2012年7月30日 19:12
20代~30代が集まった若手スタッフ勉強会にて、
「自分は父親を超えたか?」という質問に対して、
「超えた」 ・・・0名
「一部超えた」 ・・・2名
「超えていない」・・・6名
こんな結果でした。
意外に思った私は、不遜な男か???
特に男性スタッフに対しては「え!?そんなのでいいの??」と。
男は、子供のときから「なんとか父親を超えたい」と必死でもがき、戦い、成長してゆくものと認識していたからです。
意地でも「一部超えた」と言う人が、もっといるのでは?と思っていました。
プロフィール・アンケートの「尊敬する人」の欄に
「両親」と書く若者が増えている・・・という記事を読んだことがありますが、
このことと無関係ではないように思います。
自分が、両親から肉体・環境ともに大きなベースとなるものを受け継ぎ、感謝し育つことは、もちろん大前提として、
さらに、その殻を破ろうとして、努力をするわけです。
外部から色んな価値観をとりこみ、自己を形成してゆくのです。
部下と上司の関係も、後輩と先輩の関係も、
そして、自社とライバル会社との関係も、
共通項として重なる部分に追いつき、そうではない「差異」を見つけることが、
世に認められる(=マーケティング)の第一歩なのです。
2012年7月28日 11:30
東海地方にて、
今年3月から、初めてご支援させていただいたクリーニング会社様の店舗別実績です。
この日は、各店舗スタッフの皆さんに集まっていただいての「営業会議」を開催。
1月~6月の反省、それを踏まえて、後半戦に向けての打ち合わせをしてきました。
3月からのご支援ですので、
4月~6月だけなら、20%以上の伸びを記録しています。
ここ5年間の売上実績を
「すべり台のような成績表」と表現しておられた社長さん。
販促費も変えず、リニューアル経費もかけず、ここまでやれる!という
V字回復のきっかけをつかんでいただけたかと思います。
ここからは、ドラゴンズのごとく「昇り龍」でいきましょう。
ちなみに・・・
もちろん、こんな優秀成績のご支援先ばかりではないです。
これが全てではありません!
やっぱり、昨年対比100%が精一杯・・・と苦戦しているところもあります。
※※※
ブログとか、ツイッターとか、フェイスブックとかって・・・
だいたい「上っ面」の「耳触りの良いこと」しか書かないから、イマイチ好きになれない。
本質や真実には、
もっと苦しいことや、大変なこと、ダークなことが、たくさんあるはず。
うちは、いいことばかり書きません。
リアルに行きます!あくまで真実にこだわって。
※※※
で、結局のところ、真実は、、、
トップと私の実施したいことの100%・・・とまではいかなくとも
せめて80%くらいを、現場で実施できれば、このくらいの成績は十分に出せます!
「良質な作戦立案力」×「現場での作戦遂行力」
それが、売上アップのポイントです。
2012年7月26日 7:04
それは、ひとえに、私がしつこい性格だから!!
いえいえ、違います。
サッパリ・スッキリ・サラサラ・・・汗抜きクリーニングのような性格ですよ。
7月にセールを実施する理由は、ただひとつ。
4月・5月・6月に次いで「売上が高い月」だからです。
「売上が高い月」=「お客様が品物を出してくれる月」です。
3月よりも、7月の売上のほうが高いので、
7月に重点的にセールを実施しています。
最近では、
10月や11月よりも、7月の売上のほうが高いこともあります。
ここ数年の、月別・売上実績表を確認してみてくださいませ。
年々、お客様の志向は変わってきています。
いつまでも「自分の固定概念」で動いて、数字が下がってしまうのは仕方がないことです。
魚のとれるシーズンに、
魚獲りに出かけたほうが、無理なく、たくさんつかまえることができます。
売上と販売促進の関係も、同様で、
売上に連動した、相応の仕掛けと販促費を投入することが大切なのです。
2012年7月21日 14:49
今、オーダー家具の職人をしている高校時代のバスケ部の友人に、
新事務所の内装工事をしてもらっています。
いよいよ完成間近に!!
