2025年4月19日 20:14
クライアント先でも、どの会社でも、
「主力スタッフが退職する」という事態が、時々起こります。
逃げることのできない立場である「経営者」は、
そのとき、お先、真っ暗。絶望的な気持ちになります。
ですが、
そのあと、現状よりも良い方向に向かってゆくものです。
主力スタッフの代わりに、
・別のスタッフが成長して、頑張ってくれるようになります。
・全員がレベルアップします。
・もっと良いスタッフが入社してきます。
組織体は、そうゆう風になっているものです。
様々な経営者の近くに仕えさせていただき、
幾たびも、そうゆう場面に遭遇してきた私は、断言できます。
当事者である経営者ご自身は、
その場では理解できないことも、多いのですが。。
適度に焦って、適度にジタバタするくらいが、ちょうど良いものです。
必ず、会社自体、組織自体はグレードアップできます。問題ありません。
1年後には「残念ではあるけれども、辞めてもらったことは、結果、良かったですね」
となります。
実は、まだ野球の話が続いています。
上記の裏付けとして。
近年、日本の各球団からはエース投手が、
FA移籍したり、メジャーに行くことが多く、チームから「退職」してゆきます。
しかしながら・・・・
・日本ハムから、エース・ダルビッシュが抜けた後、
もうダメだ・・と思っても、優勝します。
・広島から、エース・前田健太が抜けた後、
もうダメだ・・と思っても、優勝します。
・松坂大輔が抜けた後も、菊池雄星が抜けたその年も、
西武は優勝しています。
・昨年は、DNAからエース・今永が抜けた後、
ダメだ・・と思っても、日本一になりました。
きっと、そうゆうものです。
今年は、
佐々木朗希(まあ、エースとは呼べないけどねー)が抜けたロッテ。
菅野が抜けた巨人。
久里が抜けた広島。
チャンスが巡ってきたんじゃない?と思っています。
大事な要素が抜けても、
全体としては、うまく回るようになってゆく。
これを生物学で「動的平衡」と呼びます。
2025年3月30日 19:41
爆裂な補強をした巨人。
中日の守護神・マルチネスを、4年50億円。
FAでソフトバンクの甲斐も獲得。
今年も、ほぼ補強ナシ、
現有戦力で戦う阪神。
この2チームに、まず注目である。
巨人の監督は、就任1年目でペナント優勝を飾った、阿部慎之助。
阪神には、藤川球児が、就任。
名解説だったけど、監督として、チームを勝たせる手腕はどうか?
以前のブログより
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2021/11/21/
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2022/11/20/
選手個々の能力アップ、プロ意識の植え付け、1対1の局面には、長けていそう。
だけど、
・試合の中での戦術采配はどうか?
・「負け」が込んできたときのマスコミ、ファンへの対応がどうか?
こんなところに、藤川球児監督への期待と懸念の仮説を持ちながら、見てゆきたい。
監督同士が、永く、チームの中心を背負ってきた二人。
「選手時代は、ほとんど、しゃべったことがない」
「敵チームの選手とは、プライベートでもしゃべるな、仲良くするな。
そうゆう教えを受けてきた世代ですから」
しかし、互いに通じ合うものがありそうな二人である。

阿部慎之助の甲子園での最終打席は、藤川球児との対戦でした。
藤川は、全球ストレート勝負を挑み、
阿部は、全力フルスイングで、応える。
ホームラン性のファウルを飛ばしたあと、全力の空振り三振。
このとき、信じられないことが起こっている。
甲子園球場の大多数を占める阪神ファンから
「慎之助、慎之助」の大声援がおこる。そして、万雷の拍手。
阿部は、ヘルメットをとり、手をあげて、
阪神ベンチ・阪神ファンに、感謝の気持ちを伝える。
阿部慎之助は、ライバル球団・巨人の「親玉選手」ですが、
阪神ファンも、一目置く、そうゆう存在でした。
両チームの対戦が、楽しみです。
2025年3月10日 19:00
NHK「プロジェクトX」
オウム真理教の有罪を立証するために戦った、警視庁・科捜研班の特集より。

科学はウソをつかない。
科学に多数決はない。

経営も「科学」にもとづき、立証する。
「科学」には意思がない。
だから、
科学の上に、「意思」「心」を載せる。
真実を見る目を持ち、
俯瞰的に全体像を見ながら、
自分の位置づけがどうゆうものかを把握して、
意思決定を行い、100%の行動で遂行する。
2025年3月2日 19:06
ドキュメント72時間、年間総集編。
福島県のドライブイン、これがラスト。
顔出しNGの親子さん。一度、取材拒否したけど、戻ってきて話してくれた。
このドライブインについて、
伝えておきたいことがある。と。
「もうずっと20年前、そのころ2人分、頼めなくて。
一人分を分けて(娘に)食べさせてたんですけど」

「必ず、子どもの分の器を(お店の人が)持ってきてくれて
ごはん、(おかわり自由の無料)サービスじゃないですか」
「お味噌汁まで持ってきてくれたのは、とても感謝と思って。
何も言わないけど、見ててくれてるんだな、と思って」

「そこで育てた娘が、ちゃんとしっかりしてくれて」
「だから、そのときがなかったら。今もなかったかなと思ってます」
「毎回、来たときには、じわっと味わいながら、
かみしめて食べてます。今は一人ずつ注文できて。。」
「それで恩返しを、ちょこっとづつしていこうかなと思って」
おいしさと優しさを力にかえて、
それぞれの道のりを、前へ。
2025年2月16日 18:48
ドライブインに、
ペットショップに勤務しながら、
起業を目指している、という若者が来ていました。
「自分、独りぼっちになった経験があるんですけど
まあ、両親が離婚したんです」
「小学校から母親と一度も会ってないです。
そんなとき、当時飼っていた猫ちゃんが『にゃーん』と来てくれると
そんなときでも笑顔が生まれるんですね」

支えになったのが、動物だったから。
ペットショップに勤務しながら、トレーナーを目指している。
「お母さんに、最終的に会うために、起業したいなって思っています。
『大きくなったらまた会おうね』って、(母親に)言われて、別れたんで」
「いつか会えるかな。って。届くかなって。
自分が大きい存在になれば、気づいてくれるかな、とかって」

・・・・
今どき、こんな子もいるんだな。
昔話にあるような現実の話。
お母さんに見つけてもらうために、自分が大きな存在になりたい、起業したい。と。
「情熱」の源泉は、「受苦」である。
苦しみ、悲しみを跳ねのける力が、情熱のもとを生み出す。
(やめとけ、そんな母親と会っても、ロクなことにならんぞ)
(会うだけなら、お金貯めて、探偵に依頼して、調査をかけろ)
なんて、思いつつも。。
これは、なまじ知恵のついたジジイの最もダメなところです。
ピュアなハートを応援したくなる若者でした。