top > 2018年 > 6月 > 7日


日本ダービーと競馬の愉しみ方

日本ダービーは、数あるG1のなかで、特別な存在のレース。
参加資格は、3歳馬のみ。
馬が一生で一度だけ、栄冠をつかむチャンス。
全ての馬が、ここを目指して、デビューからの1年間を過ごす。

野球人における「夏の甲子園大会」のようなものです。

馬にとってそうであるように、
人にとっても、ダービーを制した「ダービー・ジョッキー」となることは勲章のひとつ。

柴田政人は、
アローエクスプレス以降、
トップ騎手の仲間入りを果たしていたが、
なぜか、ダービーでは目立って有力な騎乗馬に恵まれず、
ダービーを勝てなかった。

奇しくも、寺山修司さんは小説には、
「ダービーだけは、柴田に乗せてあげたかった」と書いている。
その後、寺山さんは、早逝する。

柴田政人「ダービー制覇の悲願」は、
競馬ファンの間でも有名だった。

私が、競馬を知って3年目。
1993年、ウイニングチケットという馬で、ついに、ダービーを勝つ。

前走のG1・皐月賞で4着に敗れていた、にも関わらず、
皐月賞の1~3着馬が、全頭出馬している、にも関わらず、、
ダービーでウイニングチケットが1番人気となったのは
「柴田にダービーを!」という、当時の競馬ファンたちの思いのあらわれ。

そして、ウイニングチケットは、
ダービー以降は、G1を1勝もできず、引退する。
「柴田政人にダービーをとらせるために、生まれてきた馬」と呼ばれている。

というわけで・・・
ダービーだけは、毎年、買っている。

外しました。。。笑
馬券を当てるセンス、皆無。

今年のダービーは、福永祐一の初ダービー制覇でした。
柴田政人と同じ「19回目」の挑戦でのこと。
父親の福永洋一は「天才」と呼ばれ、柴田政人と同期生で無二の親友。。

こうゆう、どうでも良い知識と
「はずれ馬券」だけが、増えてゆく。。。





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