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グレードがあらわれるものは?コンサルタントのホテル宿泊事情

週に2~3日。
年にすれば、約100泊以上、色んな街に泊まり、クライアント先をご訪問します。
こんな生活を約30年。

最近は、インバウンドにより、
過去最高レベルにまで、ホテル宿泊費も高騰しています。

選ぶホテルに、特別なこだわりがあるわけではありません。
もちろん、オシャレだったり、一流だったり・・・というところも良いのですが、
古くても清潔であったり、ホスピタリティに溢れていたり・・・と、
それぞれの工夫がなされているところ、
自分なりの感覚で費用対効果、時間対効果の高いところを選びます。

色んなタイプのホテルのデザイン、調度品、演出、サービスは、
店舗を新築したり、改装したりするときの材料になります。


ヒットマンが、身を隠して泊まるような、ひなびたホテルや。


味わいある和室に自分で布団を敷いて寝ることもあります。

昔、船井幸雄会長が、
「良いホテルかどうかを見分けるコツがある」
と、全社会議で言っていました。

「それは、バスタオルとカミソリだ」
「フカフカで吸水性が良いか、ゴワゴワか」
「刃で肌が痛くなるようなものか、そうでないか」

確かに、20年前、30年前は、そんな感じでした。
最近では、(船井会長の提言もあり??)
それほど、ひどいバスタオル、カミソリを使うホテルも少なくなってきて、
ある程度、レベルが上がり、均質化してきました。
(ずっと注意深く観察しています)

最近では・・・
何が相当するだろう?

某ホテルの歯ブラシは、最高です。恥ずかしながら、持って帰って使っています。

現在は「ドライヤーの質」は、
ホテルのグレードに比例するような気がします。


あなたの血管年齢

クライアント先で、恒例となっている繁忙期前・スタッフ営業会議&勉強会。
市民ホールにて。

こんな案内がありました。
「おお、市がやってるのね!」と思って、
勉強会が終わってから、スタッフの皆さんと共に、立ち寄ってみると・・・

「男性は、できないんです」と断られました。

何でだ!?
世は、ジェンダーフリーの時代だろ??

「実は、私たち、カーブスなんです」
・・・
あ、女性専用のフィットネスジムだから
「男は対象外=お金にならないから、やっても無意味・・」ってことね!

公的なものに見せる「血管年齢測定」で集客。
⇒診断・アンケート⇒⇒親しくなる⇒足りないものは運動⇒健康になるためにカーブスに入会しませんか
⇒まずは体験だけでも。という営業手法です。

「レディたちの機械診断が終わったら、ボクも診断だけしてくれない?」と、粘りました。

「あの垂れ幕みたいなのだけで、診断して欲しい人を集めるの?」
いえ、チラシもまいています。
「へー、何枚くらい?」
確か・・・2万枚くらいだったと思います。
「今日だけで、何人くらい来てくれるの?」
10人ちょっと・・20人いかないくらいです。
「今日は、いつもより多い感じ?」
いえ、普段と変わりないですかね~
「10人診断したら、どのくらいの人が入会してくれるの?」
その日によって、バラバラです。ゼロの日もあるんですよー。
「そうなんやねー、目標とかノルマとか、あるの??」
ええ、まあまあ・・・。
あ、出ましたね!36歳です。
(プロっぽさが、出てしまったかな)

よし、どうだ!


人気パビリオンの共通点と店舗づくりの未来

アメリカ館はじめ、
人気のパビリオン、館内の共通の特徴。

結局は、大きなスクリーンと3D風の画像。
これは、40年前、小学生のとき観たダイエー館と同じであり、
最近の映画館と同じである。

最近の映画館と異なっている点は、下記の内容です。

スクリーンを、横は180度近く、
パビリオンによっては、それ以上の270度にまで、伸ばし、
かつ、天井にまでも伸ばしている点。それと音響。

(アメリカ感、宇宙ステーション)
これを「没入体験」と呼ぶらしい。
でかくしただけだろ? 

