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原 貢 という奇跡

クリーニング経営コンサルタント中西正人(親子鷹)
甲子園つながりで、ひとつ逸話。
ジャイアンツの原辰徳監督の父・原貢(はら・みつぐ)氏が、
先日、お亡くなりになられました。

夏の甲子園・歴代優勝校を見ていると、
昭和40年、突然「三池工業」という耳慣れない高校の名前が出てきます。
この前にも、この後にも、これっきりの名前。

実は、ここが原監督の父・原貢氏(31歳)が、監督として率いた高校です。
炭鉱の町の無名県立高校を、一躍、全国優勝にまで導いたのです。

その後、当時は、
まだ無名であった東海大相模の監督として迎え入れられ、
甲子園出場に導き、再び全国制覇。

息子の原辰徳が、東海大相模に入学すると、
誰よりも厳しく、息子に接したことは、あまりにも有名です。

息子への1000本ノックは、熾烈を極め、
野球部全員を引き締めるため、
見せしめとして、息子をゲンコツで殴る、蹴るということもあったという。
その後、東海大学の監督、やがて総監督へ。

選手への名言も数多い。
「今、レギュラーであることは、重要ではない。
人によって、花が咲く時期は、まちまちだ。」
「ここぞ、というときに打てる選手が、良い選手。」
「結果のためには、プロセスが大事。だから、普段から一生懸命、練習しろ」
「野球も人生も、絶対に逃げちゃいかん」

そして、
「お前も辛かっただろうが、俺もきつかった」
これが、息子・原辰徳の高校最後の試合が終わって、かけた言葉。

原監督には、
監督としてのDNAと環境が、備わっている。センスがある。
大型補強ばかりに頼って、傾いていた巨人の体質を一新し、強くし、
日本代表監督としても、世界一に。

(阪神に来てくれてもいいんだけどなー)

さて、話は戻って、経営の話。
原貢ほどのレベルで、同じ仕事をしている我が子(後継者)に接している
経営者は、果たしているのだろうか?

一般社員以上に、甘やかしていることはないだろうか?

こんなこと言うと
「昭和だ」と言われるのだろうか?


今年はじめての蝉の声を聞きました

7月がスタート!
出勤途中、近くの公園で、
今年はじめての蝉の声を聞きました!

とっても新鮮な気分になれます。
あー、夏が来たんだな・・・。と。

というわけで、
書店でビジネス書を買うついでに、
こんなものを買ってしまいました。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(夏の高校野球地区予選)
甲子園大会も好きなんですが、
マニアとしては、
夏の地区予選が、それ以上に、好きなんです。

たとえば、、、
大阪の強豪校同士が、予選大会でぶつかれば、
甲子園大会以上の勝負が観れます。(舞洲球場に、いっちゃいます)
PL学園、大阪桐蔭、履正社、北陽、上宮、近大付属・・・
プロ注目の選手を擁する伝統あるチームが、
いっぱい存在しています。

今年の注目は、調子を崩していた
「好投手たち」が、また甲子園に戻ってくることができるかどうか?

  
ワクワク・ドキドキ。
夏がはじまります!


自己満足 「愛す」珈琲

夏になると、こうやって、
アイスコーヒーを作ります。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(夏の水出しコーヒー)
「水出しコーヒー」って、やつです。

自分で、ガリガリ豆を挽いて、水をポタポタ落として
「うーん、風味が違うな~」。

ブレンドする豆の配合を変えてみては、
「ブルーマウンテンをまぜると、アイスコーヒーでも、香りがたつ!」等々・・・。

「違いがわかるオトコ」になった「つもり」になっています。

完全に自己満足。自分の世界。

 
商品名は、、、水出し「愛す珈琲」です。

  
・・・・
「愛」と、書きたかっただけです・・・・。


高くても売れる工夫・・・商品の提供方法

商品が売れるか、売れないかということは、
価格に対する価値のバランスで決まります。

価格そのものが高いものであっても、
お客様が「価格以上の価値がある」と判断すれば、売れてゆきます。

逆に、どんなに価格が安くても、価値なしと判断されてしまえば、売れません。

商品の価値を高めることは、
商品を売る、イコール売上を上げることの最短距離です。

商品の中身そのものは、
全く同じ。
でも、その「提供方法」を工夫することによって、価値を上げることが可能です。

居酒屋で・・・
日本酒を出すのに、大きな竹筒の中に酒を入れ、
竹を切ったお猪口を用意、竹ザルの中に葉を敷き詰めて、お客様にお出しする。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(後輩酒蔵経営者との再会)
喫茶店では・・・
アイスコーヒーを出すのに、
コーヒーを凍らせた氷だけを入れたグラスと、
温かいコーヒーの入ったポットを用意し、
お客様にグラスに暖かいコーヒーを入れていただく。
そうすると、湯気がもうもうと沸きたち、目で楽しみながら飲むことができる。

「酔うことができれば良い」と、
日本酒をビンと普通のお猪口で出していては、
価格を下げて販売するしかありません。

「喉が潤えば良い」アイスコーヒーにしても、同様です。

クリーニングという商品を、
売り手であるクリーニング店が「キレイにする」というだけの
原状回復的な商品ととらえて扱えば、価格を下げて販売することが最も効果的でしょう。

しかし、原状回復以上の価値、
すなわちクリーニングに、
「キレイになる」以上の価値を見出さなければ、
資本力のある大きなクリーニング店と戦うことはできません。

クリーニングという商品を、
具体的な「お客様への提供方法」や「見せ方」を工夫して、
扱い商品はそのままでも、価値を上げれば、
高くてもバンバン売ることができるのです。

   


契機と真因は違う

台風の日に、木が倒れた。
なぜ、倒れたのだろうか?

「強い台風が来たから」・・・これは、きっかけ(契機)である。
「根が腐っていたから」・・・これが、本当の理由(真因)です。

混同してしまいがちなので、
特に「仕事」で会話するときには、精密に分けておきたいものです。

スタッフとの会話のなかでも、ここを混同すれば、噛みあいません。

「お客様アンケート」の質問項目の
「なぜ、当社にクリーニングをお出しいただいているのですか?」との設問への回答にも、
「契機」と「真因」が、入り乱れてしまいます。

「チラシが入っていたから」
「近くにお店があったから」
「一番安心できそうだったから」
「シミがキレイに落ちると聞いたから」
「友達のすすめにより」等々・・・。

契機と真因を、わかりやすく知るのに適した
アンケートを行うことが、成長への原動力となります

  
世の中で起こるあらゆる出来事に関して
「契機」と「真因」を、毎回・毎回、あやふやにしないことが大切なのです。

「契機」も大事だし、
「真因」も大事。

しかし、
繰り返しミスが起きる、
成長が足踏みしている会社や人には、
どちらかと言えば、「真因」を追究する習慣がありません。
出来事の理由を「きっかけ=契機」だけで、
結論付けてしまっていることが多いのです。

本当の理由は、なんだったのか?
根本的な理由は、なんだったのか?
それは「契機」なのか「真因」なのか、
明確に仕分けてみましょう。

「それは、なぜか?」を、3回。
自分に聞き、他人に聞き、真因を追究してみましょう。





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