2022年7月16日 21:29
先日のブログ、通学路の選挙ポスターつながりで載せておきます。
小学校・中学校のとき、「通学路」というものがありました。
通学路以外の色んなルートで、帰ることが多い子供でした。
そのルートは、5~6ルートに及ぶ。
・近道コース
・ザリガニ&カエルコース
・蛇うじゃうじゃコース
・畑のあぜ道コース
・路地裏コース
・廃墟病院コース
・友達の通学路コース。。
そんなこともあり、
少年には「通学路以外のルート」を推奨している。
少年の行動範囲は、占有範囲。つまり「縄張り」である。
「寄り道」は、自分の「縄張り」を拡げている活動である。
生物としては、正しい行為をしている。
生きるために、大事なことをしているのだから、
この本質を、ガチガチに去勢してしまうのは、どうなんだろうかと思う。
「通学路」というルールがあることは仕方ない。
でも、本能でもって抗う様を、温かく見守ってやろうではないか!
ひとつだけ、注意点がある。
少年よ、車と変な人には、気をつけろ。通学路は、最も安全な道であり、
それを逸れれば、それだけ危険の度合いも高まる。
ルールを破れば、先生に怒られることもある。
自分の身は自分で守る。責任が発生することを忘れるな。
寄り道も、道草も、
自己責任において、
どんどん、やれば良い。
経営においても、
「縄張り」を拡げるには「寄り道」が、最も効果的なのである。

出張先で、普段のホテルと別のホテルに泊まってみると、色んな発見もある。
こうして、設計・内装・空間づくりの知識の「縄張り」を拡げている。
今でも、寄り道を実践している。
2022年7月10日 21:16
「選挙ポスターの掲示板を見ておけ。で、感想を聞かせろ」
偏屈オヤジから、19歳に対して、また(大変、迷惑な)宿題が出された・笑
ズラリと並ぶ各党・各候補者のポスターは、
衆議院の場合とは異なる、参議院選挙の華。楽しみ方のひとつである。
※なぜ華か?わからない人は、「公民」の教科書で、衆・参の選挙制度の違いのおさらいを・・・

もちろん、
ポスター1枚で、選挙の勝ち負けが左右されるわけではない。
しかし、このポスター1枚に、作った人の本質があらわれる。

「個別性は、普遍性」という大切な原則である。
「ポスター」という1つの事象に、各陣営の本質・意図・見識があらわれている。
私は、コンサルタントという職業柄、
「商品力」を相手に伝える「販促力」のうち「広告ツール」としての、出来栄えはどうか?という視点でも、
これらのポスターを通して、その党と候補者の本質を見ている。
今回のポスターたちも、なかなか、面白いぞ!

