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120円の缶コーヒー理論(経営コンサルタント・中西の独り言)

先週末、就活中の女子大生に
「パッと見、怖い人だと思ってました・・・」と言われました。

(え!!ボク、こんなにタレ目なのに・・・そりゃないよ~)と、ややショックを受け、
少し冷静に、自分を考えるきっかけに。。。

会社のスタッフには、以前から指摘されていたんですが、
「へっ!言ってるだけだろ?」と受け流していました。でも、いよいよ本当のことみたいです。

「大柄で色黒、ヒゲを生やした、見るからに野蛮そうな中年のオッサン」
これからは、世間様から、そう認識されていることを肝に銘じて、生きてゆく所存です。

ところで、、、
支援終わりに、駅の売店で、缶コーヒーを買いました。
できるだけ、爽やかに、威圧感を与えぬよう。。。

売店のお姉様が、愛嬌のある方言で「120円です」
缶コーヒーを渡しながら、「お気をつけて、いってらっしゃいませ!」と言ってくれました。

休憩コーナーで缶コーヒーを飲み、ベンチを離れるときには、
「ありがとうございました!」と(また会いたそうな笑顔で!)

「120円の缶コーヒーは、どこで買っても、すべてが120円ではない。」
このことを理解し、行動できる社長とスタッフがいる会社は、必ず楽しく儲かる、
「どこで買っも120円は、120円でしょ!」そんな会社は、すぐダメになる。
いつも、私がご支援先で言ってることを、
まるで聞いてくれているかのような、素晴らしい対応でした!

こんなスタッフのちょっとした声かけや、売り場づくり、立ち居振る舞いが、
売価120円の缶コーヒーの価値を、200円にも、300円にも、してくれるから、
120円は、どこでも120円ではないんです。

便利な自動販売機とか、安いディスカウントストアとか、豪華なチェーン店とかには、絶対に負けません。

このコーヒーは、ホントに美味しかった!!
お値打ちでした。


アンタの生産力と生産関係は、何か!?

そして、この先輩のすごいところが、
単なる「学術論」で終わらないところ。

アンタの「生産力」と「生産関係」は、何や!!!!

大マルクス先生の理論を、
個人の仕事や生き方にも当てはめて実践しようとするわけです。
はっきり言って、すごいです!!「売上アップの叡智」と言ったら言い過ぎかな?

マインドコントロール系セミナーや自己啓発セミナーに参加してる人に
負ける気がしません。ずっと楽しく役立ちます。(苦しいですけど)

個人の「生産力」とは、
自分一人でも、目的に向かい突き進もうとする力・何かを達成させようとする力・稼ぐ力

個人の「生産関係」とは、
周りのとの調和を図る力・人間関係を築く力・コミュニケーションをとる力

まず、優先すべきは、個人の「生産力」を高めること。
そして、その次に「生産関係」を整えること。

この優先順位の順番を、逆にとらえる人が多くなればなるほど、
チームや組織の生成と発展はない。

大学生は、大学生なりの「生産力」を発揮せよ!
社長はもちろん、新入社員も、社内スタッフも、自分ができる「生産力」を発揮せよ!
その議論は、「生産力」の話か?「生産関係」の話か?

コンサルティングの軸が、またひとつ増え、
グレードアップ完了です!!


マルクス経済学の生産力と生産関係

先日、先輩が主宰する勉強会で
マルクスの「生産力」と「生産関係」について、わかりやすく教えてもらいました!!

生産力に応じて、それに見合った生産関係(働く人の横のつながり・縦のつながり)がある。
だんだん、生産力が大きくなってくると、その「生産関係」が、適切なものではなくなってくる。

生産力と生産関係にズレが生じると「革命」がおきて、
その組織や、統制体制がこわされる、、、、これが、マルクス主義の「生産力と生産関係」です。

クリーニング業界でも、同じですよね。
1日300点の「生産力」の工場には、それなりの「生産関係=人同士の和、組織の体制、仕事の流れ」がある。
1日1000点の「生産力」の工場には、それに対応した生産関係で成り立っている。
もっと生産力が大きくなれば、さらに別の生産関係がある。

ずっと同じ「生産関係」を続けることはできない。
生産力に応じて、生産関係が変化してゆきます。

生産力が発展したのに、前と変わらない生産関係では成り立たない。

考えてみれば・・・
春の繁忙期の何日間かは、荷物がめちゃめちゃ集まり、
否応なしに、生産力を飛躍的に高めねければならないことがあります。

スタッフのみんなが「革命」を起こしそうな気配って、ありますよね。
マルクスは、こんな社会の仕組みを、ずっ~と研究していたんですね。


地域一番化戦略こそ、クリーニング店経営の王道(セミナー開催報告)

先月、東京・大阪にて開催されました「クリーニング2100倶楽部」の今年2回目の例会、
「地域一番化戦略こそ、クリーニング店経営の王道」が、盛況のうちに終了いたしました。

遠方からも、たくさんのクリーニング店様にお集まりいただき、本当に感謝です!!

「うわー、若い人が多いね~。」と会場に入って第一声。
松田社長が驚いていました。

思えば、いつの間にか、この勉強会には、
20代・30代・40代の若手後継者の皆さんが集まるようになってきました。

20代で、親父さんから家業を「借金とともに」継いで、
年商規模以上の借金を7年間で完済、現在、無借金経営。
平均年商3000万円クラスの店舗を作っている松田社長の取り組み事項は、
とても参考になると思います。

50代の松田社長のお話は、
「良き兄貴分」の話として、すーっと入っていくようですね。

このセミナーの内容を現場で実践していただいて、
より多くのお客様、仲間を幸せにしていただくことを願っています。

まもなく、DVD化されますので、
聞き逃してしまった方も、どうぞ!!

→購入はこちらまで

勉強会には、年齢制限があるわけではありません。

気持ちの若い50代・60代のバリバリの経営者の方も、たくさんご参加されています。
「若いヤツには、まだまだ負けない!」
「若返りの秘訣は、若いヤツらと一緒にいることだ!」という先輩方も、是非、ご参加くださいませ。


クリーニングの仕上げをしていたら・・・こんなの!

偶然、ご支援先社長のワイシャツを見ると、
こんな刺繍が・・・。
「TRUE COLORS」=真実の姿 という意味があるそうです。

いつもシャツを新調されるときには、
毎回、そのときの気持ちを英語で表記し、刺繍するそうです。

!!!
実は、ワタシも・・・えへへ。
「似た人、見っけ!」
なんだか、うれしいですね。

私は、スーツの裏ポケットの刺繍(普通だったらネーム)を、
いつも「四文字熟語」にするようにしています。

こうゆうのって、、、どうゆう心理が働いているんでしょうね~。
自己主張があるくせに、人には見られたくない。。。
二人とも共通していた見解、「自分への戒め」として思い出せる!!ということ。

中学生が、学ランの裏地や裏ボタンをつけ変えたりしてた心理?
ということは、未だにチューニ(中2)の脳ミソ?

それとも「見られるわけじゃないのに、でも・・・」ってことは、
女性がブラジャーの柄に、こだわる心理と同じ?
意外にも、女性的な脳ミソ?

じゃん!私のはこんな感じです。
注文するときは、少々の勇気がいりますよ~。
年齢とともに、図々しくなってきまして、、、最近は、店員さんの対応を観察して、楽しんでいます。

クリーニング屋さんは、仕上げしていたら、こんな変なのに気づくことありますか?





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