんの姿は、それまで積み重ねてきた、自分自身の姿です。
鏡を見るように、
この時期の「接客、店舗」を見てもらいたい。

芸術的。もはや、この接客はアートだ!と思える接客に、しばしば、出会います。
モノを介し、人と人が生み出す、心地よく、程よい距離感のコミュニケーションが、
これほど感動を生み出し、発揮される職業は、他にない。と、本気で思っています。本気で作っています。
将来、この仕事がAIに、絶対に負けることはありません。

最近、みなさんがレベルアップしていただいている証拠です。

感動を生み出すアート。という意味では、役回りは、こんなイメージですね。

・出演者、俳優=スタッフさん
・ステージ、セット=店舗
・映画、舞台監督=幹部、リーダーさん
・脚本、演出家=コンサルタントと経営者
・興行主=経営者

お一人、数分間ごとの
心あたたまる、かっこいい(そして、儲かる・笑)、ショート映画、ショート舞台を、
お客様参加の「即興」で作りましょう。


WBC・考察(良い種を撒く、死なない目)その2

1)良い種をまこう。短期的視点のみで、恨み・怨みを買うな。
10年前の栗山監督・日本ハム就任と高卒1年目の大谷翔平との人間関係。
就任と入れ替わりで大リーグに挑戦するダルビッシュとも、良好な人間関係。
勝負事をしていれば、
短期的な勝敗や、利益という視点にならざるを得ない。
経営者も幹部も同じ。つい、恨みを買うようなこともしてしまう。
勝利のため、利益のため、組織のために、せざるを得ない。
しかし、10年後、20年後、こうやって、また、繋がることがある。
戦場のなかでも、良い種をまき続けることが、大切である。
勝ち負けや、経済的な勝敗も大切だけど、
長い目で見れば、嫌われていないことが大切である。
と、WBCを観て、実感している。

2)目は死んでなかった、村上君。
不振に苦しみ、最後、活躍できた村上君。
毎回の打席のときの「目」に注目してもらいたい。
不振のときでも、彼の目は、全く死んでいませんでした。
ボクサーの勝負に似ている。
負けそうな相手の「目」を見て、勝っている側が、
一気に攻め込めないことがあるという。
村上君は、ダルビッシュや大谷から、たくさんのことを学んだに違いない。

その他、たくさんのことを学びました。以下、タイトルのみ。
3)「いつも心に翔平を。」
4)「不調なり、弱者なりの仕事が勝利につながる」
5)「外野ブルペンから歩いて出てくる投手登場シーン、かっこいい!」
6)「僕は、やっぱり周東が好き」
7)「対極の異端ヒーロー待望論~藤浪か、森友哉か、坂本か?」
8)「印象に残ったシーンは?帰国後会見のチーム力」
などなど。
また、聞いてくださいませ。


WBC・考察(プロ経営者の人事の妙か、始源を抑える)その1

WBC、素晴らしかったですね!
生きてるうちにこんなものが観れるとは!ってレベルです。

何回か前のブログ(展望編)で、
長期展望のメンバー構成と、ダルビッシュに注目。
でも、コロっと負けてしまうかも・・という不安にも触れましたが、
見事、勝ってくれました。

一般的・感動は、TV報道など、見てもらえれば良いと思います。

私の感じたこと。。。
栗山監督を起用した人事=NPB・日本プロ野球機構に注目し、拍手を送りたい。

「サムライ・メンバー」のさらに源流(始源)に遡る。
源流や始源が気になり、抑えておくことは、コンサルティングを行うときの癖でもある。

今回、代表監督は、
プレミア12と東京五輪で、優勝した稲葉でなく、
小久保でもなく、工藤でも、井口でもなく、
落合でも、古田でも、矢野でも、金本でもなく、
栗山だった。

栗山監督だから、日本ハム時代、二刀流で共に戦った大谷がサムライ・メンバーに参加表明し、
大谷がダルビッシュを誘って、メンバー入りが実現した(らしい)

では、NPBの誰が「栗山監督」を選んだのか?
それは、オモテに出てこない。
このメンバー構成を実現できる可能性を視野に入れて、
つまりは、キーマン=大谷からの逆算で「栗山選出」なら、
NPBと、そのトップのコミッショナーに、賛辞を送りたい。

