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上杉謙信の「春日山城・壁書」を、経営版に訳してみました。

先週、新潟方面に出張でした。
新潟には、尊敬する方々が、何人かいらっしゃいます!・笑
今回、取り上げるのは、その方々の源流を作っているかもしれない
尊敬する戦国武将・上杉謙信公の言葉。

居城であった春日山城の壁に書いてあったという有名な言葉が、こちら。
↓↓↓
運は天にあり
鎧は胸にあり
手柄は足にあり

何時も敵を掌にして合戦すべし 疵つくことなし

死なんと戦えば生き 生きんと戦えば必ず死するものなり
家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る
帰ると思えばぜひ帰らぬものなり

不定とのみ思うに違わずといえば 武士たる道は不定と思うべからず
必ず一定と思うべし
↑↑↑

特に、真ん中の「死なんと戦えば生き・・・」の文章は、
奇しくも、私のコンサルタントとしての行動理念と、全く同じです。

一般的なコンサルタントは、契約がなくなることを嫌います。
収入がなくなるから、当然と言えば、当然です。

でも、私はコンサルタント契約が、早く終了するよう、仕事をしています。
クライアント先が、できるだけ早くコンサル料なしで、
自分の力で、売上を上げるようになって欲しい!と、
全部のノウハウを、全力で注入します。

「早く契約がなくなったほうがいい、卒業して欲しい!」と、
まさに「死のう」と思って支援しています。

今の私や、うちの会社があるのは、
この気持ちで仕事をしてきた結果であると思います。

ある一定レベル以上にならなければ、
この境地には達しないし、わからないことだと思います。

「上杉謙信の春日山城・壁書」を、できるだけ本文に忠実に、
現在、職業を持ち、仕事をしている人のために、訳してみました。

↓↓↓
今の自分に対して、天は自ずと運命を与えてくれる。
身を守り、身を立てる「商品」は、自分の中に作り、準備すべし。
売上や収入の大小は、泥臭く足で稼いだかどうか、行動の量で決まる。

いつでも、相手(市場・ライバル・お客様)の情報を調べ、
手のひらの上に、自分と相手が見えるように、俯瞰して戦えば、負けることはない。

「自分の売上や収入は、どうでもいい」と思って仕事すれば、成功する。
「自分の売上や収入を、増やそう」と、自分が得することを考えて、仕事すれば、必ず破滅する。
このような心構えで、仕事をすれば、
一日がすぐに経ってしまい、家族のもとにすぐ帰れる。家計収入も増える。
逆なら、家に帰るまでの仕事時間が長く感じ、収入も増えない。

およそ、仕事でお金をもらっている人は、
「結果は、運次第、自分以外の誰か次第、会社次第で、どうにかなるもの」と思ってはならない。
人生も運命も、自分の「こう生きる=こう仕事する」という、心構えと行動次第で決まる。自分の「なしたこと」次第で、掴み取ることができる。
↑↑↑

現代版に訳した「春日山城・壁書」です。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(上杉謙信の春日山城壁書)
写真は・・・事務所スタッフから大不評の「良く見れば・・・シリーズ」のなかの「上杉Tシャツ」。
数年前、新潟空港で買いました!

今回の出張で、同じものがあれば、
佐伯と、スタッフさんのお子様に買って帰って、
「良く見れば」仲間を増やそう・・・と、企んでいたのですが・・・
もう販売されてませんでした!

きっと、大人気品だから、品切れなんだなー!


俺達がカッコよすぎるからじゃないの?!

クリーニング経営コンサルタント中西正人(あぶない舘ひろし、柴田恭平)
この表題、もちろん、私たちのことじゃありません!
上記の真ん中2名のうち、どちらかのセリフです。

「さらば、あぶない刑事」
わざわざ、映画館に足を運びました。
観に行くほどの内容ではないことは、わかっていながらも、
もはや「義理」みたいなもの。

タカとユージは、中学生のとき、
テレビドラマの世界で、出会った憧れの「大人」像。

今でも、記憶に残っているセリフも、たくさんあります。。
・維持費が掛かるぞ…女と車は。
・そういう台詞は、まともなデカに言え!
・俺から逃げ切れた奴は一人もいない。女を除いて・・・。
・ボクのバズーカ―は凄いんだぞー(←これは、仲村トオルさん扮する町田刑事)

少し、お行儀が悪くても、
本来の大切な目的のために、腕が立って、
仲間を大事にすれば、それでオーケー。
言わなくても、わかるはず、
くだらないことだけ、たくさん言いつつ、強く、優しく、カッコよく・・・
みたいな、悪しき?価値観の原点の一端は、
きっと、この2名にあります。


ヘビーユーザートラップ(勉強している社長がはまる罠)

出張からの帰り、東京アクアラインを通過しています。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(東京アクアライン)
今日は、良く勉強しておられる社長・幹部が、はまりやすい「落とし穴」と
「スライスショット」を、ご紹介させていただきます。

