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県内最強チームと戦った高校バスケのこと

高校2年の夏休み。新チームとなって3か月。
兵庫県の優勝常連チーム・育英高校との練習試合が組まれた。

何と、前半の前半(今でいう第一クオーター)は、24対4で勝っていた。
しかし、前半途中から、
スラムダンクで山王工業がやっていたオールコートプレスでの
猛攻が始まり、追いつかれる。前半を何とか、1ゴール差で折り返す。
練習試合に参加していた、強豪他チームたちも、「異変」に気づき、一斉に集まってきた。

が、スラムダンク映画の「湘北高校」のように、
何度も粘ることは、できなかった。
結局、55対78で、敗戦。

強豪校の本気スイッチが入ったときは、本当にヤバイ。。
狙われて、生き残るのは、至難の業である。

私のご支援先の一番店には、かくあってもらいたい。
=本気スイッチが入ったら、ライバル店に生き残りの道を与えないほどの、圧倒的な強さを持つ。
と、支援している。

当時のスコアブックより。。
この試合でも、17得点、10リバウンド。
そこそこ頑張っていたことをPRし、残しておく・笑
(つづく)


ホームズの推理とコンサルタント

シャーロック・ホームズの推理は、こんな風である。
 
<例1>
ホームズは、入れ違いで、
依頼人と会うことができなかった。

しかし、依頼人が、事務所に忘れていった「パイプ」を見て、
「この依頼者は、がっしりした男、左利き、歯は丈夫。
大雑把な性格。収入に不自由していない。
このパイプを大事にしているから、すぐ取りに戻ってくる」と推理する。

1)吸っていた煙草の種類が、高級なものであることから、収入を予測。
2)パイプ底の位置に焦げ目があることから、マッチに加えて、
 ランプやガス灯でも火をつけていることを推理。性格を予測。
3)パイプの右側部分が、焦げていることから、左利きであることを予測。
4)琥珀の吸い口が、歯で凹んでいることから、筋力を予測。
5)買ったときの値段よりも、高くつく修理を2箇所していることから、
 大事にしている。だから、取りに戻ってくる。と予測

<例2>
別の事件では、手掛かりとなる「帽子」を見て、
「知性が高い。3年前までは裕福で洞察力もあった、最近の羽振りは良くない。
生活は荒れ始めている。もう奥様には愛されていない。ほとんど外出しない。
運動不足。白髪交じりで、数日以内に散髪をした。
ライムクリームの整髪料を使っている。家にガス灯はひかれていない」と、人物像を予測する。

1)帽子のサイズが大きい、脳の容量が大きい。⇒知性を推理
2)3年前の高級な流行デザインを買っている。
⇒これを買う人ならば、今の最新を買う。以前は、裕福。最近はそうではない。
3)帽子購入後、自分で注文して紐をつけている。
⇒風で飛んでしまわないよう用心してのことだから、洞察力に優れている。
4)帽子についたホコリの量が多い。
⇒そのまま出かける主人を放っておくということは、奥様は愛されていない。
5)帽子についたホコリの種類が、屋内のもの。
⇒外に出かけることが少ない、運動不足と推理。
6)帽子の内側の匂い。⇒整髪にライムクリーム。
7)帽子の内側に、髪の切れたあと。⇒最近、散髪した。
8)帽子に蠟のあとが複数個所。
⇒玄関に灯りがないから蝋燭で入る、ガスを引いていない

「なんで、わかるんだ!?」
相棒のワトソン博士は、いつもホームズの推理の正確さに、いつも驚いている。

もちろん、物語の中の話である。
が、、
こうゆうホームズの観察力・推理力に、中学生の中西君は、しびれていた。

(またも、つづく)


2023年のコンサルティング重点テーマ

年末年始は、
来年以降の業界とクライアント各社の重点テーマ、重点取り組み事項を、じっくり考え、過ごします。
酒を飲んでいる場合じゃない。
撮りためてるTVも映画も観なきゃ、本も読まなきゃ、それに、作戦タイム・・・。

早起きして、
海まで行って、
朝日を眺め、空気を吸い込み、気持ち、新たに!

