2020年8月9日 21:14
前回ブログからの続き・・・
贅沢温泉旅館での寛ぎに匹敵する、自分の中での「贅沢な旅」があったか??
あった!
その答えは・・
お金は最低限だったし、
普通の宿にすら、泊まらなかったけど、
大学4年生の夏。。友人と2人、バイクで訪れた北海道ツーリングである。
行く先も、泊まる場所も、決めないで、
とにかく、思いつくままに、北海道の色んなところに行った。
いつ帰るとも、決めていない。
「明日、どうするーー?」
「ここ、面白そうやから、行ってみよっかーー。」
そんな感じの毎日を、約2~3週間、過ごした。
宿は「ライダーハウス」という、
地元の方が、無料~1000円程度で提供してくれている
簡易宿泊施設。全員ゴロ寝。
トイレ付き、時々シャワーありで、泊まることができる小屋である。
当時は、スマホも、ネットもないから、
ライダーハウスや、名所で、出会う人たちに
「このあたりに泊まれるところないですか?」
「どこか、行って良かったところってありますか?」と、
その都度、情報を仕入れて、地図やメモを頼りに、目的地に向かう。
宿が見つからない場合は、無人駅の待合室で野宿になる。
朝ごはんは、ライダーハウスの世話好きな誰かが、作ってくれたりすることもある。
オーナーが、おにぎりを準備してくれるところもある。
コーヒーだけで済ませることもある。
昼ごはんは、
北海道限定のコンビニ・セイコーマートのお世話になることが多かった。
景色の良い川や海や山の景色を眺めながら、コンビニ弁当を食べる。
夜ごはんは、店探しの「嗅覚」が問われる。。
ライダーハウス近辺の良さげな定食屋を、調べておいてから、
ライダーハウスのオーナーに「この店、どうですか?」と尋ねる。
北海道の人は、
とにかく、みーーんな、大らかで、温かく、優しかった。
「良く来たねー」という精神(自分たちで切り拓いた、開拓者の精神)が、
根本に流れていることが体感できた。
今、考えれば、
これが、最も「贅沢」な旅だった。
就職前の若者たちに、伝えたいことである。
(つづく)
2020年8月8日 21:59
・・・最新の繁盛・温泉旅館にて。。
お風呂も、お部屋も、ロビーも、
非常に、考えられた設計されていて、感心することばかりである。。
このインフィニティ温泉(温泉の縁が見えず、自然の景色と一体となったようなお風呂)も
シロウトが楽しめるように、本当に、よくできている。
この「湯船の仕切り」は
深さ:460、幅:230、背もたれ:580、深さ:460
「座って、浸ってよし」
「熱くなってきたら、腰かけてよし」絶妙のサイズである。
とにかく、空間デザインと仕組みの勉強になること多数。
ん??
なぜ、お風呂の中を撮影できるんだ??
いいのか?そんなことして・・・。。
目的達成のため、ちょっとしたアイデア&「抜け道」を使いました!・笑
しかも、この旅館は、金持ちしか相手にせず、暴利を貪るリゾートチェーンではない!
必要のない部分については、合理的に削りながら、
ちゃんと満足できるようにしていて、お値打ち価格である。
「高くて、良い」のは、当たり前。。
たとえば・・・「暴利リゾート」チェーンについては、私は、意地悪だから、こう考えてしまう。。
法外な高額宿泊料金の半分くらいは、
「暴利リゾート」が、次に買収するホテルの購入代金が、上乗せさせられている。
(俺が、泊まることのない、全国のどこかのホテルに対して、
なぜ、いま、こここで、俺がカネを払わなきゃならないんだ?)
