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「仕事観」に関係あるような、ないような話

待つこと、行列に並ぶことが、何より苦手な性分のため、
毎年、年末年始は、ひっそりと家で過ごしています。

去年の年末は、テレビでボクシング三昧。
八重樫、井岡、田口、井上、内山・・・の世界戦をテレビで観戦していました。
最近は、日本人チャンピオンが多く、素晴らしいボクサーたちが増えていますね。

特に、好きな選手は、内山高志選手。今回、V11を達成しました。
中学生のときから、色んなボクサーを観てきましたが、
きっと一番、強いのではないでしょうか。
試合では、パンチ力とKOが魅力なのですが、
インタビューやドキュメントなどで「素に近い姿」を観ていて
「ボクシングが好きで、真面目に取り組んでいるんだろうな~」ということが、
プンプン臭うところが、とても素敵なのです。

逆に、、、
現役のボクサーが、テレビのバラエティ番組やらに、
頻繁に出るようになっちゃうと、うーーーん・・・って感じになります。

芸人とつるむようになる・・・とか、さらに、がっかり。。。

 
きっと、こうゆう「質実剛健」を感じさせるタイプのボクサーを好む原点は、
中学生2年のとき、一人で留守番をしながら、
偶然、テレビで観た、浜田剛史さん(現・解説者)の世界初挑戦の試合。

ボクシングについては、
かなり前に「具志堅用高」が負けた・・・
それ以来、日本人は良く負ける・・・くらいしか、知らなかったし、
母親からは「あんな野蛮なスポーツは・・・」と言われていた
中西少年は、ちょっとした罪悪感にとわられながら、
試合前の解説に聞き入っていました。

「39勝中37KOを誇る最強のメキシコ人チャンピオン・レネ・アルレドンドに挑むのは、日本の浜田剛史・・・・そのあまりのパンチの強さゆえ、自らの拳を骨折すること4度、2年のブランクを経て、初の世界挑戦となります・・・」

(へぇー、そんな凄いパンチを打つんだー。強そうな人だな~。
でも、日本人だから、負けちゃうんだろうなーー)

と、観ていると、
1ラウンドでのKO勝利!
大熱狂の会場。

浜田さんは、勝っても、ガッツポーズは、ほとんどしません。
相手に対する敬意を表し、
技が終わった後の所作にまで注意を払うという、
日本の武道の精神が息づいているような気がして、好きです。

「ボクサーは目が命」と、現役時代は、ボクシング以外のテレビを見なかったそうです。
ボクサーである以上、24時間・ボクシングを中心に考えているところも、好きです。

さらに、25歳にして、この風貌。。。かっこいい胸毛!
とても、25歳には、見えません・笑

浜田さんの試合前の映像を、YOU TUBEより。
(13分もあるので、ボクシング好きじゃない方は、観ないほうがベストです)

こちらは、そのときの試合。(8分間です。)


恭賀新年 2016年 取り組むべきこと

クリーニング経営コンサルタント中西正人(年始の挨拶)
新年、あけまして、おめでとうございます。

今年は、クリーニング業界にとっては、
2017年4月からの「消費税10%時代への準備イヤー」であり、
「人材確保難の年」となります。

消費税が5%から8%となってから、今日まで売上を落としているのは、
「近所で、安い」という理由だけで、使われていたお店です。

逆に、消費増税対策のリニューアルを実施してきた店舗。
増税(=お客様が払う税込クリーニング代金が高くなる)までに
「料金=総支払い金額が高くなっても、お客様が集まる店を作る」
「高い価格にも耐えうる店を作る」という視点で
その会社のテイストや競合状況に応じた
リニューアルをしていただいた店舗の売上数値が好調です。

消費税8%が10%となり、
もう一段階、ふるいにかけられることになることは、確実です。
再来年の春以降に向けて、動き出しは、今年から。

 
人材不足の状況は、まだ継続するものと思われますので、
採用・育成・定着の一体となった仕組みづくりが、急務です。
・シフトが埋まらないので、定休日を作る。営業時間を短くする。
・幹部社員がシフトに入り、本来やるべき仕事ができない。
・勤務時間に、しわ寄せが来るスタッフのモチベーション低下、離職。
・人を入れても、すぐに辞めてしまう。
・採用広告を出しても、応募が来ない。
・新規店舗があるのに、スタッフがいないので、オープンできない。。。
このような「根本的課題」を解決するためには、
「当たる採用広告」を作るだけでは、焼け石に水です。

下記の2つのことに、取り組む必要があります。
1「収益性の高い会社を作ること」
・・・売上・利益を上げて、“時給の土俵”に乗る。「最低賃金クラス」では、人は集まらない。
2「組織&人事・教育制度の再構築」
 ・・・新人~幹部のやるべき事の明文化