でも、きっと凄い技術なんだろうな。
それ用の配置や映像づくりにも細かい技があるんだろうな。

(バンダイ・ガンダム)

クリーニング店舗でも。。
壁面や、天井までもが、LEDパネルのスクリーンとなっていて、
自分が洗濯されてプレスされているような錯覚に陥る映像が流れる。とか、
衣類に関わる、めっちゃ、モチベーションの上がる映像が流れる。とか。

以前から「テーマパーク型クリーニング店」を提唱していますが、
店舗は「パビリオン」とも言える。
こんな店舗になったら、面白いなあー。

人気パビリオンが、人気たる理由を、
クライアント先の店舗に当てはめれば、こんな店舗づくりになるなー。
妄想半分、そうゆう視点で、観覧しています。

・・・・
私が開発に関わる店舗で、
実施することのある、大切な「仕掛け」があります。
それと同じ「仕掛け」を、
いくつかの人気パビリオンでも、実施していました。
(ふふーーーん、オレのやってること、間違ってなかったやろ~)
(どやっ!)
と、ご満悦で、帰ってきました。


(うわっ!ジオング!!目の前に来た!怖いけど・・・かっこいいーー)

「あんなの飾りです。偉い人にはそれが解らんのですよ」
↑すみません、わかる人にしか、わからないガンダム・ジオングの心に残る名言です。


パビリオン雑感 ~世界の国は、日本人に何をPRしているのか?

「アメリカ館」と「中国館」

そりゃ、セットで行かなあかんやろ。
日本がどっちの国と、どう付き合うか、見定めなあかん。
この2国をセットで見に行きました。

今や、世界の二大大国。
日本は、そのはざまにいる。

アメリカ館
「俺たち、ずっと仲間だろ。
宇宙開発とか、日本ではできないだろ?
俺らは、できるんやで。
これからも仲良くしてあげるから、わかっているだろうな。逆らうなよ」
ということを、ニコニコ、爽やかに伝えてくるパビリオンでした。

日米の友好関係をパネルや、映像で、嫌というほど、PR。
メインは、NASA宇宙開発。
映画に出て来そうな、可愛い女性と爽やかボーイのコンパニオンのフレンドリー・トーク。

原爆を落としておいて(落とされておいて)この80年間の占領政策の巧みさよ。。

中国館
「日本の文化って、元々、俺の国にあるもんやからな。出身は同じなんやぞ。
君たち、分家に過ぎないんやで。昔、朝貢してたやろ。覚えてるか?
あ、そうそう、俺ら後進国じゃないで。今、こんなに凄いんやで。
俺ら深海にも、月にも行ってるしな。ウソちゃうからな!」
この表現が、上から目線で、いささかストレートすぎる(=素直で下手な)パビリオンです。

↑中国の月に行ったPR
アメリカの月の石には長い行列ができているも、こちらには行列できず・・・
噓か真か・・・見極める必要があります。実は、NASAを抜いている?

どっちも、
武器の豊富な暴力団である。
戦争をきっかけに、日本を「子分」とした暴力団=アメリカか。
紀元前の昔2000年前から、つい300年前まで1700年間も「子分」だったのに、
130年前、歯向かってきて負けたことに、敵愾心むき出しの態度の暴力団=中国か。

結論、どっちとも、本音では、お付き合いできないぞ。
真実をフラットな目で、見極める必要がある。
自立の道をどう立てるのか?


万博雑感~ひねくれてしまった大人の面白さ!

大人の感性と子供の感性は、異なります。
同じものを見ても、
子供は、比較的、素直に感動できます。
大人の感性は、これまで、生きてきた経験がフィルターとなって、感動できます。

私は、このたび、
相当、ひねくれてしまったなあ。ということを、実感し、
そこが、楽しく、面白い、万博体験でした。

まず、万博の入場ゲートでの、率直な感想が、これ。

 
なんじゃー、こりゃーーーー
アウシュビッツやん!

(映像や文章、想像の限りでは、きっと、こんな感じだったんだろうな・・・)と

広大なゲートの前に敷かれた柵。監視員。
そこに行列をなし、おとなしく待ち、
指令に従い、少しずつ、ゆっくり歩かされる大集団を、目の当たりにして、そう感じました。

(お子様には、出てくるまい、この感想は。フフフ・・・)
(小学3年生のころの私にも、この感想は出てくるまい。ずいぶん成長したぞ・・・)

もちろん、ちゃんと、並びました。アウシュビッツに。
そのなかでも、アウシュビッツを、さっさと抜け出す方法を見つけました。
もう次からは、アウシュビッツしなくてよい方法を、見つけました。
当日、人気パビリオンに、効率よく潜り込む抜け道も、見つけました。

そこは、
競争を勝たせるコンサルタントですから。
2~3時間、観察し体験すれば、目的達成の方法は、ごく自然に思いつきます。

これから行かれる方には、そっと伝授しますね。

 
会場内が広く、脚と腰が悲鳴を上げる。
1日で25000歩でした!

良くも悪くも、
老若男女、貧富の差もなく、
会場内は、みな平等な空間です。

こうなったとき、最後、モノを言うのは、やっぱり「体力」です。

今回の万博テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
ある種、それを実体験できます。
いのち=体力のことである。自らの脚力、臓器のことである。





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