2012年12月11日 6:16

少~し時間に、余裕ができると、
紀伊国屋、ジュンク堂といった大阪の大型書店に行きます。
半日いても、まったく飽きませんね!!
まだ書店に並んでいました!私の看板本。
同時期に発売された看板本が姿を消すなか、、、粘り強く生き延びています!
書店の皆さん、出版社の皆さんに感謝です。
大型書店に来るたび思い出すのが、、、前職の船井総研1~2年目時代、
先輩に連れられて、今は閉店した大阪・曾根崎の「旭屋書店」に行ってたこと。
忙しい仕事の合間の、ちょっとした息抜きの時間で。
尊敬する先輩と、半仕事・半プライベートで、共に時間を過ごせることが、
ただ、それだけで嬉しかった・・・純情な青春時代です。
単に、一緒に本を買いに行くのではありません。
通称「旭屋クリニック」と言われていた、その行事。
私が読みたい本を5冊を選んできて、先輩に見せる。
すると、その先輩が、私の選んだ本を「評価」する。
「オマエさん、こんな本選ぶようじゃ~アカン!」
これを読め!と、先輩が私のために本を選んでくれる。。。そんな行事でした。
ちなみに・・・
私が選んだ本は、「初対面の相手を説得する方法」とか「デキるビジネスマンの習慣」
「人前で上手く話すコツ」「夢を実現する」「成功の法則」・・・みたいな、
自己啓発系の成功本や、新人コンサルタントとして必要だろうな~と考えて選んだ本でした。
それら、すべて却下!
「こんなもん、一切必要ない」
「オマエさんが身につけるべきは、現場の売上を上げるための具体的な技術やろ」
と、選んでもらったのが、写真のような本。

当時は「マニアックだな~」と思っていましたが、
これぞ「マーケティングの王道」と言える本たちです。
私がコンサルタントとして、今でも(良くも、悪くも)
ひたすら「実務的に現場の売上を上げること」を、第一に追及しているのは、
このときの体験も、大きく影響しています。
あのときの「旭屋クリニック」がなかったなら、、、
「見せかけ」「流行を追う」、
「自分が儲けること重視」という、一般的なコンサルタントになっていたかもしれません。
良き先輩に、感謝です!!
2012年12月9日 7:06
かきがら(固定概念)を落とすことは、並大抵のことではありません。
なにしろ、自覚症状が全くないのですから!!
でも、世の中のほとんどの人は、頭の中の「かきがら」に気づくことなく、生きています。
それでも、フツーに生きてゆけるのです。
ちょっぴり、楽しく充実して、最短距離で目的を達成したいな・・・と思っている人には、
「かきがら落とし」の良い方法があります。
●業種・業態を問わず、成功例を学ぶこと
加工された二次情報(新聞、雑誌、書籍、ネット)は、鵜呑みにしない。
実際に見に行く、体験する、そしてできれば、その人と交流を持つこと。
自分で体験してみて、はじめて「知った」と言えるのです。
●お客様の生の声を知ること
お客様のご要望を直接ヒアリングする、アンケートを実施する、
グループインタビュー(お客様を集めての座談会)を開くなどして、
自ら対話することがベストです。
●反対意見を言ってくれる人からも学ぶこと
自分の考え方にそぐわない=耳の痛い話も、
「なるほど、そんな考えもあるのか・・・」と、必ず「なぜ自分と違うのか?」を検討してみる価値があります。
こうして、自分で意図的に、頭の中をゴリゴリと磨き続けなければなりません。
ちょうど、スポーツ選手が、日々苦しい練習に耐えて、心技体を磨き続けていることに似ています。
同じ会社の同僚や、取引業者・業界関係者とは、基本的に考え方が同じなので、
一緒にいても違和感がなく、居心地が良いものです。
一方、前述の3つのなかで出会う人は「異質」な存在で、ストレスを感じることも多いはずです。
しかし、心の底から「認識する」、あるいは何かを「変える」ためには、
相応の「痛み」を伴うものです。
そのような場面に、意図的に自分を追い込んだり、遭遇したときに「チャンス」ととらえる。
これが、「かきがら落とし」の最良の方法と思っています。
2012年12月6日 9:04
船が海にいると、船底には「かきがら」がくっつきます。
ドッグに上げられた船を見ると、
普段、海の中に沈んでいる船底部分に、フジツボをはじめとする貝殻がビッシリとついている、
あれが「かきがら」です。
「かきがら」が船底につくとどうなるか? ・・・2~3割も船の速力が落ちてしまいます。
そうすると、、、
漁船の場合なら、魚を捕る。
戦艦の場合なら、敵を攻撃する。
タンカーや客船の場合なら、物や人を運ぶ。
本来の「目的」を達成するために重大な支障をきたしてしまいます。
だから定期的に「かきがら落とし」をして、船底をキレイにしておく必要があるのです。
人の頭の中にも、長い人生の中で「かきがら」がつきます。
「業績を上げ、自分が食べ、自分の周りを幸せにする」という人生の目的を達成するために、重大な支障となっているのです。
この「かきがら」を「固定概念」と呼びます。
頭の中に「かきがら」(固定概念)が存在してしまうこと自体は、悪いことではありません。
むしろ、その方が自然だと言えます。
一番怖いのは、自分自身がどっぷりと若い頃の成功体験や、自分流のやり方、楽な方法、
景気が良かった頃のやり方、業界の慣習に浸りきってしまい、
「これでいい!」「これがいい!」と、
自分の頭の中にかきがら(固定概念)がビッシリこびりついていることにさえ、気づかないでいることです。
その点、素人は、知識や技術がないかわりに、「かきがら」もないから、
必要で合理的だと思うことは、どしどし採用して実行します。
異業種から飛び込んできた人が、各業界で良く成功するのは、
この辺りに理由があるのだろうと思います。
業績を上げようと思えば、
他力本願で景気の上向きを待つよりも、頭の中の「かきがら落とし」からはじめることが先決です。
今日は、仕事モードで、マジメにブログ書いたぞー!
2012年11月29日 7:53

