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消費税増税がクリーニング業界にもたらすもの

今日10日の夕方、消費税増税法案が、成立しました。
現在、5%の消費税率は、2014年 4月に8%、
2015年10月に10%へと2段階で引き上げられます。

消費税は、その先も上がることは確実です。

我々、経営人・商売人は、この政策の善悪を論議すること以上に、
したたかに「そうなったとき、どうするのか?」を決めることが、大事なのではないでしょうか?

消費税増税で、企業はどうなるのか!?

大きな企業は、どんどん海外へと市場を求めて進出しなければなりません。
小さな家業経営の会社は、おそらく一握りしか生き残れません。
その地域の、その業種は、トップ3社くらいに集約されてしまいます。

コンサルタントにできることは、
「今のうちにクライアントを、トップ3に入る実力を持った会社にしておくこと」
これに尽きます。
これから1年間は、真の実力が試される時です。

駆け込み需要対策や、税率アップ時のキャンペーンのノウハウは、
3%、5%のときに経験済み。万全です!!


差異を見つける訓練をしてきていませんね。。。人生=マーケティング。

20代~30代が集まった若手スタッフ勉強会にて、
「自分は父親を超えたか?」という質問に対して、

 「超えた」   ・・・0名
 「一部超えた」 ・・・2名
 「超えていない」・・・6名

こんな結果でした。
意外に思った私は、不遜な男か???

特に男性スタッフに対しては「え!?そんなのでいいの??」と。
男は、子供のときから「なんとか父親を超えたい」と必死でもがき、戦い、成長してゆくものと認識していたからです。
意地でも「一部超えた」と言う人が、もっといるのでは?と思っていました。

プロフィール・アンケートの「尊敬する人」の欄に
「両親」と書く若者が増えている・・・という記事を読んだことがありますが、
このことと無関係ではないように思います。

自分が、両親から肉体・環境ともに大きなベースとなるものを受け継ぎ、感謝し育つことは、もちろん大前提として、
さらに、その殻を破ろうとして、努力をするわけです。
外部から色んな価値観をとりこみ、自己を形成してゆくのです。

部下と上司の関係も、後輩と先輩の関係も、
そして、自社とライバル会社との関係も、
共通項として重なる部分に追いつき、そうではない「差異」を見つけることが、
世に認められる(=マーケティング)の第一歩なのです。


前半戦・既存5店舗で800万円の売上プラス!

東海地方にて、
今年3月から、初めてご支援させていただいたクリーニング会社様の店舗別実績です。

この日は、各店舗スタッフの皆さんに集まっていただいての「営業会議」を開催。
1月~6月の反省、それを踏まえて、後半戦に向けての打ち合わせをしてきました。

3月からのご支援ですので、
4月~6月だけなら、20%以上の伸びを記録しています。

ここ5年間の売上実績を
「すべり台のような成績表」と表現しておられた社長さん。

販促費も変えず、リニューアル経費もかけず、ここまでやれる!という
V字回復のきっかけをつかんでいただけたかと思います。

ここからは、ドラゴンズのごとく「昇り龍」でいきましょう。

ちなみに・・・
もちろん、こんな優秀成績のご支援先ばかりではないです。
これが全てではありません!
やっぱり、昨年対比100%が精一杯・・・と苦戦しているところもあります。

※※※
ブログとか、ツイッターとか、フェイスブックとかって・・・
だいたい「上っ面」の「耳触りの良いこと」しか書かないから、イマイチ好きになれない。
本質や真実には、
もっと苦しいことや、大変なこと、ダークなことが、たくさんあるはず。
うちは、いいことばかり書きません。
リアルに行きます!あくまで真実にこだわって。
※※※

で、結局のところ、真実は、、、
トップと私の実施したいことの100%・・・とまではいかなくとも
せめて80%くらいを、現場で実施できれば、このくらいの成績は十分に出せます!

「良質な作戦立案力」×「現場での作戦遂行力」
それが、売上アップのポイントです。


7月になってもガツガツとセールをやる理由

それは、ひとえに、私がしつこい性格だから!!

いえいえ、違います。
サッパリ・スッキリ・サラサラ・・・汗抜きクリーニングのような性格ですよ。

7月にセールを実施する理由は、ただひとつ。
4月・5月・6月に次いで「売上が高い月」だからです。

「売上が高い月」=「お客様が品物を出してくれる月」です。

3月よりも、7月の売上のほうが高いので、
7月に重点的にセールを実施しています。

最近では、
10月や11月よりも、7月の売上のほうが高いこともあります。

ここ数年の、月別・売上実績表を確認してみてくださいませ。
年々、お客様の志向は変わってきています。
いつまでも「自分の固定概念」で動いて、数字が下がってしまうのは仕方がないことです。

魚のとれるシーズンに、
魚獲りに出かけたほうが、無理なく、たくさんつかまえることができます。

売上と販売促進の関係も、同様で、
売上に連動した、相応の仕掛けと販促費を投入することが大切なのです。


120円の缶コーヒー理論(経営コンサルタント・中西の独り言)

先週末、就活中の女子大生に
「パッと見、怖い人だと思ってました・・・」と言われました。

(え!!ボク、こんなにタレ目なのに・・・そりゃないよ~)と、ややショックを受け、
少し冷静に、自分を考えるきっかけに。。。

会社のスタッフには、以前から指摘されていたんですが、
「へっ!言ってるだけだろ?」と受け流していました。でも、いよいよ本当のことみたいです。

「大柄で色黒、ヒゲを生やした、見るからに野蛮そうな中年のオッサン」
これからは、世間様から、そう認識されていることを肝に銘じて、生きてゆく所存です。

ところで、、、
支援終わりに、駅の売店で、缶コーヒーを買いました。
できるだけ、爽やかに、威圧感を与えぬよう。。。

売店のお姉様が、愛嬌のある方言で「120円です」
缶コーヒーを渡しながら、「お気をつけて、いってらっしゃいませ!」と言ってくれました。

休憩コーナーで缶コーヒーを飲み、ベンチを離れるときには、
「ありがとうございました!」と(また会いたそうな笑顔で!)

「120円の缶コーヒーは、どこで買っても、すべてが120円ではない。」
このことを理解し、行動できる社長とスタッフがいる会社は、必ず楽しく儲かる、
「どこで買っも120円は、120円でしょ!」そんな会社は、すぐダメになる。
いつも、私がご支援先で言ってることを、
まるで聞いてくれているかのような、素晴らしい対応でした!

こんなスタッフのちょっとした声かけや、売り場づくり、立ち居振る舞いが、
売価120円の缶コーヒーの価値を、200円にも、300円にも、してくれるから、
120円は、どこでも120円ではないんです。

便利な自動販売機とか、安いディスカウントストアとか、豪華なチェーン店とかには、絶対に負けません。

このコーヒーは、ホントに美味しかった!!
お値打ちでした。





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