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お口にあいましたか?

ご支援先とのランチタイムより。
何度か、お伺いさせていただく老舗料亭。

店主さんも、スタッフさんも、
お膳を下げるとき「お口に合いましたか?」と、毎回、聞いてくれる。
毎回、同じフレーズで、
どのお客様にも聞いている。

お客様が、悪い事を言うはずがない。

お客様の満足度を上げると同時に、
お客様の脳内に「良い店だった」「美味しかった」というイメージを刷り込む。
口コミ発生の素を作り出しているのである。

食後のコーヒーを持ってくるとき、
デザートの1枚ものパウチ・パンフレットも、持って回っている。
「ご一緒に、デザートはいかがですか?」
抜かりがない。。笑

老舗であることにあぐらをかかず、
いや、永く支持されるお店であり続けることの一因を感じる。

 
「先日のクリーニングの仕上がりはいかがでしたか?」
今すぐできる、満足度向上&企業永続化方法である。

まずは、2ヶ月限定で実施してみては?

・・・・
前回まで、複数回に渡り、自分の過去ばかり書いたお詫びに・・・
誰でもできる、ちょっとしたノウハウ披露の回とさせていただきます。


脳にも伝わる仕組みのお菓子


お菓子つながり、先週のブログの続き。

バレンタインにいただいた、このチョコレートも、
とても上手に「価値」を伝えていました!

どうですか?
クリーニング業でも、応用可能かと!


人間の接客で120点を狙うか、機械によって75点をキープするか?

吉野家・シャブ漬け戦略が、話題になる前、
別の牛丼チェーンで、ひとり、晩御飯を食べていました。

注文は、この電子パッドから行います。

最初の画面がこれです。普通は、総合分類メニューから開始です。
大胆ですが、とても、良く考えられています。

おすすめメニューを、注文しますか?/注文しませんか?
この画面から、全てがスタートするので、売りたい商品を100%お客様全員にお知らせできる仕組みです。

クリーニングの店舗受付において、
「オプションの案内をしてください」
「コースの案内をしてください」
「それをお伝えすることは、時給に含まれている仕事なんです」
と、どれだけ伝えても、
やってくれないスタッフを雇っているよりも、
このパッド方式=機械に投資したほうが、確実に告知できる、すなわち注文が増える。

ヒトが良いか、機械が良いか、考えさせられます。
この業界も、この方式が良いのかもしれません。


この最初の画面
・・・ほんの少し変更するだけで、1.3倍くらいに、注文数を増やせますね!

どこを、どうすれば良いか、気づきますか?笑


無人販売の行方。勝手に妄想、未来予想

餃子の無人販売店は、これから、どうなってゆくのか?
本当に、空き店舗となり、我がクライアント先の出店場所となりえるのか?

先読みすれば、こんな仮説となる。
1)最終的には、本当に旨い店舗。単品での商品力に優れた店舗しか、残らない。
2)出店第一主義。で店を出したものの、立地選定が甘かった店舗から、潰れる。
3)価格破壊が起こる。現在、横並びの36個1000円が、42個1000円!が出現する。
4)単品で勝負できなくなり、複数商品を扱うようになる。
5)リピーターの重要性に気づき、顧客リストを集めるようになる。

スーパーの冷凍餃子に、勝てているのか?
一番、旨い無人販売餃子は、どれだ?
どの店から、潰れてゆくか??

全種類を、買ってきて、食べ比べをしてみる。
結果、一番おいしかったのは、この餃子である。(私的見解)

この餃子の地元・宮崎県(昨年、餃子消費量・日本一)のクライアント様に聞いてみると、
「ああ、ありますねー」「そんなに美味しいですか?」という、意外な反応。

なーーにーー!?
これが「普通」なのか?? 
ならば、もっと凄い奴らが、この地に存在するのか??
聞けば、この地では、あの「餃子の王将」が、数年で撤退したとのこと。

餃子無人販売店・・・
私が、これからやるなら、宮崎8大餃子・無人販売店だな。(浜松、宇都宮版も作る!)
宮崎の穴場人気店のラインナップ。半年単位で売上下位店舗は、入れ替わり。
そして、通販も絡める。

曲がり角、リスクがあるとすれば、インバウンドの回復だ。
海外から来日する、あの方々を相手に、万引き防止策が、どこまで通用する??
経営者としては不安である。

鳥居&お賽銭箱に1000円を入れる。
なんて、意味が伝わらない。
防犯カメラも、店内メッセージも、通用しない。


穴熊社長が、会社を潰す。

先日、チンパンジーのブログを書いて、
「動物」つながりで、想起したことがあったので、書き留めておきたい。

会社に出勤しても、ほとんどの時間を会社で過ごす社長のことを、
「穴熊社長」と呼ぶ。
穴熊のように、会社に引っ込んで、出てこない。
穴の中でスタッフが働きさえすれば、業績が回復すると思っている。
穴の中から外をみて、「業績が悪い」と嘆いている。

世間=お客様を知らずに、経営ができるわけがない。
会社の中にいて、「市場」を知ることはできない。

自社をご利用いただけるかどうか、それは、お客様が決めることなのであり、
その結果が、売上となる。

つまり、事業とは、市場活動なのである。
現場で、お客様がお金を払ってくれるに見合う
商品・接客・サービス・空間が提供されているかどうか?
お客様が満足してくれているか、不満はないか?
競合店よりも勝っているかどうか?を、確認すること。

社長は、お客様のもとを、定期訪問しなければならない。
小売店の場合は、店舗に相当する。

社長の真の定位置は、社内でなく、お客様のもと。である。
多くの社長は、このことを知らない。

・定期的に行く。
・前もって知らせずに行く。
・一人で行く。
・お客様の声を聴く、売り込みしなくて良い。
・お叱り、ご要望をお聞きする。

 
私には、大学卒業後、入社した船井総研・船井幸雄会長をはじめ、
若いころに影響を受けたコンサルタントや経営者が、何人もいる。
今は「彼は、ヤバイ・・・もし敵に回すと、俺と同じくらい、手ごわい存在だ」と、
認めるコンサルタントや経営者が、何人かいる。

上記、「穴熊社長になるな!会社を出て、お客様の近くに身を置き、市場活動を行いなさい」は、そのうちの一人・一倉定さんが提唱している有名な原則です。

これだけ書いても、ピンと来ない。つまりは、それを実行しないなら、
本家・本元の書籍をご紹介するので、是非、読んでみて欲しい。

ちなみに、それらの書籍の1冊単価は、1万円である。。
20代の頃、その本を、少しずつ買い漁って読んでいた。
この無料ブログで、素直に感じて、ササッと行動を変えるほうが、お得である・笑





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