日本売上アップ研究所・セミナールームでは、
ミニ・セミナーを開催しています。
2時間の集中タイプで、
エッセンスと事例を、ギュッと圧縮してお伝えするセミナー。
「ちょっと最近、売上向上について、勉強することから遠ざかっている」
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テーマは、ご要望に応じて変更可能です!!

どんなネタを、ナンボでやってくれんねん!?
お気軽に(優しく)お問い合わせくださいませ。
2012年11月26日 10:09

全国のコンサルティング先を訪問していると、
その地に寄ると、必ず行くお店があります。
ご紹介するのは、関東地方の天丼屋さん。
はじめての出会いは、「大盛り」を注文した私に、、、
「うちの大盛り、知ってんのか?」
「食べきれなかったら、油に放り込むぞ!」
そうか!並でもデカいんだ・・・と思い「あ、じゃ並で!!」(頑固オヤジめ・・・)
すると、天ぷらをのせる前、丼ぶりに多めにご飯をいれて、
「このくらいで、腹いっぱいになるか?」
「足りなかったら、言いな。足してやっから。」
口は汚いけど、優しさが、さりげなくて、カッコイイ江戸っ子親父です。
「おい、キスは好きか?」
「え????」
「サービスしてやる」(ニヤリ)「ほれ、俺のキスはとろけるぜ~」
たまに注文していない天ぷらを、サービスしてくれます。
私が遭遇した、親父さんの「江戸っ子」トークを、ご紹介。。。
・店が満席で、待っていた若い男子5人組に、、、
「高いの注文したヤツから、中入ってくれ」
・お持ち帰り天丼の注文したオバさんに、、、
「3個以上でペットボトルがつく。5個以上なら俺がつくよ」
「俺は、いらないわよ!」というオバさん。。。
帰った後「俺だって、ついていきたくねーよ!」と、つぶやく。
・ふらりと入ってきたお客様に、、、
「いらっしゃい!何名様?」「お名前は?」
「はい、ご予約の●●様、ご案内でーす!」
・出来上がった天丼をカウンターに出した瞬間、、、
「どうだ、うまいだろ?」
「あ、まだ食ってないか!」
関西には少ない「トークと笑いの質」です。
親父、元気だろうか・・・楽しみにして会いに行きます。

「写真、いいですか?」と聞くと
「事務所通してくれ、見ての通りジャニーズな!」