で、ポスターへの評価と見解を、19歳と互いに戦わせる。
「なるほど、キミはそうゆう視点かー!」
「ちょっと待て、それはどうゆうことや??」を知り、また、強く、優しくなる。
・・・・
選挙ポスターと言えば・・・
小学生のころ、通学路の選挙ポスターの中で、適切なターゲットを決め、
鼻の穴を大きくしたり、
額にヤクザマーク(=手術の縫合後)を入れていた。
相合傘も作っていた。
(これらは選挙の妨害罪にあたるので、良い子は真似しないように)
誰をどうすれば、一番、面白いだろうか?と、
小学生なりに、真面目に考えながら、やっていた。
最小限の追加で、最大限の効果。が、主義だった。
この基本思想は、40年経った今でも変わっていない。
が、
あのころの選挙ポスターの「楽しみ方」から、
私は確実に成長している・笑
これ、面白いなあー。とか、
どれがいい?とか、言いながら、
子供たちに、楽しみながら、政治に興味を持たせてみては?
2022年7月2日 21:34
天心・武尊は、地上波テレビでの放送がされなかった。
村田諒太の試合も、そうであった。
このあと、朝倉未来・メイウェザーも。
ペイ・パー・ビュー(PPV)という、有料ネット視聴での放送。
選手は、テレビよりも、数倍、稼げるそうである。
カネの問題だけではない。
格闘技の興行には、昔から、ほぼ、反社会勢力が絡む。
チケットを、まとめて購入してくれるのだ。
今の時代、リングサイド(今回、数百万円の席)に、
組長さんが座っているのが、
地上波4Kの高画質映像で流れたら、フジテレビの上層部のクビが飛ぶ。
ちょっとでも「グレーなもの」「危険なもの」
「荒々しいもの」は、地上波で放送しなくなる。=世間から排除される。
上島竜平さん的な笑いが、地上波で放送されなくなってきたことも。
「自殺」という言葉自体が、地上波から消えていることも。。
大衆を動かすメディア側が、そう変わってきている。
それにつれて、消費者は、どう変化するのか?
消費者心理をとらえるためにはどうするか?
私たちのマーケティング手法も、見直さなければならない。
ちなみに・・・辰吉・薬師寺の試合の雑感。
・やはり昔なので、反社世界の方々が、リングサイドに大挙、押し寄せている。
・現在の井上尚弥の強さを、改めて知る。仕留める力が、圧倒的である。
・具志堅用高さんの愛にあふれる解説が印象的。
「テレビで観てるのと、私たちが見るのと違うんですよ、左の眼が心配なんですよ。
12Rまでさせると大変なことになります、
全く見えてませんからね。セコンドは判断して欲しいです」(8Rの途中)
「トモダチになったちゅーかですねー」(12Rのゴング終了後、抱き合った二人を見て)
2022年4月3日 22:52
最近、巷に増えている、冷凍餃子の24時間・無人販売店。
約2年前に、関東エリアで初めて遭遇しました。
その「増殖力=店舗開発力」たるや、感心するばかり、、
ご支援先の出店候補エリアを、先制して押さえられ、何度も苦い経験をしました。
「悔しい・・・」この商売、廃れて、空き店舗にならないか??
(タピオカ屋、高級食パン屋と、同じ運命にならないかな・・・)
他人の不幸を待つ、性悪な根性丸出しで、餃子無人販売店舗を見ている。
そのときは、必ず入居してやる!!
いつか、そのときのために、各種情報を得ながら、ねちねちと観察を続けている。
今や、全国に多種多様な「餃子」ブランドが乱立するようになりました。
どのくらい儲かるのか?
FC募集に関心を持てば、数字も公表されている。
当然、募集が目的なので、良いことしか書かれていないが、
プロが見れば、実際、どんな数字になるのか?
裏付けをとれば、だいたいわかる。
気になるロス率(=万引き、泥棒)も、あるにはあるが、
FC加盟した経営者に言わせると、
「飲食店の人件費を考えれば、その程度のロスは、大した問題ではない」
「稼がないスタッフに、払っている給料。こっちのほうが、よほど泥棒的ですよ!」とのこと。
なるほど、そうゆう感覚か・・・納得である。
ダメ・スタッフと、ダメ・経営者にとっては、
これから、本当に、つらい時代が来るだろうなあ。。
そんな予感の漂う「アナログ・無人販売」の隆盛です。

ちなみに、カラオケ店は、コロナ禍で、ほぼ無人スタイルを作り上げた。
莫大な利益が出る可能性のあるチャレンジだ。
コロナ前は、一生懸命、『飲食の充実で、付加価値売上を!』とか
『ご年配層・主婦層をターゲットに平日昼間の利用の促進を』なんて、やってたけど、完全に方向転換。
受付は無人。飲食メニューは絞り込み。
食事はフロアの置き場に置いておくから、お客様が勝手に取りに行く。
お客様からすれば、これで十分である。
絶好調で歌っているとき、
コン・コン・コンって、業務的なスタッフが入ってこないのは、何より良い!
現在のスタイルは、アルバイト2名(もしかしたら1名?)で、運営できる。
本社一括管理とかしてるんだろうなあー。
コロナによって「強い仕組み」を作り上げて、
客足が戻り、固定費削減の効果が出るのを、虎視眈々と、待っている。
2022年2月20日 21:15
「なぜ、質問しないのか!?」
私も、入社してからの約3年間、
いつも先輩に怒られていたセリフである。
質問の量は、成長に比例している。
しかし、
その質問ができないのである。
質問しないスタッフの気持ちが良くわかる。
・自信がない。
・恥ずかしい。
・何を質問して良いのか、すら、理解できていない。
・目の前で起こる知識を身につけるのが、精一杯。
知識を、自分で実行してみてから、
自分で実行する。と決まってから、
初めて、本当の「質問」が出てくる。
それが成長の最速ルートである。
という「原則論」を教えて、あとは、じっくり待つしかない。