たとえば、あるクリーニング会社さんの「のぼり」
私が、提唱している「のぼり戦術」で、成果を上げてこられました。

ところが、何年ぶりかにご訪問してみると、
「のぼり」が売上不振の原因を作ってしまっています。

4色フルカラ―になり、オシャレな写真がプリントされ、
魅力的なフレーズが、たくさん書かれています。

この「のぼり」を、近くで見れば、洗練されて、良いデザインです。

でも、店舗の周囲に、立てると、
何がPRされているのか、認識されません。目立ちもしません。

「のぼり」は、店頭前の顧客に、瞬時に内容を伝えなければならない販促媒体。
内容も色も、集客に役立つシンプルな内容が、最も効果的なのです。

聞いてみれば、やはり各種の管理項目の数値が落ちていました。

そのことをストレートに、申し上げました。

そうすると・・・照れくさそうに、こうお返事されました。
「やっぱり、そう思いますか??中西さん」
「実は、図星なんです・・・。デザインに、自分自身が飽きてきちゃったんだよね。
もっと良いものを作りたい!って、進化させていたつもりが、こうなっちゃったんだよねー」

皆様にも、ありませんか?

良いことをしていたのに、
自分自身が、それに飽きてしまって、やらなくなっていること。
方向としては間違っていないけれども、自己流の「スライスショット」になっていて、遠回りしていること。
気づかないうちに、本質からズレていってしまっていること。

経営の勉強しているし、やっていることをやっているのに、
なぜか、どこかの店の売上が落ちていってる。
なぜか、ある商品の売れ行きが悪い。。
そんなときは「ヘビーユーザー・トラップ」に陥っている可能性があります。

定期的なコンサルティングではなく、
不定期にでも、コンサルティング依頼をいただければ、
はまってしまっているトラップから脱出し、スライスショットを矯正するきっかけとなります。


ビジネスマンのクオリティと謙虚さは、ほとんど比例している

クリーニング経営コンサルタント中西正人(クリーニング店の新規出店)
クライアント先クリーニング店さんの新築店舗が、完成に近づいてきました!

何年も前から狙っていた立地に、
やっと進出することができました。

集客をするため、お客様満足度を上げるため・・・
色んな「仕掛け」のある店舗です。
良いお店に、仕上がりそう。

この現場をやってくれている設計士さんも、工務店さんも、とても優秀です。

最近、ご支援先のクリーニング店さんを通じて、
素晴らしい設計士さん、建築屋さん、
デザイナーさんとの出会いが多くて、とても楽しいです!

そして、その方々は、不思議と
「費用が高くなくて、エラそうにしない」のです。
言葉づかいも、動きや態度も、丁寧でにこやか。
お客様のために、何とかしてさしあげよう・・・という言動に満ち溢れています。

一定以上のレベルにあるクリーニング店の工場スタッフが、
仕上げのスピードとクオリティが、比例していたり、
それらは、日頃の言葉や態度、表情とも、比例している・・・ということと、同じ。

自分たちも、そう感じてもらえるような、
コンサルタントになりたいものです。


松田優作ブレンドと繰り返す歴史

クリーニング経営コンサルタント中西正人(松田優作のコーヒー)
以前のブログでも、ご紹介しましたが、
松田優作主演ドラマ「探偵物語」は、マイ・ベスト・ドラマ。

松田優作だか、主人公の探偵・工藤俊作だか、
良くわからない、両方があわさったような存在は、
20代前半から憧れの存在です。

それまで、コーヒーなんて苦いだけ!と一切口にしなかったのに、
このドラマで、コーヒー大好きな主人公「工藤ちゃん」を見て、
無理にでも飲むようになった・・・というのが、コーヒー好きになったきっかけ。

「コーヒーに砂糖とミルクは入れない主義!」という台詞に影響され、
初心者のくせに、ブラックで飲むことに。。。
今では、いっぱしのコーヒーマニア気取り。

「工藤ちゃん」は、コーヒーにうるさくて、独自のブレンドを注文します。
・ブルーマウンテン 3
・キリマンジャロ  2
・モカ       1 の割合。
・・・合計が5にも10にも、ならないんだけど・・。

「優作ブレンド」で、
飲むために、コーヒー豆を買いました。

毎朝、これで気合を入れてから、皆さんの元に向かっています!

 
・・・
ところで、
今は、2人の息子・松田龍平と松田翔太のほうが有名で、
「優作は、なあ・・・」なんて言えば、立派な昔話。

私が若い頃、「武豊は・・・」と話すと、
父親が「お父さんの武邦彦のほうが凄かった。名人と言われてなあ・・・」

「逆鉾、寺尾の兄弟が・・・」と話すと、
「あのもろ差しは、お父さんの鶴ヶ嶺ゆずりでなあ・・・」と、父親が言ってくる。

歴史は繰り返す。。
気がつけば、そうゆう歳になってきたんですねー・笑





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