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新型コロナウイルスと、シャンパンタワーの原則。

新型コロナウイルス騒動のなか、
日曜日、大阪の繁華街・梅田をランチがてら、ウオッチング。

梅田の中心部・茶屋町のロフト&MBS放送前は、この通り。

普段の休日ならば、歩いている人で、ごった返しているはずが、
閑散としています。

NU茶屋町の前も。。こんな風です。

色んなことを、考えます。。。

中国人が去っただけで、こんなにも、人が少なくなるのか・・・
今、この瞬間、個人としては「人混みのない、快適な街」になって、なんだか嬉しいけど、
将来、全体を考えると、
中国人ナシで、生きてゆけない国になっているのではないか?という
危機感を覚える。

たくさん並んだ商品、たくさんの商業&娯楽施設も、
経済が成り立たなくては、維持できない。

それとも「コンパクトで、慎ましやかな経済」を、志向するのか??

 
日本人も、かなり、外出を控えている。。
やはり、人間は「衝撃のある映像やニュース」に、惑わされるもの。
「危険」の度合いと「恐怖」を、整理して行動することが、できない人が多い。
しかし、
経営者・幹部は、このような大衆心理の中に、埋没してはいけない。

 
(そうだ!!
人がこれだけ少ないのだから、いつも行列で入れないお店のランチにありつけるかも!)

と、出かけてみる。
しかし、繁盛店は、新型コロナであっても、繁盛店である。
行列の量は、いつもと同じ。

(よし、では、二番手の店へ・・・)と
足を運ぶが、やはり、ここも、普段通りの行列。。。。。

閑散としているのは、いわゆる「普通のお店」。

市場が縮小するとき、
上位の店舗も、下位の店舗も、一律に減ってゆくのではない。
下位の店舗から減ってゆき、上位の店舗は最後まで残る。

まるで、シャンパンタワーのグラスに、
シャンパンを注ぐように。
シャンパンの量が、十分にあるときには、
下のほうのグラスまで、注がれる。

しかし、シャンパンの数に限りがあるときには、
上は満たされるが、下まで届かない。
この日の梅田・茶屋町の店舗は、まさに、このようになっていました。

これを「シャンパンタワーの原則」と言います。


「シャンパン」と言えば・・・
(続く)





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