あるいは、
苦戦している不採算ホテルの借入返済に回されているんだろう。。なんて。
今回、宿泊させてもらったホテルの設計とサービス、料金体系に、
経営に関わる者として、賛辞を送りたい。
そして、このホテルを探してきた自分に大満足。。これが、さらに贅沢気分をアップさせる。
お風呂に浸かりながら、
部屋でゆっくりしながら、
ふと、考えたことがあります。
「ああーーーー贅沢だなあ・・・・」
「この贅沢に勝る贅沢が、仕事以外で、他にあるだろうか??」
「うーーん、、あった!」
答えが出た!
(つづく)
2020年8月2日 21:29
大阪の大人気・お好み焼き店「きじ」
コロナ前なら、いつでも行列で入れないお店ですが、、
(今なら、入れるかも!)
との目算がまんまとヒットして・・・すんなり入店できました。
スタッフさんも、大勢いる中、
なんと、社長自ら、
注文をとり、焼いてくれました。
名物の「おまかせ」で。
お好み焼きを、食べている間、
うちわの裏に、社長が自ら、さささっと手書きでメッセージを書いてくれて、
お客様に渡してゆきます。
個別のお客様によって、異なるメッセージです。
私の次に来店されたお客様のうちわには、
「触らぬ神に、祟りなし」と書いていました・笑
「どうゆう意味ですか?」と、
社長に絡んでみると・・・
「今は、コロナに感染するような危ない場所には、行かないほうが良い」
という意味なんだそうです。
「いつも行列だから、あまり来れなかった。
けど、コロナだから空いてるかも・・・と、来てみたら、入れました!」と、話すと、
「海外のお客さんが、エラいたくさん来てくれてたからなあ~。
ほんまに、ごめんやでー。
これをきっかけに、また足運んだってなあー」
この行動と言葉が、
行列ができる名店たる所以ではないか?
名店も、こうやって、イチから再スタートしようとしている。
社長は、
もう一度、売場に出てみよう。
お客様と話してみよう!!
・・・・
ちなみに、社長のお顔は、事前には知らなかった。。
そのオーラと、スタッフさんとのやりとりを見て、
もしかして・・・!?と思い、尋ねて、やっぱりか・・・と、知りました。
2020年8月1日 22:22
かわいいディスタンスと出会いました!
パウチされた貼り紙よりも、断然、こっちのほうがいいですね。
本日のブログは愚痴・・・
&自分も気をつけたい教訓です。
コロナの真っ只中の4月「きっと大変だろうなー、少し助けてあげよう」と、
マッサージ屋さんに行ったときに「回数券」を買いました。
「家賃の足しくらいにはなるだろう・・」
「大変でしょうが、乗り切ってくださいね」の気持ちで。
そして、8月・・・
このお店に行って、この回数券を使おうとすると・・
「有効期限が3カ月でして、、期限を過ぎていまして、使えません・・」とのこと。
あちゃーーー!!
やってしまった。。。
しかし・・・あのとき、助けてあげようとしたことが、
仇になってしまった・・・涙
スタッフさんには、恨み言ひとつ言わず、引き下がりました。
↑↑スタッフさんの役割も理解している、いい客です!笑
実は、
最近、ちょっと似たようなことを、クライアント先の社長が話されていました。
飲食店応援クーポン(先払いの回数券)を、コロナ中の春先に買ったこの社長。。
私と同じ「少しでも助けになれば・・」という義侠心で。
7月、このクーポンを飲食店で使ったそうですが、、
そのときの店員さんの反応が、
(あ~~。。無料券ですかーー)(お金が入ってこず、残念)的な
雰囲気を醸し出したものだったそうです。
回数券を買った私のほうが
「なんだか、すみません・・・」という気持ちになってしまいました。
でも、困っていたときに、助けたつもりだったのになあ。。とのこと。
人は、時間が過ぎれば、記憶が薄れてしまう生物である。
それが、長所でもある。
しかし、、当時と同じ感覚を、忘れてはならないことも、たくさんある。
もしも、自分が経営者だったら、どうゆう判断や行動をするのか?
という視点で、全スタッフが
「期限切れの回数券」や
「期限が切れていない回数券」への対応ができるようになると、きっと良い会社になる。