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院内で学ぶ、マーケティング。孤立効果、対比効果

2日間の外出禁止で、大きな病院に滞在しただけで、
私は、院内にある「コンビニ」に、
ドキドキ・わくわくしていました。

からげくん。スイーツ。炭酸飲料、、、
普段、何も気にしていない商品が、
ここで見ると、急にキラキラ輝いてみえるのです。
何とも言えない「背徳感」が、満載なのです!!

大人用のオムツの品ぞろえが、充実していて、
そこを見ると「現実」を引き戻される。
ところで、このコンビニに、アレはあるのか?アレは・・・
探し回りましたが、ありませんでした。

 
病院のなかのコンビニは、
さながら、
女子高のなかの男性教師。
工業高校のなかの女子生徒。
一般社会では普通。
しかし、その空間のなかにあると、異常にモテる。
このコンビニも、通常以上に、売れていると思います。

マーケティングで言えば、
「孤立効果」
「対比効果」
似た要素が並ぶなかで、一つだけ異質なものは、
目立ち、記憶に残りやすく、魅力も感じやすくなる、心理現象。

WEBデザインのなかで、「申し込みボタン」だけ、色を変える。
余白を大きくして、目立たせたい文字をポツンといれる。
勉強するとき、色マーカーをいれて、覚えやすくする。

そうゆうマーケティングの効果と同じです。


採血の看護師さん。ハロー効果 ⇔ ホーン効果

何を隠そう、
注射が、人一倍、苦手です。
刺さる瞬間も、血も見ていられません。
ずーっと、顔を背けています。
検査用採血に、何本も血を抜くとき、
看護師さんが、作業をするので、微妙に、針が動いたりします。
それさえも、嫌で、嫌で。。。

・・・・
今回受けた病院とは別の人間ドッグでは、
注射刺したあと、検査用に何本か抜く作業が、
自動化マシンによって、行われていました。
これは、最高!! よくぞ、開発してくれた、導入してくれた!
一切、針が動かず、
ウイーーーーーンという音がするだけです。
(この音すら、嫌なんですけど・・)
・・・・

人間ドッグのスタッフさんは、
みなさん、とても親切で、丁寧です。
看護師さんも、案内係さんも、サポートメンバーも。

その中に、一人だけ、
言葉遣いが荒っぽい。動きは早いけど、なんとなくガサツな看護師さんがいました。
「うん、大丈夫やからね!」
「そんで、何時に、ここ来てね~」
「メニュー、ここに置いとくから!」
きっと悪い人じゃないんだろうなー。ということは、
接していて、わかりました。

 
そして、恐怖の(しかし、避けて通れない)採血の時間・・・・
僕の部屋に、この看護師さんが、登場!!!
(あーーー、ダメや、終わった・・・、よりによって。。。。)
(是非もなし!)

と、思いきや、、
この看護師さんの採血注射、まったく痛くない。
あの何本も抜く作業時も、一切、針が動かない。
自動化マシンのレベルを、完全に超えています。
いわゆる「達人級」でした。

しかし、、
もったいない!

「ハロー効果」:一つの良い特徴が、すべての印象を良く感じさせる。
「ホーン効果」:一つの悪い特徴が、すべての印象を悪くさせる。

マーケティングで良く使われる用語「ハロー(天使の後光)効果」の逆
「ホーン(悪魔の角)効果」一歩手前でした。

実は、明らかなる達人だったから、見直されて、感動したものの、
これが、普通レベルの採血技術だったら、
間違いなく、痛い!ダメ!
という印象を受けたと思います。

 
クリーニング店でも、非常に良くあることです。
店舗のクオリティ、清掃レベル、、
受付スタッフさんの服装、言葉遣い、品物の取り扱い方法で、
クリーニングの品質、仕上がり自体、すべてを判断されます。


扱う商品が好き!が、伝わる・伝える。スタッフとお店が、勝ち残る

人間ドッグ。
心電図の検査にて、
機械が、ピーーコン、ピーーコン
と、鳴り始めました。
一時的に、止まるけど、
また、すぐに、ピーーコン・・・と始まる。

(これ、、、死ぬときの音やん。。。)

