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アタマの中には、びっしり「かきがら」

船が海にいると、船底には「かきがら」がくっつきます。

ドッグに上げられた船を見ると、
普段、海の中に沈んでいる船底部分に、フジツボをはじめとする貝殻がビッシリとついている、
あれが「かきがら」です。

「かきがら」が船底につくとどうなるか? ・・・2~3割も船の速力が落ちてしまいます。

そうすると、、、
漁船の場合なら、魚を捕る。
戦艦の場合なら、敵を攻撃する。
タンカーや客船の場合なら、物や人を運ぶ。
本来の「目的」を達成するために重大な支障をきたしてしまいます。

だから定期的に「かきがら落とし」をして、船底をキレイにしておく必要があるのです。

人の頭の中にも、長い人生の中で「かきがら」がつきます。
「業績を上げ、自分が食べ、自分の周りを幸せにする」という人生の目的を達成するために、重大な支障となっているのです。
この「かきがら」を「固定概念」と呼びます。

頭の中に「かきがら」(固定概念)が存在してしまうこと自体は、悪いことではありません。
むしろ、その方が自然だと言えます。

一番怖いのは、自分自身がどっぷりと若い頃の成功体験や、自分流のやり方、楽な方法、
景気が良かった頃のやり方、業界の慣習に浸りきってしまい、
「これでいい!」「これがいい!」と、
自分の頭の中にかきがら(固定概念)がビッシリこびりついていることにさえ、気づかないでいることです。

その点、素人は、知識や技術がないかわりに、「かきがら」もないから、
必要で合理的だと思うことは、どしどし採用して実行します。

異業種から飛び込んできた人が、各業界で良く成功するのは、
この辺りに理由があるのだろうと思います。

業績を上げようと思えば、
他力本願で景気の上向きを待つよりも、頭の中の「かきがら落とし」からはじめることが先決です。

  
今日は、仕事モードで、マジメにブログ書いたぞー!


表彰式や飲み会、、、会議と同じくらい大切かー!

ご支援先の忘年会に出席させていただきました。
12月のバタバタする時期の前に、開催しておられます。

表彰式に、歌謡ショー?、
食事会、さらにはサプライズ・ゲストの登場。。。と、
とっても楽しいひと時でした!!

みなさんの会社では、こういった「公式な宴会」的なもの、実施していますか?

個人的には(照れ屋サンなので・・・)
こうゆうことを、積極的にやりたいタイプじゃありません。。
当社でも、公式行事としてはやっていませんし、
ご支援先にも、オススメしたこともありません。

やっぱり、必要なのかな~。
と、最近は、こんなイケテルご支援先の取り組みを目の当たりにして、
少し考え方が、変わりつつあります。

日本式経営の「飲み会」「表彰」「運動会」「宴会」
好き・嫌いのレベルで、判断してはいけないことなのかもしれません。
こんな本を参加者全員にプレゼントされていました。
絵本形式で、小学生でも3分で読めます!

簡単だけど、すごく深ーい内容です。

緑色のカエルと、いっぱい会いたいな!
今日の忘年会自体が、私にとって緑色のカエルなんだな・・・


成長しない中途入社スタッフが、必ず発する言葉

先日のブログの対極。。。
「戦力にならない(特に)中途社員」の特徴を、簡潔にお伝えします。

それは、、、入社後、成果が求められる段階になって、この言葉を発する社員です。
「今、種をまいているところです」
「今は、仕掛けの段階で・・・」
「現状を把握しているところで・・・」

この類の言葉を発する、中途社員は・・・まあ、まず、ダメです。

「種」が芽吹いたことはないし、
「仕掛け」が功を奏した例もない。。。

自尊心の強い=傷つくことに慣れていない人の
成果を上げられないことに対する、自己保身のための言い訳なのです。

  
「こうしてみましたが、成果につながりません。。。
次は、こんな方法でやりたいと思いますが、どうしょうか?」

数字や現状、そして「ここでの自分の実力」を率直にとらえることと、
「仕事を進める軽快さ」を教えてゆかねばなりません。


オトコの魂・オトメの叫び(地域性でも何でも、受容し発展させよ)

写真は、ご支援先クリーニング店の「商品別・年間売上ランキング」。
中ほどに、ご注目ください。
第26位「まわし」って・・・そう、お相撲さんがしてる「まわし」。
男の魂「ふんどし」です。

この地域の男たちは「まわし」姿で、秋祭りに参加します。
年に1度の一大イベント。
で、この「男の魂」、、、さすがにデカくて硬い!=家で洗えないので、クリーニングに出してくれるのです。

なんと、年間売上ランキング・堂々の26位!!

その地域には、その地域の「地域性」が存在しています。
コンサルタントは、「余所で上手くっているから・・・」と、ちょっと上手くいったことを、全てに当てはめようとします。
「地域性」や「歴史」まで加味して、深く本質を突き詰めたうえで、
受け入れて、発展させてこそ、その会社の業績が上がります。

たとえば、このお店・・・お祭好きな地域柄とあって、セールやチラシには、驚くほど反応してくれます。
他にも、たくさんの特徴をつかんでいます。

   
「いっぱい集まったね~、来年も・・・」と、女の子に、このランキング表を見せると、、、

「ワタシのブラウスとかワンピースと、一緒に洗ってるんでしょ!?」
「ギャーーーー、ヤメテ~~ぇぇぇ! オエーーーー#△%☆∥」
「ゼッタイ、そのお店行かない!!」と、乙女の叫び・・・。

なるほど~、女子は、そう思うのか!!まったく気づかなかった・・・。
ならば、これも受け入れ、発展させて・・・・と。
来年の販促物には、
ちゃんと「通常クリーニングとは、別工程で1点づつ魂込めて、洗います」と、書かせていただきます!


OO7・商品スパイ

先日のブログ・弊社「たこ焼き」調査みたいに
クリーニングの商品力調査をしたことはありますか?

他社にワイシャツを出してみて、仕上がり品を集めてきて、
そこに、自社のワイシャツも、混ぜて、
包装をあけ、ハンガーもタグもはずした状態で、、、、。

スタッフみんなで、ワイワイ・ガヤガヤ
「エリもとの仕上がりはいいよね」
「このシワって、どうやったらできるんだろ?」「ここのシワ、少ないよね」
「こうすると、キレイに見えるね」等々。

「品質」は、独りよがりになりがちなもの。
自分が頑張った、とか。自分がこれがベストと思っているから、とか。
そんなことは市場では、一切関係ありません。
すべては、お客様が決めるのです。

価格だけが「商品力」ではありません。
お客様目線の「品質」が、最大の「商品力」です。

  
というわけで、実は、単にお遊びで、たこ焼きを買い集めたのではありません。
ご支援先からお預かりした、大切な御曹司に、
商品力調査の大切さとやり方を、商品を変えて、実感していただきたかったのです。

そして、昼ご飯さえも、ボサーッと食べてはならない。
そこから何かを学べ!と。   

(そいうえば、、、ソース味・・・ちょっとしか食べれんかった・・・)
A型は、地道で、執念深いのだ!!





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