上記の「根本的問題」を、「収益性の良さ」により、
アタマ数だけは揃えることができている、
大手チェーンの店舗には「質の悪いスタッフ」が、並ぶようになってきています。

2番目の「組織・人事・教育」=人財力が、ライバルとの差を生み出し、
それが、売上につながりやすい時代となってきています。

いつの時代も、
変動期(=大変な時代)は、
逆転のチャンスです。


作業と仕事

仕事と作業は、違う。
仕事は、魅力や価値を作り出す。

作業は、単純作業の繰り返し。
作業をして「仕事している」と思っている人が多い。

作業の大変さは、認める。
作業には、つまらないことも多いけど、
それを「面白くする」ためには・・・
もっと「効率よくする」ためには・・・
もっと「価値あるものに仕上げる」ためには・・・
もっと「誰にでもできるようにする」ためには・・・。
というところから、仕事に昇華してゆく。

作業じゃなく、仕事をしよう!


価値観について

とにかく最近、何かと、忙しい・・・。

お金にならない人助けみたいな、頼まれごとも、多くなっています。
もちろん、色んな経営者の方々に学ばせていただき、
「本業優先」が基本思想となっていますので、
都合がつかず、断ることもあるけれども、「人助け的・頼まれごと」が、多くなるのは、
それは、そうゆうタイミングなのだろう・・・と、
前向きに、お付き合いさせていただいています。

そんな機会の中で、
年に1度くらいしか会わない人との会食の機会や、
久しぶりに会う人たち・・・からは、とても刺激を受けます。

「ブログを、いつも楽しみに見ていますよ!」なんて、
おっしゃってもらえることも多くあり
・・・忙しくても、ブログ書いていて、良かったなー
・・・もっと、ちゃんと書かなきゃなー。とも、反省。

案外、個人的な内容を、
面白がってくれている方もいらっしゃり、
ふーん、そんな内容でもいいのかーと、気楽になりました。

 
ところで、先日の会食で、勉強になったこと。。。
「価値観があう人」とか、
「価値観があわない人」とか・・・言うけれども、
結局、話をしていて、心地の良い人って、
どんな人の価値観や、興味の対象にでも、
あわせることのできるようになる知識の広さや深さがあるんですよね。

自分とその人の価値観が、ピターッと、マッチしている訳じゃなくて、
その人の価値観の「容量」のなかに、自分が納まっているだけなんだ。

そうゆう人になんなきゃなー。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(ラスト屋外のカフェ)
今年は、本当に暖冬ですね!!
さすがに寒いですが・・・屋外でヤセ我慢しながら、仕事しています。


個別性は普遍性である。人材育成のコツについて。

今日は、ご支援先でのこの張り紙を題材にさせていただきます。
(すみません!)
クリーニング経営コンサルタント中西正人(年末年始の営業日)
この張り紙を見ただけで、
「あ~、この店、売上、下がるなー」ということがわかります。
・・・
プロですから・笑

実際、数字を確認してみると・・・・
このご支援先の他の直営店舗と比べても、
この張り紙の店舗だけが、
良い立地で、良い店舗であるにも関わらず、売上が伸び悩んでいました。

張り紙を書いてくれた、この店舗のスタッフさんには感謝しますが、
この書き方に、
「お客様志向が欠けている」
「自己都合を優先している」
「売上への意識が低い」「工夫ができない」という、
この店の接客や店舗運営、チームワーク・・・等々、
すべての事柄に通じる根本的な問題が、あらわれてきています。

私が良く使う「個別性は、普遍性である」という原則です。
「個別性は、普遍性」とは、「一事が万事」ということです。

 
スタッフの力、人材力を上げるためは、
この「個別性」「一事」である
スタッフが作った個別の題材「張り紙」
=事実として、目に見える具体的なモノ。に関して、理由を考えさせ、伝え、すぐに修正させることが大切です。

その「一事」に、スタッフさんが身を置いてきた環境や、
仕事を進めていく上での「普遍的」な問題点が浮かび上がっているのです。

研修を受けさせたり、
教育システムを整えたり、マニュアルを作ったり…
それも、大切なのかもしれませんが、
人材育成、社風づくりのために、
もっと大切なことは、スタッフ一人一人と、
何か一事でもって徹底的にかかわり合い、その「個別性・一事」を矯正していくことです。

つまり、
「売上意識を持て」「考えて工夫を」「お客様志向で」と、
当たり前のことを、抽象的に言うだけでなく、
この「張り紙」をその場で作り直させることこそ、
普遍的に、人を育て、社内を変えることになります。

個別の一事に徹底してこだわり、一対一でスタッフとかかわりましょう!





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