ドラマなんかでは、そうである。
「お父さん!おとうさん!!」「ナカニシさーーん!聞こえますかーー」ってなる、あのシーンの定番音。

不安に思っていたのが、伝わったのか、
検査技師さんが、
こう教えてくれました。

「すごく良い心臓をしている証拠ですよ」
「心拍数が50を切ったとき、鳴るようになっています。
50前後の心拍数を行ったり来たり、心臓がゆーっくり、動いているってことです。」
「一回でたくさん血液を送り出せるから、何回も動かなくていいんだよ。
ボク、まだまだ、余裕あるよ。って、言ってるんですねー」
「排気量が大きなエンジンみたいな心臓です」

成人男性の平均心拍数70前後に対して、ボクは56。

褒められたことが、嬉しいし、
心臓を擬人化した表現も、素敵です。

 
エコー検査では、
「吸ってー、はい、とめてー」を繰り返します。
これは、検査したい場所を、見やすい場所に出してきて固定するために行っているそうです。
途中、ペットボトルのお茶を飲まされました。
(サービスかな??)と思ってたけど、そうではなく、
これによって、胃に影ができて、エコーに映りやすくなるのだそうです。
この病院が初めて発見した方式であり、今、他の病院も真似している。
と、誇らしく話しておられました。

息をとめた後、「楽にしてください」と、言われて元の状態に戻るのですが、
検査技師さんは、毎日、何度も、きっと数百回、同じことを言ってるせいか、、、
「はい、らく~ざい」
↑「はい、らくにしてください」が、縮まったフレーズと思われます・笑

ボクは「臓器好き」「臓器マニア」に診てもらいたい。
「臓器愛」にあふれる人に診てもらいたい。
個別の臓器に興味を持って、しっかり診てくれる人である。

・・・・
自分の扱い商品を、目の前にしたら、
その特長を、声に出して、お客様にお伝えすることができる。
その商品の「オリジナル=独自性」に感心することができる。
そうゆうスタッフさんを育てているお店が、選ばれるお店になります。稼げるスタッフになります。
・・・・

肺活量も褒められました。
「スポーツ選手並み。この年齢なら20人に1人以下だね」と。

理由として、思いあたることがあるとすれば・・・
小学生のころ、魚を捕らえるために、海の中に少しでも長くいたい!と、
朝夕、洗面器に顔をつけて、何分、息を止めれるか?って、
夏が来るたび、勝手にチャレンジしていたこと。

また、
心肺機能が、そんなに高いくせに、
「あー、もうしんどいわ~。走るの、やめよ~」ってなるのは、
自分は、人と比べて、相当だらしない、怠け者なんだろうな。。と、想像できます。


マイナス言葉を、プラス言葉に。ポジティブ・フレーミング

「〇〇してはいけない」等の、マイナス表現を、
「●●しましょう」等の、プラス表現に、変えること。
これは、
物事の見方・枠組み(フレーム)を変える
「リ・フレーミング」という技術です。

一般的な表現では、「自転車・走行禁止」です。
それを、ここでは「押しチャリ」と表現。

「押しチャリ」いいですね!
かなり高度な「リ・フレーミング」

(喫煙者に対しては、いまだ、厳しく、、ゴリゴリ「禁止」表現ですが)
=たぶん、マーケティングの原理原則までは、勉強していない。
でも、ネーミングセンスやアイデアに、優れた人の手によるものでしょう。
こうゆう人を鍛えたら、数字を作るデザイナーになるけどなあー。

「できちゃった婚」が、「おめでた婚」になり、
「高齢者・老人」は「シニア」。
だから「老人ホーム」は、「シニア・レジデンス」
「従業員」は「キャスト」「クルー」となり、
「お客様」は「ゲスト」。。。等々。

マイナス言葉を、プラス言葉に、
置き換えると、売上が上がります。


先需・さきじゅ/本需・ほんじゅ/後需・あとじゅ

商品には、ライフサイクルがあります。
生まれて、成長して、ピークをむかえ、衰退してゆく。

そのなかで、
1)需要を先に早めに獲得する。
2)需要の本番ピークで獲得する。
3)需要が終わった後も獲得する。

この3段階があることを知り、それぞれに対して、トータルで手を打つこと。
1)「先需・さきじゅ」
2)「本需・ほんじゅ」
3)「後需・あとじゅ」

一般的には「もう終わった」と思われている
3)まで、やりきる。
本当のプロは、ここを知っているのです。

おおー、やってる!
後需(あとじゅ)狙い。うれしくなります。


大阪万博・閉幕から半年以上。まだ、これで稼ごうとする。稼げる。


母の日が終わってから数日、
POPのコメントも、かわいい。
「まだ、需要がある」と知っている。あきらめない。





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