彼は、兵庫県下で三位の強豪中学のバスケット選手だった。
俺は、市内でいつも三位のそこそこ中学の選手。その中学には一度も勝てなかった。
高校のバスケ部に入ると、彼がいた。
2人とも、身長は185cm、ポジションは、同じセンター。
彼は、当然のように1年生のときからベンチ入り。
俺は、高校2年のときから、一緒に試合に出るようになった。
彼は「右のセンター」。俺は「左のセンター」。
いわゆる、同じポジションの「コンビ」。
彼は、スマートにススッと相手を抜いて、サッと高さでシュートを決める静かで寡黙なエース。
俺は、泥臭く、ガツン!ドカン!と相手に当たって、何が何でも・・・の気合と勢いタイプ。
いつも、試合の得点スコアを競っていた。
相手チームのエースは、「お前がマークしろよ・笑」と、彼に任せて、
俺は、相手の弱いほうのセンターを相手に、シュートを決めまくる。
異変に気付いた相手エースが、俺にマークを変更すると、
今度は、彼のほうが得点を決めまくる。これが必勝のパターンだった。
俺がシュートを外しても、彼がリバウンドをとってくれる。
ここにパスすれば、必ず彼がいる。もし、相手に抜かれても、彼がブロックしてくれる。
逆は・・・できていただろうか? たぶん、それほどできていなかっただろう。
でも「体を張って止めてやる!」という気概だけはあった。
特に、仲が良かったわけじゃない。
高校卒業以来、まともに話したことも、ほとんどない。
連絡先もわからない。
でも、体と体をぶつけ合い、
「勝つ」という目標を目指し、汗を流し練習したチームメイトは
どれだけ時間が経って、言葉少なくても、伝わるものがある。
事務所の内装を考えるとき、
「フツーの会社みたいなキレイな事務所にしたくない・・・」
「木目調で、ちょっとゴチャゴチャしていて、レトロな感じ・・・」
「自由とユーモアと仕事を愛するヤツらが、集まる場所・・・」
イメージが断片的で、思考がバラバラだった俺に、
彼が一言、
「中西は、パリの探偵事務所みたいにしたいんやろ?」
「そう、ドンピシャ。それ!!」
20年以上前のコート上のプレイと、何も変わらない
「そう!そこや!!」という絶妙のツボと信頼感。
こうゆう友達を、なんと呼ぶのだろうか?
「友人」よりも、かなり深い。
「親友」とか「心友」というほど、ベタベタ感がない。嘘臭くない。
「悪友」?、、、いや、それはもっと悪いヤツが他にいる・笑
「戦友」?「信友」と呼ぶべきか。。。
こうして「仕事」で、また関わることができたことに感謝するとともに、
成長した彼に、関わるにふさわしい立派な人間であり続けたい!!
ライバルの「腕の良さ」を目の当たりにして、そう感じるのでした。
2012年7月18日 6:53
今日は、岐阜県のご支援先へのご訪問、、、
おおっ、あれに見えるは・・・歴史好きには、たまらない「墨俣城」!!!
織田信長軍の「中途入社の平社員」だった、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が、
美濃の斉藤氏との戦いで、戦略上の要地であった川の中州「墨俣」の地に、
「一夜にして城を築いた」という伝説のお城です。
織田軍の「幹部社員」柴田勝家や佐久間信盛が、信長から築城を命じられるも、
斎藤軍の執拗な攻撃の前に、完成できなかったものを、
秀吉が「私にやらせてください」と願い出て、
築城したものと言われています。
親交の深かった蜂須賀小六ら、野武士たちの協力を得つつ、
上流で木を伐り、築城の模擬訓練を行い、
壁は遠目から見てわからぬよう白い布を張り、極めて短期間での築城に成功。
重要拠点を抑え、信長の美濃攻略の足掛かりとなったそうです。
このあとも、秀吉は、朝倉義景軍との戦いに、
浅井長政の裏切りで敗れ、敗走する信長軍の「殿軍(しんがり)」
(・・・退却する軍勢の一番最後の軍隊=敵の追撃を食い止めねばならない、最も危険な仕事)を、
「私にやらせてください」と買って出て、
信長を窮地から無事脱出させ、織田家の「幹部社員」への道を歩みはじめるのです。
人生にも、仕事にも、
「誰かの役に立つこと」で「それ、私がやります!」と、
買って出なければならない場面が、何度かやってきます。
そこをクリアすれば、大きく豊かな次のステージがひらけるのです。
この場面に、気づかず見過ごすのか、気づいてるのにあきらめるのか。
それとも、前に出るのか。
「墨俣城」に思いを馳せる歴史少年(現オッサン)、
地道な「準備」と、一瞬の「決断」の大切さを実感する。。。の巻でした!