・・・・
帰阪し、年末年始のゆとりモードで、
年越しそば用天ぷら・テイクアウトに出かけると、
仕事&戦闘モードにスイッチオンさせるプチ事件に巻き込まれる。。笑
※詳細は、また聞いてください。
大阪のオバはんの品のなさよ・・
それに、世の中には、アホ店員が、恐るべきスピードで増えている。。

俺の「聖なる時間」を、どうしてくれるねんー!
余分なエネルギーを使わせるな。
・・・・

気を取り直して、
良いお年を!!


あたり!見つけた名店

格好をつけず、
これみよがしでなく、
正直で、謙虚で、等身大の美味しさが追及されている。
どこの国の、どんな地方の、どんな食べ物であろうと、
こんな店が好きだ。

通りがかり、入ってみたお店にて。


トップ・オブ・モンブラン/レクイエム②

売上アップと、戦略・戦術・戦闘。
それに
「モンブラン」を語らせたら、右に出る者はいない。と自負している・笑

その執着とこだわりは、40年以上に渡る。
理想の形を、追い続けている。

25年前、大阪で「ア・キャトル」という名店のモンブランに行きついた。
これが、トップ・オブ・モンブラン。
しかし、この会社は、その後、倒産する。

次に、トップの座は、全国展開の「アンジェリーナ」に移る。
フランスのブランドだけに「西洋テイスト」が強め
たとえ、秋に和栗バージョンを出してきても「洋」が抜けないのである。

絶対値において「ア・キャトル」には、及ばない。

しかし、
10年前、ある個人経営の店舗が、アンジェリーナを抜き、トップの座をつかんだ!
ア・キャトルに匹敵する理想のモンブランである。

近年、インスタ映えするモンブランのお店なんかが、出てきたけど、
あんなのクソ食らえ!

トップの座を守り続けてきたのに、
このたび、店を閉めることになったという。

今年。。スタッフ不足で、満足に営業ができず、
モンブランの製造も、中断していた。

閉鎖を1日前に、偶然、知る。
何というご縁か・・・。

この日も、人材不足で、フル営業できていなかった。

電話で、最後のモンブランを注文し、オヤジさんに、
これまでの感謝の言葉と「日本一」であったことを伝える。
電話越しに、はじめて、笑った。

ここのオヤジさん、基本、不愛想。笑顔を、ほぼ見たことがない。
コミュニケーション能力に、相当問題がありそうな香りはしていた。
スタッフも、全員、笑わない。

スタッフ不足だ。。と知って、ネットでこの店の求人をチェックしてみると、
パート時給は最低時給。
正社員は、月給16万円。で募集していた。
修行になります、独立希望の方にぴったり。いう求人フレーズであった。

ただ、商品力=モンブランは、絶品!

最後のモンブランを、夜帰宅してから、味わいながら、食べる。
普段より、塩っけが強いように感じるのは、涙のせいか?

・・・・・
閉店してしまったこの店のオーナーシェフの姿が、
村田兆治さんと、どこか、重なるのである。

技術に優れ、その業が好きで、自分に厳しい。
が、
その自分の感覚が、他人とズレている。この時代とズレていることに、気づかない。
いや気づいているかもしれない、
(周りが離れてゆく)という信号が発せられているのに、修正しない。

コロナ渦中から「経営力」に優れた経営者でなければ、通用しない時代になった。
市内レベル、半径5~10km圏内程度で、
「物づくりだけに秀でている」のは、もう通用しない時代。
「総合力」が求められる。

まして、
技術は普通。他にやることがないからこの業に就いている。自分に厳しくない。
ただ、その家に生まれたから、経営者をしている。
勉強しない、素直に聞かない、脳ミソも血も入れ替えない。やることピンボケ。
そうゆう同族経営は、もう通用しない時代になってきた。

生きるためには、何歳になっても
自らイノベーションを起こせ。
昨日と違う自分になろう。





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