栗山監督選出当時、
NPB最高責任者であるコミッショナーは、斉藤惇(さいとうあつし)さん
野村證券に入社し副社長となり、その後、住友ライフ・インベストメント・最高経営責任者→
産業再生機構・社長→東京証券取引所・社長→日本取引所グループ・CEOを歴任し、
2017年から、14代目の日本プロ野球機構のコミッショナーとなっている。
つまり、プロ経営者、である。

NPBのコミッショナーといえば、
検察庁など法界出身の公務員トップのなかの「野球好き」が、
最後のお役目として、その座に就く。が、お決まりであった。
14代の斉藤さんは、初の経営者出身コミッショナーである。

WBC優勝は、プロ経営者の人事のファインプレー。とも言えるのではないか。

斉藤さんは、TVを観ながら、ホッと胸をなでおろし、
ニンマリしているのではなかろうか。こうゆうのは、経営者冥利に尽きるはずである。

各段階の選出までにどんな経緯があったのか?
きっと、そこには野球以上のドラマもありそうである。

誰を、どこに任命したら、どうなるか??
経営者に求められる人事能力です。

ペッパー・ミルのあるお肉屋さんにて・笑

偶然、見つけました。

私がコンサルに入ってたら、ここの店長をつめるな。。
「ペッパー・ミルありますやん!」
「何か、できることありません?」
「写真撮って、デカく拡大して、店の前にくり抜き写真を、貼り出しましょうよー」
「メインタイトルは、ペッパー・ミルあります♡。もちろん、美味しいお肉も!」
「サブタイトルに、・・・スタッフがお写真撮影協力いたします。で、よろしくね」
・・・手が塞がるから、自撮りできないんですよねー。
しかも、手が大きいのか、ミルが小さいのか、本体が見えないし。笑


2000万円×50人>1億円×10人

前回ブログからの続き。。

「処刑相当」の社員が在籍していても、
なぜ、F総研の売上・利益は、伸びているのか?

何と言っても、10年前の戦略転換が大きい。

年間1億円を稼ぐ「スター・コンサルタント」を、10人育成して10億円。
というマーケティングから、
年間2000万円を稼ぐ「普通・コンサルタント」を、50人育成して10億円。
というマーケティングに、切り替えたからである。
そして、「普通」を率いる「マネージャー」を作る。

一部の優秀な幹部が、
「バカでもチョンでも」稼げる仕組みを作り、それを「売る」
スターは不要。本を出版する、なんて、とんでもない。

約30年前、私が入社した当時は、20人の同期が入って、
3年後には、私を含めて2人(1人は女性スタッフで秘書になったから、実質、私1人)となった。
おそらく、
今のF総研は、3年で半分以上は残る(残す)会社になっているはずである。

売上構造を見ると、「建設・不動産業界」と「医療・福祉・介護」で、
コンサル部門の売上の約半分を稼ぐ。
当社のコンサルティング領域と重なりそうな「専門サービス」は11億。
全部合わせて11億だから、当時と比べると、下がったのかな?それほど変わらず?
十分、勝負できている範囲だ。

建設・不動産と、医療・福祉・介護と、士業、、
・・・・業界規模の大きなところ、マーケットの大きなところを、得意としている。

F総研が、得意とする業界は、10年単位で、切り替わってゆく。
私の在籍当時、年配の経営者さんからは、こんな風に言われていた。
『フナイさんと言えば、スーパーマーケットやホームセンター、
衣料品等「流通業界」に強いのが、特長だったでしょう。
それが、なんとも情けない。
「家具」「宝石」「お菓子」が主力になって、それも今は下火で、
今の主力は「リフォーム」「パチンコ」「リサイクル」ですか・・・』

そして、
今は、「建築・不動産」と「医療・福祉・介護」が2枚看板である。

売上を上げたいなら、これは、正しい手法である。
1)一騎当千を期待せず、一騎当十。くらいを、数多く。
2)対象となる顧客層は、絶えず変える、
3)イケる!と見た顧客層を徹底的に開拓する。

最近の新興・弁護士事務所のマーケティングに似ている。
法廷で、勝つこと・負けないこと。よりも、
稼げるマーケット(過払い金、相続)を次々変えて、拡大して、スタッフをそろえて
顧問料を稼ぐこと、最優先に。

うちは、違うけどね。。
あくまで、少数精鋭、一騎当千を目指し
「勝つこと・負けないこと」最優先で行きます!





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